復縁したい、好きな人とやり直したい、と思ったときに多くの方は、とにかく気持ちを伝えて考え直してもらおうとします。
そして無理だと悟ると、次は「押して駄目なら…」と引いた姿勢を見せようとします。
「もう好きじゃないよ」というアピールをすれば上手くいくかもと考えます。
ですが、そのアピール、実はバレバレという可能性があります。
例えば、以前こんなケースがありました。
同じ職場の彼女と復縁を考えていたAさん。
彼女としては職場のことを考えて普通に接していました。
ですがAさんは彼女が自分にだけ態度が悪いと言い続けました。
例えば、旅行の土産に他の人にはお菓子を買ってきて配っていたのに、自分だけはもらえなかったとか。
それで落ち込んでしまい、Aさんはしばらく彼女を避けてしまいました。
ですが、よくよく聞いてみるとAさんは甘いものが苦手で、彼女はそのことを知っていたので配らずに職場のミーティングデスクに残りを置いていたそうです。
さらに、他の人に配ったと言っても自分の身近な人だけで、Aさん以外にも直接配っていない人は多数いたそうです。
とはいえ、Aさんが彼女を避けていることは彼女にもバレていて、彼女は気分を害していました。
テンション高く話しかけてくると思えば、あからさまに避けるといったAさんのチグハグな行動が幼稚に見え、余計に嫌われる要因になってしまいました。
Aさんの例は極端ですが、あなたは似たような経験はありませんか？
自分では頑張って普通に接しようとしても、やはり自分ごととなると冷静に判断するのは難しいですよね。
ですから、冷静になって下さいねとお伝えしても、それはなかなか難しいことかもしれません。
本心は彼(彼女)のことが大好きですから、隠しても隠しきれないものです。
それは、ある程度仕方ないことでもあると思っています。
しかし、なるべくならサクっと割り切った印象になった方が相手も気楽に連絡しやすいですし、あなたにもメリットが大きいと思うのです。
では、相手に好意がバレないように、本当に落ち着いたと思ってもらうためには、どのように振る舞えばよいのでしょうか。
今回は、連絡の取り方を例に解説したいと思います。
まず、連絡頻度はあまり多くない方が良いと思います。
ただし状況にもよるので、今現在、相手からも頻繁に連絡が来るという方は該当しません。
いつも自分から連絡している、基本的に相手からは連絡が無い。
または、相手からはあまり返信が来ない、という状況の方については、連絡頻度を見直してみましょう。
というのも、相手の考える連絡のペースよりも、あなたが速いハイペースで連絡をしている可能性が高いからです。
こうなると、相手の印象としては「また来た」となり、連絡が多すぎると思われていきます。
なぜこんなに連絡が来るのか？⇒まだ気があるのか？
というふうに、あなたの好意がバレていきます。
次に連絡の中身です。
恋人だった頃の影響からか、つい悩み事、不安、相談、などネガティブなもの満載になっていないでしょうか。
こうなると、あなたからの連絡＝面倒くさいという印象になります。
さらに、そんな相談はもっと親しい人にすればいいのに…と思われます。そして
なぜこんな話をするのか？⇒頼られてる？⇒別れた状況が分かってないのか？
とあなたの気持ちに疑念を持ってしまいます。
ですが、基本的に復縁の道中で相談事というのは有効です。
問題は、使い方なのですね。
意味もなく相談をすると、先程のように警戒心を煽るだけになります。
ですが、伝え方を少し変えるだけで「頼もしく思われてるんだな」と相手を気持ち良くさせることができます。
その伝え方とは「他の人にも聞いてみて、なおかつ彼(彼女)の意見も参考にしたい」という流れです。
自分だけに頼っているわけではないという安心感と、他にも相談していて「ついで」というニュアンスの気軽な感じを出せます。
あなたと距離を置きたいと思っていたり、新しい恋人がいてあなたの力になれないと思っている時などは、特に良いと思います。
ここで「あなただけに」となるので、疑念を持たれてしまうのであって、「あなただけ」ではないということが分かれば、疑念を持たれないと思います。
また、先程のAさんの例でもあったように、気分にムラがある感じに見えるのは良くないです。
ハイテンション過ぎても不自然ですし、機嫌が悪いのも失礼です。
明るく接したほうが良いですが、不自然な明るさは不要だと思うので、普通のあなたでいられるようにしましょう。
そのためにも「普通の自分ってどんなだっけ？」ということを客観的に考えておくと良いです。
親友とまではいかない友人との関わり方や、会社の同僚（親しすぎない程度）との関わり方が参考になります。
気持ちがバレても相手が嫌な気分にならなければ問題ありません。
ですが、相手が距離を起きたいと思っているときや、新しい恋人がいるときなど、あなたの気持ちが重荷になるケースもあります。
そのような場合に気持ちがバレてしまうと、相手も申し訳ないという思いから離れようとしてしまいます。
あなたとしては復縁のために近づきたいと思っていらっしゃるでしょう。
ですが、気持ちがバレることで相手が離れようとしてしまうとなると、本末転倒です。
ぜひ連絡の頻度、内容、そしてテンションを振り返ってみて、なるべく割り切った様子が伝わるように接してみてくださいね。
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