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冷却期間を置いても何も変わらない・・・

冷却期間を置いても何も変わらない・・・ 先週のメルマガで、冷却期間のお話をしました。

もし読んでいない方は、バックナンバーから読んでみてください。
⇒なぜ、復縁には冷却期間が必要なのか?

復縁には冷却期間が必要。

いつからか、当たり前のようにネットや雑誌などで書かれるように
なっていたノウハウです。

ただし、これに条件があることは、あまり知られていませんが・・。

 

それはさておき、前回の冷却期間で「連絡を断つ」という話をしました。

その際に、このようなご感想を頂きました。

<Tさんからのご感想>————

私も冷却期間を半年置いたほうが良い、とネットで見かけて
彼に半年間連絡を取らずにいました。

別れて半年後に連絡してみたんですが、すごく冷たい感じで
1行だけ返事がきました。

それから怖くて連絡してません。

冷却期間が足りないってことでしょうか?

———————————–

ご感想ありがとうございます。

この流れは、復縁相談をご担当していても時々目にします。

実は、冷却期間を置いても相手の反応があまり変わらない
という場合もあります。

逆に、冷却期間を置くことで、復縁がスムーズに進むことも
あります。

 

この差は何なのでしょうか。

これまで色々なパターンを見てきて、考えられる原因が
3つ挙げられます。

 

1つ目は、連絡のとり方です。

冷却期間を置くということは、何を目的としているのか
というと、リセットです。

別れ際の嫌な印象を払拭する時間と、あなたや彼(彼女)が
冷静になるための時間です。

ですから、本当なら半年なら半年の時間が経過した感覚で
連絡をしなくてはなりません。

もし、あなたが半年連絡を取らなかった友達に連絡をするとしたら
どんな連絡になるでしょうか。

友達といっても旧知の仲というより、もう少し遠い関係を
イメージしてみてください。

おそらく、気を使いながら連絡をすると思います。

ですが、別れた彼(彼女)に冷却期間明けに連絡をする際に
お付き合いの延長線上の感覚で連絡をしてしまっているケースを
よく目にします。

半年あけたのだから、何かが変わっているはず、という
思いで普通に連絡をするのだと思います。

すると、相手から冷たい対応をされてしまいます。

それはそうです。

相手からすれば、半年は半年という正しい時間の流れで
経過しています。

ですが、復縁したい側は指折り数えて半年を待っています。

そして、半年は別れた後から時間が止まっていることが多いのです。

彼(彼女)が自分のそばにいた続きから始めてしまうので、
相手と感覚が違うのです。

その感覚の違いが、相手へのメールに出てしまいます。

彼(彼女)はその違いを感じて、警戒し、冷たい対応に
なってしまうのです。

ですから、冷却期間明けのメールはとても重要です。

せっかく冷却期間をあけるのですから、何も変わらなかった
というのは勿体無いと思います。

どうせなら、ちゃんと目的通り、リセットされて新たに
いい関係を築いていけたほうがいいと思うのです。

長くなりましたが、これが冷却期間を置いても変わらない
1つ目の原因です。

「あれ?せっかく時間を置いたのになぁ」と相手の対応が
変わらないと感じる場合は、もう一度あなたの送ったメールを
見なおしてみてください。

距離感が近すぎるということはありませんか?

 

2つ目は、メールの中身です。

久々に連絡をするということもあり、おそらく練りに練った
内容になってしまっているかもしれません。

それが相手からすれば「???」という感じで、対応に
困ってしまった、ということも考えられます。

例えば、質問内容がアバウトすぎて、答えに困ってしまったとか。

相手には興味のない話題で情報がなさすぎて答えられないとか。

または、あまりにも内容が無くて、返信をする意味がなさそうだ
と思われてしまったなど。

以前拝見したご相談にも、冷却期間明けのメールを考えすぎて
こんな内容がありました。

「久しぶりです。今日は2月なのに温かいですね。これも
地球温暖化の影響なのかな。そろそろ梅の季節ですが
あなたは最近どうですか?」

大変風流ですが、地球温暖化と、梅の季節と来て、あなたは
最近どうですか?と聞かれても、どう答えたら良いのやら・・・
という状態になってしまったと思われます。

あなたならどうでしょうか。

何をどう答えたら良いのかな?と思ってしまう方も
多いのではないでしょうか。

ですから、メールの中身は

・答えやすい質問

・程よい距離感(馴れ馴れしい文面はNGです)

・相手にとって身近な話題

を心がけたほうが良いと思います。

 

そして冷却期間を置いても変化がない3つ目の原因は
「期間の問題」です。

ここが一人ではなかなか分かりづらい部分だと思います。

冷却期間をどのくらい置けば良いのか、ということは
状況によって異なるからです。

誰でも半年置けば良いというわけではありません。

誰でも3ヶ月で良いというわけでもありません。

ですから、半年置いたら長すぎるパターンもありますし、
半年では足りないパターンもあります。

ということは、今回のご感想を頂いたTさんのケースも
もしかしたら時間が足りなかったか、置きすぎた、という
可能性もあります。

これは通り一遍等に、こうだということをお伝えできないので
割愛しますが、あなたと彼(彼女)には、お二人特有の
時間の感覚があるということです。

 

このように、冷却期間を置いてみても変わらない原因は
色々とあります。

ですが、ご安心ください。

ちゃんと説明が付くことです。

あなたが今思うように復縁が進まなかったとしても、
それは意味不明だったり、よくわからないことではありません。

本当は、一つ一つに原因があり、対策だってあります。

そのことをきちんと知り、それを踏まえた上で復縁を進めて
いくことがとても大切だと思います。

そのためには、断片的なノウハウに走るのではなく
きちんと系統建てて復縁までの方法を知っていたほうが
リスクは少ないと思います。

仕事柄インターネットをとてもよく利用するのですが
無責任な記事が増えたというか、出所の分からない適当な
復縁ノウハウが増えてしまったな、と思います。

どんな情報であれ、その方にとって有益なら良いことです。

ただ、ご質問などを拝見していると、それらの断片的な知識で
対応しようとして、状況を悪化させてしまっているケースも
とてもよく目にします。

これはとっても勿体無いなと思います。

ぜひ、全体像をきちんとつかめる情報で、あなたの復縁を
スムーズに進めていただければと思います。

応援しています!

 

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