こんばんは、復縁アドバイザーの福島です。
先日ご相談者Yさんとやり取りしていた時のことです。
Yさんの好きな彼は大人の女性が良いと言っていたそうです。
実際Yさんはその彼より年上、お姉さんらしく
しっかりすれば良いのかな?と思われたようです。
しかし人間、常にオトナな態度が取れるとは限りません。
うっかりポカすることがあれば、計算せず天然なところも
誰にでもあると思います。
それは頼りなさでなく、ご愛嬌と思うのですが。
そこで私は「年下でもしっかりした方はいらっしゃる。
その彼はきちんと周りが見えて、自分があって、
思いやりのある人を大人と指しているのでは?」と答えました。
Yさんも「では失敗談を隠してまでしっかり者のお姉さん像を
演じる必要はないのですね」と納得して下さいました。
この他にも相手の話と自分の解釈が異なることがあると思います。
例えば「キミのワガママなところもかわいい」と言っていた彼。
安心して気を抜いていたら、ワガママばかりで疲れたと
言われてしまった。
え、なんで?となると思います。
その彼は当初、あなたの持つ長所のひとつ、
ツンデレの「ツン」もかわいいよ、と言ったのでしょう。
「ツン」だけが特出し「デレ」が影をひそめたら、
ただのワガママな人となってしまいます。
そもそも恋の始まりは盲目的です。
ドーパミンが分泌され何でも良く見えるのです。
それから「アナタの頼りがいのあるところが好き」と言っていた彼女。
男心をくすぐるひとことですよね。
多くの男性が、この子を全力で守ってあげたいと思うのでは
ないでしょうか。
だからたくさんアドバイスしてあげた。
必要なら送り迎えもした。
不安にさせないよう、マメに連絡した。
なのにやはり、疲れたと離れていった彼女。
放置どころかかいがいしく手を焼いて、何が悪かったの?
と戸惑われると思います。
彼女は初めは安心して寄りかかれる存在だと、頼もしく
思ったと思います。
あなたの理論的なアドバイスにも、なるほど~と耳を傾けて
いたことでしょう。
しかし彼女にも意思があります。
たまには息抜きしたい時があります。
そしてプライドがあります。
そんな本音をさらけ出したら頭の回転が速いあなたから
言い負かされるだけと、ずっとひた隠しにしてきた。
その我慢がある時限界に。
もうほっといて!となってしまった。
これはごく一部の例ですが、男女問わず相手が言ったひとことを
真面目に受け止めていたら次第に度が過ぎたというケースも
少なくないようです。
なのでもしあなたが未だ別れの原因がよく分からないなら、
何がどこでひっくり返ったのか探るのが先決です。
あなたと彼はどうでしたか?
彼女は最初何と言ってあなたに惹かれ、何と言って
あなたのもとを去られたでしょうか。
言葉のうら側に隠された本音とは。
初めは少し難しいかもしれませんが、冷静に分析しましょう。