私が復縁アドバイザーを始めて10年以上が経過しました。
10年以上やっていると、一度復縁されたのに、また別れた
というご相談を目にすることもあります。
また、ご相談を担当していた相手とは別の相手とお付き合いを
始めたものの、また別れたのでご相談を頂く、というケースも。
逆に、復縁後もっと絆が深まり、結婚しました、という
ご報告を頂くことも多いです。
なぜ、このように明暗がくっきり分かれてしまうのでしょうか?
せっかく新しくお付き合いを始めても、復縁をしても、
長続きしない人にはある特徴があります。
この特徴を知り、できればそうならないように参考になればと
思います。
★お付き合いが長続きしない人の特徴その1
「重くなりすぎる」
これは本当によく目にします。
お付き合いが始まると、そのことが生活のすべてになってしまい
何をするにも、そこに起因してしまう、というケースです。
あれをしてあげたい、これをしてあげたい、と考えてしまいます。
この事自体はサービス精神が旺盛ということですし、そもそも
何かしてもらって嬉しくない人はいないと思うのです。
ではなぜ、相手は嬉しいと思わず、重いと感じてしまうのか。
最後に種明かしをしますね。
★お付き合いが長続きしない人の特徴その2
「相手の時間を拘束しがち」
帰宅後には必ず連絡をすることを要求する、
休みはデートをすることが当たり前。
といった感じで、相手の時間を拘束してしまうと、徐々に
面倒になり相手は別れを意識し始めます。
ですが、愛があればずっと一緒にいたいと思うし、デートを
したいと思うのではないか、と思われるでしょう。
そうなのです。
人それぞれ自分の時間の使い方は異なりますが、基本的には
好きな人ならば一緒にいたいと思うものです。
それがなぜ、拘束と思われてしまうのか。
ここにも、根本的なある問題があります。
★お付き合いが長続きしない人の特徴その3
「恋人同士なら何でも知っているべき」
お付き合いをしているのなら、相手のことは何でも知る権利が
あると思っているケースです。
仕事終わりにどこに行ったのか、誰と行ったのか
何を話したのか、何を食べたのか、何時に帰ったのか。
事細かにスケジュールを知りたがります。
それに答えられないと、やましいことがあるのでは?と
疑ってしまうのです。
これをすること自体も面倒に思われることが多いのですが、
こうして相手を知りたがる傾向にある方は、
自分のことも事細かに相手に話したがる傾向にあります。
相手からすれば、あなたのすべてが分かってしまうので
これはマンネリを加速させる原因にもなります。
なぜ、そんなことになるのか。
それも最後に種明かしをしますね。
★お付き合いが長続きしない人の特徴その4
「とことん話し合えば解決できると思っている」
白黒ハッキリ付けたいと思うタイプに多いのですが、とにかく
ギクシャクしたときは、話し合えば良いと思っています。
しかし、実際は相手を追い詰めているだけのことが多いです。
相手が言わないということは、言わない方が良いと判断したこと
だと思うのです。
それを根掘り葉掘り聞き出そうとすると、聞かなくても良いような
余計なことも耳に入り、結果、余計に関係がこじれる、という
ことも多いです。
相手が言わないということは、あなたと上手くやっていこうと
思っているからあえて言わない、ということもあります。
それは浮気とかそういうレベルのことではなく、
何か問題を抱えても一人でじっくり解決したいタイプなの
かもしれません。
また、不安にさせたくないという愛情から言わないことが
自分の美学だと思っているタイプもいます。
そういう相手にすべてを暴露させようとすることは大変な
ストレスを与えることになっています。
あなたが白黒ハッキリ付けたいと思うように、相手は
曖昧な部分を残したいと思うタイプかもしれません。
それはどちらが正しいということではないと思うのです。
こうなってしまう原因もとを辿ればたった一つです。
★お付き合いが長続きしない人の特徴その5
「自分をよく見せようとしすぎ」
頑張ってよく見せようとすることは素晴らしいです。
ですが能力以上、ご自身の生活水準以上によく見せようとか
よく思われようと頑張ってしまうと、長続きしないことが多いです。
なぜなら、お付き合いをする前が最高の印象になるからです。
あとは「思ったほどじゃなかった」とマイナス印象になって
いくだけなので、愛情が冷めやすいのです。
ありがちなのは、恋愛にドライなタイプに見せておいて
実際はとても依存するタイプだったとか。
大人の振る舞いをしていたのに、実際は甘えただった。
家事ができそうに見せていて、実際は全くできなかった。
などなど。
よく見せることは悪いことではありません。
大切なことは、よく見せた上でそれに見合うように努力し
相手に「思った通りだった」と思ってもらうことです。
よく見せるだけで、その状況に近づこうとする努力をしない
状態では、やはり減点で冷められると思います。
★一体、根本の原因は何なのか?
今回ご紹介したような5パターンの方の特徴。
根本的な原因はたったひとつです。
それは
「相手の要求と自分のしたいことが噛み合っていない」
ということ。
相手がどうしてほしいのか、ということよりもまず
じぶんどうしたいのか、ということが行動の原点になって
しまっていることが多いです。
例えば重くなってしまうケースも、相手の求めることを
してあげたなら、感謝されるだけで重いとは思いません。
ですが、相手が望んでいることではなく、自分がしたいことを
相手のためだと思いやってしまうので、相手は
「いやいや、そんなことしなくていいから」
となってしまい徐々にそれが「重い」になってしまうのです。
大切なことは、相手が何を望んでいるのかな、ということを
まず最初の発想の起点に持ってくること。
それだけで、お付き合いはグーンと長続きすると思います。
頑張っていきましょうね!
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