別れ際に揉めるよりも、潔く別れたほうが復縁しやすい、と
言われています。
もし、あなたが別れ際に売り言葉に買い言葉で揉めに揉めていたら
もうそれだけで復縁が茨の道のように感じてしまうかもしれません。
ですが、本当に別れ際が潔ければ復縁には有利なのでしょうか。
実は、沢山のご相談を拝見してきて、答えは必ずしもYESではない
と思うことも多いです。
では、どんなケースでは潔いと良くて、どんなケースだと
良くないのでしょうか。
<良いケース>
相手に他に好きな人が出来た、付き合いたい人がいる
といった場合。
もう相手の気持ちは他の人に向かっています。
この場合に、あなたが拒んで揉めてしまうと、印象が悪くなる
一方です。
相手の幸せを思って「それなら仕方ない」と潔く別れることで
あなたの印象は「いい恋人だった」というものになります。
<良くないケース>
別れ際は潔かったのに、なぜか復縁の際に相手に嫌悪されている
というケースがあります。
これは、潔いことがかえって悪印象になっています。
なぜそうなるのかというと、それまであなたの愛情が大きかった
というケースです。
束縛しがちだったり、好き好きとよく言っていたり、
相手に少し重いと思われていた場合。
相手からすれば、あなたの愛情が大きいので、重いと思う一方、
ものすごく愛されていることも知っていると思うのです。
別れ際は大変だろうな、と覚悟して話をします。
それがアッサリOKしたら。
「は?その程度の愛情だったの?」
「あの好き好き攻撃は何だったの?」
という気持ちになります。
そして、時間とともに「結局誰もよいのかな。好きな対象がいれば」
という感覚になっていきます。
別れ際がサッパリしすぎると、かえって信頼を失う、という
変な状態になるのですね。
ただ、愛情が大きかった方は、大抵の場合、すぐに納得できず
揉めてしまうことが多いです。
ここで最初の問題です。
では、揉めてしまったら、不利なのでしょうか。
先程お伝えした、潔く別れても良いケース。
相手がもう他の人に気持ちが移ってしまっている場合。
この場合は揉めたら不利になることが多いです。
特にその後、別れ際に気になっていたという異性とお付き合いを
始めている場合も多いです。
そうなってくると、新しい恋人もいるので、ますます元恋人
というのは距離を置きたい相手になってしまいます。
しかも、別れ際の印象も悪いとなるので、ちょっと復縁までに
時間がかかることも多いです。
もう一つの潔いと逆に良くないケース。
このケースは揉めてしまったことがかえって、相手の想定内と
いう状況なので、そんなにマイナスになりません。
「やっぱりな」と思うからです。
ですから、このケースで効果的なのは、ワーワーと揉めて
別れた後、スパっと冷却期間を置くことです。
スパッと置いてしまえば、相手はむしろ静かすぎて気になります。
「どうしたんだろう?」
「大丈夫なのかな?」
「元気にしてるのかな?」
時間が経つに連れ、あなたへの面倒な気持ちや別れたいという
気持ちよりも、そうした気がかりがメインになることも多いです。
なので、印象が悪くなりませんし、連絡したときに
「良かった、元気だった」
とほっとするので、意外とスムーズに連絡が再開できます。
このように、状況や、お二人の別れ際の関係性で、すんなり
別れることが良いのか、裏目に出るのか、ということは
変わってきます。
潔くないと復縁に不利、とは必ずしも言えません。
なので、もし、あなたが別れ際に散々もめて、もう復縁の勇気が
わかないと思っているのなら。
ご自身の状況と照らし合わせてみてください。
もしかしたら、揉めたことがあなたと彼(彼女)の関係では
正解だったかもしれません。
ぜひ別れ際のゴタゴタもチャンスに変えて復縁につなげて
行けたら良いなと思います。
頑張りましょうね!
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別れ際に揉めた挙句、距離を置けなくて余計に嫌われて
しまった場合はどうすれば良いと思いますか?
また、距離を置かないほうが良い場合はどんなとき?
そんな疑問もスッキリ解決。
復縁の一から十までを解説しているのはこちら