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徹底的に嫌われた相手との復縁:過去の復縁事例から


 

大好きな恋人に嫌われてしまった・・・と落ち込んでいらっしゃる方も多いと思います。

ご相談でもよく「嫌われてしまいました」「嫌われたようです」などご不安を目にしますが、往々にしてそれは勘違いであることが多いです。

というのも、やはり一度お付き合いをした相手を大嫌いにはなれないと思うからです。

これは、恋人を振ったという方々がよく口にします。

「やっぱり嫌いにはなれないよ。思い出すこともあるし。」
「どんなに酷い別れだったとしても、大嫌いにはなれない。」

ですから、おそらくあなたが「嫌われた」と思ってしまうのは、あなたご自身の思い込みであることも考えられます。
 

しかし、このケースに当てはまらないこともあります。
 

それは、別れた後にしつこくしてしまったケース。
 

別れを切り出した時は、まだ情もあったけれど、その後しつこくされて二度と顔も見たくないと思った、というケースがあります。

なぜなら、大嫌いになりたくないから離れようと、相手は別れを切り出しているケースが多いからです。

お互いに気持ちよく別れられるうちに、結論を出しておこうと思ったことでしょう。でも、それを受け入れられず、徐々に腹が立ってきた。

そんな嫌悪感を相手に持たせてしまうと、なかなか拭えないです。

では、こんな場合には復縁は不可能なのでしょうか?

答えはNO。

今回はそんなケースを取り上げようと思います。
 

『徹底的に嫌われた彼女との復縁』
21歳男性 Aさん

Aさんは約2年前彼女に別れを告げられました。
一旦は了承したAさんでしたが、その後どうしても彼女のことを諦められず、何度も復縁を申し出てしまいました。

彼女も最初は「私のせいでごめんなさい」と言っていたのですが、Aさんが死にたいとか、彼女を責めてしまったせいで

最後には
「いい加減にして!二度と連絡しないで!!」
と怒り心頭で着信拒否をしてしまいました。

共通の知人もいましたが、皆口をそろえて「そこまで嫌われたんなら諦めろよ」という意見でした。

Aさんは、それでも彼女を諦め切れず他の女性とも本気で付き合うことができない状態で1年を過ごしました。

別れて1年経った頃、彼女からひょっこり「連絡先が変わりました」というメールが届きました。

どうやら一斉送信をしたため、Aさんの元へ間違えて送ってきたようです。

ここでAさんからのご相談を私はお受けしました。

今なら彼女と連絡が繋がるからメールをしても良いでしょうか?という内容でした。

しかし、私は連絡しないようにお伝えしました。

なぜなら、別れた後にかなりしつこくしたようですから、そんなにすぐには彼女の怒りは収まらないだろうと思ったからです。

そこで、彼女に連絡をする前に周囲の方に彼女の様子を聞いてもらうことにしました。

幸い、彼女とAさんは同じ大学のサークル出身で、サークル関係のOBやOGといった共通の知人はいらっしゃいました。

ただ、先にもお伝えしたように、皆復縁には反対です。

ですから、復縁したい云々ではなく、全く違う話題で共通の知人にお会いしてもらい、そこから皆の近況を聞くついで程度に、彼女のことを聞いてみてもらいました。

知人達からは「まだ好きなのか!?」というツッコミがあったようでしたが、そこは「まさか~」とかわしてもらいました。

そこから得た情報によると、どうやら彼女はAさんと別れた後にお付き合いをした男性がいたようですが、半年ほどで別れており現在はフリーということでした。

まずは彼女の情報はこのくらいにして、Aさんはとにかく共通の知人達と頻繁にコンタクトを取ってもらいました。

徐々にAさんの号令で集まってワイワイやる、という形ができてきました。

Aさんには、他の女性の話題なども出してもらい、とにかく彼女のことは吹っ切れたような素振りを続けてもらいました。

中には彼女と今も連絡を取っているという女性がいるので、それが彼女に伝われば良いなと思っていました。

Aさんの努力の甲斐もあり、その女性が「今度Nさん(Aさんの彼女)も呼ぼうよ!」と言い出しました。

Aさんは「いや、それは彼女が気分を害すよ」と言ったところ、その女性は「もう怒ってないよ(笑)」と。

女性の話によると、実はAさんに携帯の連絡先を間違えて教えてしまった時に、彼女はあとで気付いたそうです。

それで「また連絡が来たらどうしよう」と、かなりビクビクしていました。

しかし、予想に反してAさんからは全く連絡が無い。

彼女もやっと冷静さを取り戻して、Aさんのことを良い思い出にできたと言っていたようでした。

別れて1年と10ヶ月が過ぎた頃でした。

ついに、彼女と久々に堂々とAさんはお会いすることができました。

最初は二人ともギクシャクしていましたが、Aさんは「絶対にまだ好きな素振りを見せない」ということを心がけていました。

3回目にお会いする頃、彼女はやっとAさんに笑顔を見せてくれました。

Aさんは思い切って「もし嫌じゃなければ、また連絡しても良いかな」と聞きました。

彼女は一瞬困った顔をしましたが、「用事があれば」と言いました。

Aさんは彼女が警戒しては困ると思い、他の女性の話題を出しながら連絡をしてみました。

すると、彼女も今好きな人がいるということでした。

お互いに頑張ろうねというスタンスで、Aさんは彼女の片思いの相談に乗ってあげるよう心がけていました。

別れて2年が過ぎた頃、彼女が夜更けに電話をしてきました。彼女からの連絡は別れて以来初めてでした。

好きな男性にふられてしまったとのことでした。
Aさんは思い切って「パーっと飲みにでも行こうよ!2人じゃ気まずいだろうから○○さんも誘ってみてさ!」と誘ってみました。

彼女は有難うと応じてくれました。

そこで慌てて友人を誘い、彼女を慰めたそうです。

なるべく彼女を認めてあげること、ほめること、彼女は全く悪くないとAさんは一生懸命励ましました。

次の日、彼女から「昨日は有難う」というメッセージが届きました。

そこから、2人の仲はグンと近付きました。
何度もやり取りを重ね、Aさんは以前の無理を侘び、変わったことを知ってもらうため前向きな様子を伝えました。

ついにAさんの復縁の申し入れに彼女はOKをしました。

別れて2年4ヵ月後のことでした。

彼女は、

「別れてしつこくされた時には、本当に二度と声も聞きたくないし、近付いてほしくないと思うくらい、思い出しただけで吐き気がするくらい大嫌いだった。
でも、2年経って会った時に、もう全然私には興味がなくて、あの時の嫌悪感は何だったんだろうと思った。そう考えてたら、2人の楽しかった思い出が色々出てきた。
あー、最初から嫌いだった訳じゃないもんなと思った。」

という話をしていたようです。
 

Aさんの事例からも学べるように、やはりポイントは「もう気持ちはない」ということを分かってもらえるかどうかだと思います。

あなたが相手のことを思い続け、それを態度に見せることが一番遠回りだと思います。

思い続けることは素敵なことですが、それを表面に出してはいけません。

一度思いっきりマイナスに向いてしまった気持ちは、押せば押すほどマイナス方向へ動いていきます。

むしろ引くことで、プラス方向へ動くでしょう。

そして、あなたと相手の関係がフラット(プラスマイナスゼロ)なものに戻ると思うのです。

そこからあなたの良い印象を与えていき、プラスに向かわせる。

どんな復縁でも同じですが、徹底的に嫌われてしまったケースでは、このマイナス幅が大きく、戻るまでに時間がかかります。

しかし、諦めない事でプラスに転じる可能性は十分あると思います。

ぜひ、Aさんの事例を参考に、諦めず頑張りましょうね!!
 

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▼自分の場合はここまで嫌われてないから復縁できそう?

と思われる方は当サイトを参考にして下さい。