第5週目ということで、ケースごとに特集をしていきたいと思います。
今回は、「相手がシングルで子供がいる場合」についてです。
ご相談を拝見していても、男女どちらもこのケースを目にすることがあります。
逆にご自身がシングルで子供がいるので、相手がそれを負担に感じたのでは、という別れもあります。
これについてはまたの機会に特集させていただくとして。
今回は、ご自身は未婚で子供もいないけれど、相手には離婚歴があるもしくはそれに等しい状態で子供がいる場合。
どちらも、根底に置いておいていただきたいのは
「子供含め、考えている」
ということです。
もしかしたら、相手は子供がいなければあなたとのお付き合いは続いていたかもしれません。
そのようなケースをよく目にしてきました。
ただ、こちら側はそのことをよく理解できないのです。
例えば、
・子供との関係は良好だった
・子供のことはあまり触れずに恋人同士として楽しく付き合ってきた
・自分は子供好きでそのことは相手にも伝えていた
など、子供が別れの一員になったとは思えないとよくいただきます。
それはそのはずで、なかなか本当の意味で理解するのは難しいと思うからです。
また、相手も子供がいるという負い目を感じているので、あなたのせいにも子供のせいにもしないでしょう。
子供との折り合いが悪いよね、とも言いづらいです。
こうしたことから、気づかないことが多いのですね。
先日も、こんなご相談をいただきました。
お相手の男性にはお子さんがいる。
ご実家で暮らしていておじいちゃん、おばあちゃんが子供をとても可愛がってくれていて、よく面倒を見てくれるから、自分は比較的自由だと言っていた。
ご相談者様は、彼には子供好きで、結婚したとしても自分の子供のように可愛がれる自信があると伝えていた。
ですが、実際は子供に会ったことがなかった。
別れの原因は、将来を考えて自分と結婚するのは難しいし、幸せになってほしいから別れたいということだったそうです。
さて、この場合に問題になることは何でしょうか。
ご相談者様としては、彼と結婚することが幸せなのに、という思いですよね。
想像できるのは、彼の両親は確かにお子さんを可愛がってくれていたでしょう。
ですが、父親である彼に対しても、休みの日くらい遊んであげなさいなど、何か言っていたかもしれませんね。
ですがそれを彼女には言い出せなかった。
彼女の事は好きだけれど、子供が好きといっても自分の子でもないのに本当に可愛がれるのだろうかという不安があった。
だから子供には合わせたことがなかった。
そこで、ご相談者様に「お子さんと一緒に遊ぼうよ」と一度でも言ってみましたか?とお聞きしたら、言ったことがないとのことでした。
彼からすれば、デートに子供を連れてくるなど、彼女の希望でもなければ遠慮すべきと思っていたでしょう。
本当に子供が好きなら、一緒に遊ぼうよと言ってくれるかもと思っていたかもしれません。
都合のいい発想だと思われるでしょうが、おそらく彼も彼なりに気を使い、考えていたのだと思います。
そうしたすれ違いが問題になったのではないかと思われました。
このように、思っている以上に、シングル、子供がいるという相手はいろいろなことを考えたり遠慮したり、隠してお付き合いをしていることが多いです。
これは冒頭でお伝えした逆の立場。
ご自身がシングルで別れた場合のご相談もよく頂くので、本当にわかります。
思っている以上に原因は奥深いところにあることが多いです。
もし、あなたの復縁したいお相手が、シングルだったり子供がいる場合。
このことを踏まえて、もう一度よく振り返ってみてください。
何か思い当たるフシはないでしょうか。
もしかしたら、相手はこんなことを考えていたのかも、こんなふうに気を使っていたのかも。
そうした仮定が気づきや原因の探求の第一歩です。
そして、それが復縁につながっていくはずです。
本当に嫌いで別れたという状況が少ないのも、このケースの特徴です。
きっとやり直せるきっかけや、チャンスがあると思います。
頑張っていきましょう。
▼本当にこんな状態から復縁できますか?
▼自分の場合はどうなのかな?
と思われる方は当サイトを参考にして下さい。