あなたは、これまでの恋愛で
「こんなはずじゃなかったのに」
と思ったことは、何回ありますか?
例えば、彼(彼女)から別れを切り出された。
突然の出来事でパニックになると同時に「こんなはずじゃなかったのに」と心のなかで何度も思いませんでしたか?
また、彼(彼女)に思い切って別れを告げたものの、自分の中で
気持ちの整理がつかず、やっぱりやり直そうと決めた。
でも受け入れてもらえなかった。
「こんなはずじゃなかったのに」と。
ご相談を拝見していても、気持ちの根底にこの思いがあるのだろうな
と感じることが多いです。
例えば、とっても優しい彼とお付き合いをしていた。
気も利くし、本当に自分を大切にしてくれる。
とても信頼し、心から愛し、楽しくお付き合いをしていた。
でも実際は、彼は気を使い、頑張りすぎ、疲れ果て、
徐々にお付き合いをすることが面倒になっていっていた。
そして別れを告げられてしまう。
告げられた側からすれば、そんなに無理をしなくても良かったし、
もっと早く言ってくれたら良かったのに、と思うでしょう。
そして「こんなはずじゃなかったのに」と。
ですが、本当の問題は日々の些細なヒントに気付けないことが
多いのです。
例えば、残業続きで疲れていて休日は溜まった家の掃除やら
書類の整理やらしたいと思っていた。
でもあなたとのデートを優先させた。
あなたを喜ばせたいと思ったからでしょう。
そんな時、きっとデート中も「○○しなくちゃなー」なんて
一言をポロっとこぼしたことはなかったでしょうか。
そういうとき、「それは大変ね」なんてサラっと流して
いなかったでしょうか。
自分とのデートの時間は相手の時間を費やしているということに
気づけていたでしょうか。
このような時に「じゃ、早めに帰ってやったほうが良いよ」と
言えていたなら、どうでしょうか。
もっと言うなら「それなら、私も手伝うよ。」と言えていたなら。
おそらく結果は少し変わったのではないかと思います。
相手の言葉の背景に、どんな状況があるのか。
少しだけその想像ができていたなら、おそらくもう少し
相手にかけてあげる言葉が変わっていたのではないでしょうか。
「こんなはずじゃなかったのに」と思うときというのは、
たいてい思いもよらないことだった、という場合でしょう。
ですが、本当は思いもよらなかったのは、自分の気遣いが
少し足りていなかった、というケースも多いのです。
なので「思いもよらない」になってしまうのですね。
少しだけ想像できていたり、少しだけ気遣いが出来ていたなら。
もしかしたら「こんなはずじゃなかったのに」という結果は
避けられたかもしれません。
私たちはこの「こんなはずじゃなかったのに」という言葉を
使うとき、つい
「避けようのない事実」のような気持ちで使ってしまいます。
ですが、実際は避けられることが多いですし、取り返しが
つくことも多いのです。
では、「こんなはずじゃなかったのに」という結末をどうすれば
取り返すことが出来るのでしょうか。
それは、「こんなはずじゃなかったのに」の結論に向かうことになった
分岐点を見つけ出すこと。
どこが果たして、自分たちの分岐点だったのか。
落ち着いて思い出し、考えてみましょう。
きっとあるポイントから、相手の連絡が減ったとか、相手の
会う回数が減ったとか。
あなたが、相手の愛情を疑ってしまうようになった
時期があると思います。
その時期が、「こんなはずじゃなかったのに」の分岐点になって
いることが多いです。
そしてそれは、一箇所だけではないと思います。
何箇所か、そうした分岐点があると思います。
その分岐点を見つけて、自分がどうすればよかったのか、
違うパターンを考えてみましょう。
そうして、復縁の道中には、同じ失敗をしないように。
今度はやり直しがきくように。
改善をしてみましょう。
これまで、何度も「こんなはずじゃなかったのに」という恋愛を
してしまっているという方もいらっしゃいます。
そういう場合は、おそらく、この分岐点の分析不足が
原因かもしれません。
きちんとここを分析できていると、同じような別れを何度も迎える
ということは避けられると思います。
ぜひ、原因を発見し、対策を講じていきましょう!
振り返るだけで、見えてくると思います。
やってみてくださいね。
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