先週、35歳からの復縁で注意してほしいこと、という話を
書かせて頂きました。
たまたま、先日20代の女性向けファッション誌の取材を
お受けする機会がありました。
復縁特集をされるとのことで、わざわざお越しいただき、
色々とお話をさせて頂きました。
そこでちょうど年代的に20代の復縁について多角的に考える
機会があったので、今回は25歳からの復縁についてお伝えします。
先週同様「私には関係ない」と思われる年代の方もいらっしゃるかも
しれませんが、そんなことはありません。
ぜひぜひ参考にしてみてくださいね。
まず、この25歳という年齢は、ちょうど節目の歳だと思います。
職場でも新人ではなくなり、そろそろ後輩の指導を任されたり
責任ある立場になっていく年代です。
恋愛でも、そろそろ結婚を視野に入れ始める時期です。
あなたがそう思っていなくても、おそらく周囲はそのように
思っていることが多いので、知らず知らずにプレッシャーに
感じてしまっていることもあるのではないでしょうか。
こうなってくると、ちょっとした変化が出始めます。
実は、この25歳を境目に男性も女性も、
恋愛でお互いに求めるポイントが変わってくるのです。
25歳までは、純粋に恋愛を楽しんでいらっしゃる方が多いです。
ですから一緒にいて楽しい、楽しくない、というポイントが
別れに影響することが多いです。
ですが、25歳からは「結婚」が絡んでくることが増えてきます。
結婚相手として見た時に、一緒にいられない・・・という
理由からの別れがドンと増えてきます。
これは本当に多いのですが、25歳以上の方のご相談の50%
くらいは結婚絡みの別れです。
直接結婚をするしない、などの話ではなく、結婚相手として
見た時に条件を満たしていない、という理由の別れが多いのです。
まず、男性からお伝えします。
男性の場合は、この時期に転職を考えるケースが多いです。
新卒として入社し、3年ほど経過し、そろそろ仕事が分かって
来た頃だと思うのです。
そして、自分のビジョンと仕事にズレが出てくる頃でもあります。
また、転職をするなら30歳より前に・・・と考える方も多いです。
こうしたことから、転職を考える男性が多いのです。
ですが、女性側からすると、
「結婚を考え始めていたのに転職なんてすると、
余計に婚期が遅れるではないか!」
とフラストレーションが溜まります。
そこで別れを迎えてしまう、というケースが多いです。
では、転職をしなければ良いのか、というと
そうではないのです。
そもそも、ご自身の人生設計を考えた時に、転職が必要だと
思ったからこそ動いたと思うのです。
まさか今の職場から逃げたい一心で転職、なんて人は少ないでしょう。
もしそうなら、その逃げ腰から直したほうが良いと思うくらいです。
大抵の方は、将来のビジョンを考え、より良い職場環境であったり
やりたいことにマッチした仕事だったり、より高い収入を求めて、
などなどの理由から転職を考えていると思います。
ですから、それは必要なことだと思うのです。
ただ、問題は転職ではなく、彼女への説明不足にあります。
彼女は結婚も視野に入れていたのに、フラフラしているあなたに
不安を感じていたはずです。
転職ではなく、この「不安」こそが別れの原因だと思うのです。
ですから、大切なことは不安にさせないよう、明るいビジョンを
伝えていくこと、現状を正直に伝えておくこと。
そして、一番大切なのは「期限を設けること」です。
彼女は先の見えない不安があるのですから、「○月までに決める」
などきちんと、先を提示してあげる事が大切です。
このように、転職ではなく原因は他にあったのです。
ですから、これを踏まえた上で復縁にも活かしていくと
良いと思います。
次に女性について。
女性の場合は、先にも書いたように「結婚」という結論を
無意識に求め始めてしまいます。
頭の中で○歳までには結婚して、○歳までには子供を産んで・・・
という感じで計画を立ててしまうのです。
自分では強く意識をせずとも、周囲が結婚を始めたり
プレッシャーをかけてきたりと、嫌でも意識する時期です。
それが何となく彼にジワジワと伝わります。
ただ、あなた自身は「彼に結婚のプレッシャーを与えたくない」
と思っているので、おそらく花嫁修業的なことはしていないでしょう。
これまで同様、彼の可愛い彼女でいたいと思っていたでしょう。
すると、ここにギャップが生じます。
彼は結婚という無言の圧を感じ、あなたをつい結婚相手として
見始めるのです。
家庭を任せられる女性なのか、
自分を立ててくれる女性なのか、
疲れて帰って来た時に、居心地の良い相手なのか、
結婚後の生活を意識して見ています。
ですが、あなたはこれまでの恋愛同様、彼に頼るでしょうし
彼が疲れていると「つまんない」と平気で言うでしょう。
となると、徐々に彼は「結婚相手としてどうなのか・・・」
と考え始めます。
そして「自分はこの子とは結婚できないな。」と思い始めます。
最終的には「結婚という責任をとる気のない自分と付き合って
いるのは申し訳ない。ちゃんと結婚してくれる男と付き合えよ」
と別れを切り出すのです。
では、結婚というプレッシャーを与えなければ良かったのでしょうか。
それは少し違うのです。
あなたは特に直接彼にプレッシャーをかけたわけでは
無いと思うのです。
単に彼が結婚できないと思い、あなたに別れを告げたのです。
ということは、問題は結婚のプレッシャーではありません。
むしろ、結婚相手として考えられない、と思わせてしまったことが
原因だと思うのです。
それなら、復縁の際には、別れて急に大人びたあなたを
アピールしてみましょう。
彼はきっと「あれ?こんな一面もあったのか」とあなたに
もう一度興味を持ち始めると思うのです。
25歳という年齢は、面白おかしく「クリスマスケーキ」と
言われることもあります。
つまり、クリスマスの25日を過ぎると、急にケーキが
安売りになるようなもの、という若干意地悪な理由です。
本当は全くそんなことはありません。
ですが、そのくらい、つい意識をしてしまう年齢だと思います。
そして25歳から35歳、いわゆるアラフォーといういう世代は
『結婚』の問題がいつもついて回ると思ったほうが良いです。
自分ではその気がなくとも、相手が責任を感じてしまうことも
あると知っておいたほうが良いです。
ぜひ、このように彼(彼女)の気持ちを振り返ってみて、
どこからリスタートを切ると、復縁がスムーズに進むのか
考えてみてください。
あなたにも、まだまだ復縁のチャンスは有ると思います。
頑張りましょうね。