ご相談を拝見していると、彼(彼女)にとって安心できる存在になりたい、安らげる存在になりたい、という方も多いです。
確かにそれはとても素晴らしいことだと思います。信頼関係がなければ成り立たないことだと思うからです。
また、癒しになるような連絡を取りたい、自分からの連絡で息抜きになれば、というご意見も目にします。
これも素敵なことだと思います。
ですが、今日はあえて、そのご意見にストップとお伝えしたいのです。
というのも、これらは状況によりけりだからです。
例えば、相手がとても忙しく、いつも疲れている感じという場合。
相手はストレス発散をしたい、息抜きをしたいと思っているかもしれません。
それならば、確かに癒しになる、安らげるという存在は貴重な存在だと感じるでしょう。
疲れたら連絡を取りたい、疲れたら癒やしてほしいと思うようになるでしょう。
ただ、ご相談で意外と多いのが、仕事に集中したいという理由や、資格試験に合格したいという理由で別れているケースです。
相手からすれば、今が踏ん張り時、頑張る瞬間と思っているケースです。
恋愛どころではないですし、甘えていてはならないと思っています。
今はそういうゆるい感情は捨てて、とにかくまっすぐ頑張り続けたいと思っています。
このような場合、本当に癒やしや、安らぎは必要でしょうか。
実は、そういう場合は、癒やしや安らぎを提供しようとすることがマイナスになる場合もあります。
相手は癒やされている場合ではない、安らいでいる場合ではない、集中して必死で頑張りたい、と思っています。
ですから、癒やしたいと思うあなたを排除しようとしてしまうのですね。
「そういう存在は今は邪魔になる」と思われてしまうのです。
とってもストイックな話だと思います。
このような発想になるケースというのは、よほどあなたが重かったか、もしくは相手の意思が弱く、余計なことをシャットアウトしないとできないか、だと思います。
前者のケースが多いです。
大変な時に会いたいと言われて困ったり、忙しい時に連絡が少ないと怒られたり。
そういう経験をしていると、素直にあなたの好意は受け入れられないでしょう。
笑顔で近づいてきても、その手を取るとまたあの束縛が待っている・・・と思っているからです。
この場合はすり寄るよりも、一定の距離を保って信頼回復を図ったほうが良いと思います。
ただ、意外と「相手の意思が弱い」というケースも多いです。
この場合は、お付き合いをしていた時に、あなたは特にわがままを言っていないのに別れてしまったケースで多いです。
会いたいとか、連絡してほしいとか言っていないのに、なぜか相手にとって自分の存在が重くなってしまっていた、という場合。
これは相手が勝手に自分を追い込んで前に進むために、あなたを切ったという可能性が高いです。
このようなケースは特に要注意です。
癒やしだとか、安らぎだとかを武器に近づくと、シャットアウトされてしまいます。
では、忙しいのに癒やしは要らないという相手には、どうやって近づけば良いのでしょうか。
答えはとてもシンプルです。
癒やさないで近づくことです。
相手は癒やしを求めていません。
自分が頑張れる環境を求めています。
ですから、あなたがその頑張れる環境の一つになれば、相手はあなたの存在をとても重宝してくれると思います。
相手の仕事の知識がないとか、自分では難しいと思うかもしれません。
ですが、大切なことは知識ではないと思います。
知識ではなく、相手が頑張ろうと思えるような対応です。
少しご自身のことで考えてみていただきたいのですが、あなたがいい刺激を受けて「自分も頑張ろう」と思うのは、どんなときでしょうか。
おそらく、ものすごく頑張っている人に接したときや、仕事に対する良いヒントをもらったときではないでしょうか。
または、自分の頑張りを認めてもらえたときや、自分の意見に対して称賛を受けたときなどではないでしょうか。
では、頑張りたいと思っている相手に対して、そういう刺激を与えられているでしょうか。
これは知識ではないですよね。
接し方だけだと思うのです。
大切なことは、相手が求めているものを提供してみる、ということ。
あなたが彼(彼女)と復縁したいと思うのも、相手があなたの求めているものを何か持っているからだと思います。
同じように相手にとっても、求めているものをあなたが持っていれば、近くにいたいと思ってくれると思います。
ぜひ、相手の気持ちに沿った対応で復縁を手に入れてくださいね。
応援しています。
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どうやって連絡を上手に取ればいいですか?
どうすれば相手がもう一度心を開いてくれるのか分からない。
という方は、ぜひそれを知り、復縁を手に入れてください。
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