あなたは緊張をするタイプでしょうか?
ご相談を拝見していると、彼(彼女)に連絡をするとき、
緊張から頭が真っ白になってしまった、という内容を
お見かけすることがあります。
本当はこんなふうに話をしたい、こんなふうにやり取りしたい
と思っているのに、緊張して思うようにできなかった。
やり方が分かっているだけに、とても悔しいですよね。
確かに、できれば緊張せず普段通りのあなたの魅力を発揮できた
ほうが良いと思います。
では、どうすれば緊張せず普段通りの魅力を発揮できるのでしょうか。
これを解決するためにまず考えて頂きたいのは、
「そもそも、なぜ緊張するのか?」
ということです。
おそらく彼(彼女)とお付き合いをしていた頃は、今ほど
連絡を取るのに緊張などしなかったと思います。
ということは、関係性が変わったので緊張する、ということ
ですよね。
それでは、友達になったから緊張するのでしょうか?
これもまた少し違いますね。
友達に連絡をするのに、緊張して頭が真っ白になる、ということは
あまりないと思います。
では逆に、どんな相手に連絡をするときに緊張しますか?
大抵の方は「あまり親しくない相手」ではないでしょうか。
友人ではなく、親しくない上司だとか、親しくない同僚だとか。
もう一歩掘り下げてみて、ではなぜ、親しくない相手だと緊張する
のでしょうか。
おそらく、
「相手が自分のことをどう思っているのかわからない」
という理由が挙げられるでしょう。
親しくないので、好かれているかもしれないし、嫌われているかも
しれないし。
面倒に思われるかもしれないし、喜んでくれるかもしれないし。
どういう連絡のとり方をすれば良いのかよくわからないし。
変なメールを送って印象が悪くなったら困るし。
などなど。
友人や近い方であれば、自分がどう思われているか、
もっと言えば、自分が受け入れられている、ということが
よくわかります。
ですから、気楽に連絡が取れますね。
ですが、親しくない相手だとそこがよく分からないので、
緊張してしまうでしょう。
ということは、彼(彼女)があなたのことをどう思っているのか
わからないという不安。
もっと言うなら、もしかしたら嫌われているかもしれないという不安。
そうした不安から、緊張してしまうのだと思います。
これは、ネガティブな発想から来ていますよね。
せっかく連絡に応じてくれているのですから、「嫌われてるかも」と
不安に思うよりも
「そんなに嫌がられてないかも」とポジティブに考えて対応してみましょう。
連絡を取り合っているということは、イヤでイヤでしょうがない
という状況ではないはずです。
前向きに考えてみることで、頭が真っ白になることも減ると思います。
もう一つ、「失敗したくない」という理由も大きいです。
世の中には、この「失敗できない瞬間」の緊張感を上手に利用できる
人と、この緊張感に弱い人がいると思います。
分かりやすいのは、スポーツ選手等です。
プレッシャーのかかる場面で最高の結果を出せる人、逆に
緊張からたいてい失敗してしまう人。
または、普段はプレッシャーに強いけれど、その時のコンディションで
プレッシャーに負けてしまうこともあるでしょう。
以前何かの特集でやっていましたが、この失敗をしてしまう人というのは
極度の緊張状態のとき、脳が集中できていないそうです。
「こうなったらどうしよう」
「ああなったらどうしよう」
「ここはどう返すのがベストなのかな」
などなど、あれこれ考えてしまい、物事に集中できていないそうです。
逆に、極度の緊張状態化でも成功できる人というのは、そういう
雑念を脳がシャットダウンというか、伝達しないようにしていて
集中できるそうです。
では、失敗したくないと考えてしまい、緊張してしまう場合は、
もうどうしようもないのでしょうか?
答えはNOです。
これを改善するために、私はご相談で2つのことをお伝えします。
一つは、「頭で何度もシミュレーションする」ことです。
あなたもそうだと思いますが、初めて車を運転したときは
(運転免許のない方はすみません)
とても緊張したと思います。
ですが何度も運転をするうちに、他のことを考えていても自然と
運転ができるようになったと思います。
同じことの繰り返しなら、慣れから緊張感が薄れると思います。
ですから、頭のなかで何度もシミュレーションをしておき、慣れて
おくことで実際に彼(彼女)に対応するときも緊張感が薄れる
と思います。
このシミュレーションをする、というときに、よく
「上手く行った瞬間をイメージする」だけの方がいます。
ですがこれをやってしまうと、上手くいかなかったとき、
パニックになってしまいます。
なぜなら、うまくいく瞬間しか慣れていないので、失敗にとても
弱いからです。
なので、シミュレーションをするときには、成功する瞬間だけではなく、
失敗する瞬間も合わせてシミュレーションしておきます。
すると、失敗も経験済みになるので、いざというとき
パニックにならないです。
そのためには、失敗してさらに、そこからこうしよう、という
ところまで考えておくと良いです。
そしてもう一つは、「失敗したらどうしよう」と考えない、
ということです。
先ほどと矛盾しているようですが、いざ彼(彼女)と話をしたり
連絡をしている瞬間は失敗のことを考えないことです。
集中できる人は「成功する」瞬間しかイメージしていない、と
よくお聞きします。
練習段階では失敗も想定しますが、本番では成功するイメージのみで
集中して対応してみると良いです。
何だかアスリートのようですが、恋愛だけではなく人とコンタクトを
取るときというのは、その場その場の瞬発力が必要です。
今お送りしているようなメールであれば、書き直すことも
できますが、実際に会ったり電話で話をするとなると
瞬時の判断が必要になりますよね。
そんなときに、やはり「失敗したら」などの余計なことを考えて
しまっていると、最善の対応が難しいと思うのです。
うまくいく瞬間に向かって集中して相手の話を聞く。
あれこれ余計なことを考えない。
少し気にしてみると良いと思います。
どちらも、一番の原因はネガティブに考えてしまう、ということです。
なので、やはりポジティブに捉えて連絡に対応していくことが
とても大切だと思います。
頑張りましょうね!
▼ポジティブに考えるために自信を持ちたい
▼本当に、連絡をもらえるということは嫌われてないの?
という方は、こちらを参考にしてみてください。
あなたの復縁を成功に導くノウハウがぎっしり詰まっています。