ご相談を拝見していると、別れた彼(彼女)と連絡をとってみたものの、どうも反応が悪いという内容をよく目にします。
お付き合いをしていたときはよく話をしていたのに、別れた途端にだんまり、というタイプなら警戒しているのだと思います。
ですが、もともと自分の話をあまりしないとか、付き合っている時からあなたばかりが話をしていたという場合。
もしかしたら、単純に相手はコミュニケーションが得意ではない相手かもしれません。
最近特に増えている気がするのですが、一方的な情報の発信はできても、キャッチボールが苦手というタイプは多いです。
このタイプの場合、あなたが頑張って会話をしようとしても、うまく会話が繋がりません。
お付き合いをしていた頃は、おそらく相手は頑張って無理をしていた可能性があります。
ですので別れたあとは無理をしないため、通常モードになりコミュニケーションが取りづらくなってしまったのかもしれません。
例えば、次のようなことが当てはまる彼(彼女)の場合は、コミュニケーションが苦手なタイプも多いです。
・もともと異性の友人が少ないタイプ
・友達とは深く狭く付き合うタイプ
・ものすごく熱中している趣味がある
・学生時代は活動の少ない部活、もしくは帰宅部だった
・連絡手段は電話よりLINEなどのテキストベースのものが多い
・女性の場合はスキンシップが少なめ
・男性の場合はスキンシップが多め
・笑顔より真顔のほうが素敵だと思う
こういったタイプの場合は、コミュニケーションがあまり得意ではない方も多い気がします。
(あくまでも私の経験則ですので、そうではない場合もありますが)
ですから別れたあとはなおさら、会話のキャッチボールが難しくなってしまいます。
ご相談で多いのは、「褒めてみたけど全部否定される」というもの。
もしくは「やり取りが続くときと続かないときの波が激しい」というもの。
これらは原因があります。
褒められ慣れていないため、褒められたときの対処法が分からず否定してしまうのだと思います。
周囲にコミュニケーション上手な方が多い場合は、褒めるということはコミュニケーションに必須なので、褒められ慣れていると思います。
ですからどう返せばいいのかということも分かっているでしょう。
自分がコミュニケーション上手な場合も、褒めたときに相手がどう返してくれたらよいかということが分かっているので、対処しやすいはずです。
どちらにも該当しないということは、周囲もあまりコミュニケーションの上手な方がおらず、自身もあまり得意ではないという可能性が高いです。
また、やり取りが続く、続かないの波が激しいという場合は、おそらく相手のツボにハマった話題だと盛り上がるし、そうではないと盛り上がらないのだと思います。
コミュニケーションが取れる方なら、好きな話題だろうと嫌いな話題だろうと、それなりに対応ができると思います。
ですが、好きな話しか乗れないので、波があるのだと思います。
さてでは、そのような相手とどうすればコミュニケーションをうまく取れるのでしょうか。
答えはシンプルで、「無理にコミュニケーションにこだわらない」ということ。
そもそも相手はコミュニケーションが苦手なのですから、苦手なことでどうにかしようとしても、上手く行かないのは当然です。
キャッチボールにこだわってしまうと、相手からすればプレッシャーに感じるでしょう。
コミュニケーションが苦手という方は、コミュニケーションが嫌いなわけではないのです。
きっと気遣いができるとか、考えすぎてしまうことが多いのだと思います。
どう答えたら相手を傷つけないか、どう答えたら無難なのかを考えてうまく対応ができないことが多いです。
または、とても合理的なタイプです。無駄なことを極力省きたいと思っている相手も、コミュニケーションが取りづらいでしょう。
ただ、多いのは前者です。
話が飛びましたが、いずれにせよ、コミュニケーションを取ろう取ろうとしてしまうと余計に相手は離れてしまうということ。
特に多いのが、質問攻めにしてしまうケースです。
返信がほしいので、質問を投げかけてしまうのです。
質問自体は問題ありません。問題なのは、「答えにくい質問」を投げかけてしまうことなのです。
上に書いたように、相手は答えに困るのでコミュニケーションが苦手なのです。
ということは、質問をするのなら、極めて答えやすいシンプルなものに留めたほうが良いでしょう。
YES,NOで答えられるような2択の質問なら答えやすいと思います。
例えば
「連休は休み取れた?」
であれば、YESかNOで答えられますよね。
これが
「連休はどんな予定が入っているの?」
だとどうでしょうか。
もし予定が入っていない場合、どう答えたら良いのか分からず、スルーしてしまう可能性があります。
予定が入っているという前提で聞いているので困ってしまうのですね。
ちょっとしたことですが、答えやすい質問を投げかけて見るだけで、キャッチボールが進むことも多いです。
そして、根気強く相手の答えに対して認めてあげることが大切です。
「そうなんだね。よく分かるよ」とか
「私も思ったー。そうだよね」とか。
「俺もそれ気になってたんだよねー」とか。
そうすれば、自分の意見に対して同意してもらえる人がいるということに、徐々に相手は気楽にコミュニケーションを取ってくれるようになります。
最初にもお伝えしたように、お付き合いをしていたときは無理をしたいというケースも多いです。
連絡にしろ、会話にしろ、デートにしろ、無理をしていて、疲れたからもう懲り懲りと思っているのかもしれません。
そのようなケースは、まずその印象を払拭していく必要があります。
ただ、ラッキーなことに、コミュニケーションの苦手な相手は、次の恋愛に進むにも時間がかかります。
他の人に行ってしまったら・・・という不安は他のケースより少なめだと思うのです。
あなたが彼(彼女)の理解者になることができたなら、もう二度と手放したくない、と思ってもらえる可能性も高いと思うのです。
ぜひ前向きに考えて、自分が彼(彼女)の理解者になるんだとチャレンジ精神を持って進めていきましょう。
頑張りましょうね。
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