あなたは、復縁占いを信じますか?
また、やってみたことはありますか?
というのも、ご相談や質問などを拝見していると、
ポツポツとこうしたご意見を目にするからです。
「占いで復縁は無理と言われました・・・。
でも、私は諦められないのです。どうすれば良いですか?」
「彼との相性がバッチリで、彼も復縁をいずれ考えると
占い師の方に言われました♪」
などなど。
明暗ハッキリ分かれる意見ですが、このようなご意見は時々目にします。
雑誌広告などを見てみても、今は復縁占いを全面に推しているというものも大変多いです。
いかに、復縁をしたい人が多いのかということがとても良くわかります。
ただ、面白いことに、こうした「占いに左右される」というご意見は、女性ばかりです。
男性から頂いたことは、これまでに1回しかありませんでした。
それも、彼女とお付き合いをしていた時に一緒に占いをし、
結婚すると言われていたので・・・というものでした。
なぜ、男性は占いをしないのでしょうか。
そして、なぜ、女性は占いが好きなのでしょうか。
この差は、復縁の過程でも参考になるヒントが含まれています。
あなたも少し、考えてみてください。
さらに面白いことに、男性でも経営者や権力者など、
大きな決断をくだす場面の多い方は、
占いをするという話をよく耳にします。
有名占い師さんの中には、こうした方々に信頼され、
莫大な富を築かれている人もいますよね。
ということは、必ずしも男性が占いを信じないのかといえば、
そうでもなさそうです。
もしあなたが男性なら、少し考えてみてください。
どんな時、どんな人から占ってもらったら納得しますか?
逆に、なぜ普段は占いを信じないのですか?もしあなたが女性なら、少し考えてみてください。
どんな占い結果なら納得しますか?
逆に、どんな占いだと信用できないと思いますか?
これは、あくまでも私が2万件以上のご相談から目にしてきた意見の統計なので、
必ずしもそれが合っているとは限らないということを前提で書かせてくださいね。
おそらく、基本的に男性の方はプライドが高いので
人に自分を決められたくない、と思っている傾向にあります。
わかりやすいのが、血液型占いの話をした時です。
たいてい「人間が4種類に分けられるわけないだろう」と言いたくなりませんか?(笑)
彼女に「あなたがA型だから、優柔不断でしょ?」と言われると、何となく反論したくなりませんか?
確かにそういう面もあるけれど、決める時は決めるよ、と思ってしまうのだと思います。
逆に女性は、自分がよくわからなくなることが多いと思うのです。
「あなたはどんな人?」と聞かれても、色々な側面があるのでなかなか一言で言えないと思います。
そんな時に、占いをすれば「あなたはこんな人」と決めてくれるのでちょっと安心します。
さらに、それが自分に当てはまっていると「そうそう、」と信用する傾向にあります。
先ほどの血液型の例で言えば
「あなた、A型だから優柔不断でしょ?」と言われて「あ、そういうところもあるね」と思ってしまいます。
ではなぜ、経営者や権力者の男性が占いをするのか。
彼らが好む占いは、たいてい著名な人の占いです。
同じように経営者や権力者から紹介をされてお墨付きとか、実績が多くて信頼出来るとか。
そうした信頼できうる前提があって初めて、成り立っています。
これもプライドが関係していると思います。
プライドが高いので、自分のように地位のある占い師なら話を聞こう、という感じなのでしょう。
もしくは、自分よりも成功している人がお勧めするなら聞いてみよう、という感じでしょう。
そして、一番は大きな決断を下すのに、答えがどちらとも出ず
誰かに決めてもらいたい、という気持ちからだと思います。
責任ある立場になってくると、多くの人の生活を左右する決断を下すことになってきます。
どちらにもメリット、デメリットがあったりします。
どちらになっても、やっていこうという気持ちはあるものの、どちらかと決めかねている時。
そういう時に、誰かに決めてもらいたいのかなと思います。
そして、なるべくなら著名で実績のある人なら
「この人が言うなら大丈夫」と自信を持てるので結果的にうまくいく、ということになります。
こうしたことから、大きな決断の際に頼る傾向にあるのではと思っています。
誤解をしていただきたくないのは、占いが良いとか悪いという話ではありません。
それは個人の自由なので、必要ならすべきだと思います。
良し悪しの話ではなく、占いをする気持ちや立場から
相手を察してみることの大切さを伝えたいのです。
また、自分の傾向を知るきっかけにもして欲しいのです。
あなたは、ここまでお読みいただいて、何か気づいたことがあるでしょうか。
同じ占いを利用する女性と、男性と、何が違うでしょうか。
女性の場合は、自分を知りたい、という傾向にあると思います。
男性の場合は、決断を下したい、という傾向にあると思います。
つまり、自分のことをあれこれ言われるよりは
決断を下すに必要な情報があればそれでいい、ということです。
ここから、復縁の際に考えてみてほしいことがあります。
もしあなたが男性なら、彼女に対して決断を下さないほうがいいということです。
よく、女性の愚痴に解決策を言うな、といいます。
それは、女性が相談したり愚痴をこぼすのは、解決をして欲しいからではなく、
聞いて欲しいからです。
なのに解決しようとしてはなりません。
「聞いて欲しいだけなのに、面倒くさい」と思われるからです。
なので、彼女に対して決断を下そうとしてはいけません。
むしろ、話を聞いてあげ、それを前提に
「そっか、○○はこんなふうに思ってるんだね」と彼女のことを伝えてみましょう。
おそらく「私のことを分かってくれてる」と思ってもらえます。
逆に、あなたが女性なら、彼の人となりを語らないほうが良いでしょう。
「あなたって、こんな人だから」と決めつけると、彼はおそらく「そうじゃない」と思ってしまいます。
交際中ならいいです。
好意的な相手なら、「俺のこと、分かってくれてるな」と思ってもらえるからです。
ですが、基本的に男性は人に自分のことをあれこれ言われたく
ないと思っているので、好意の薄れた状態で決めつけてしまうと
「余計なお世話」と思われてしまいます。
そして、彼が迷っているなら「私ならこうするな」とサクっと言ってみましょう。
決断を下してみるのです。
ここがポイントで、決して「こうしたほうがいいのでは?」
という提案をしてはなりません。
なぜなら、プライドが高いので自分より目上の人や
実績があると認めている人でなければ、「余計なお世話」と思われてしまうからです。
ですが、「私なら・・・」という意見なら問題無いです。
彼は「なるほどね」と素直に聞いてくれるでしょう。
面白いことに、では男性が彼女に「俺ならこうするな」と言ってみると、どうなるでしょう。
おそらく「あなたの意見は聞いてない」と思われます(笑)
このように、分かっているようで、意外と相手の腹の中はこちらが思っているのとは違います。
ということは、復縁をしようと思った時に、あなた視点の
想像ではなく、相手視点の気持ちを知っていたらどうでしょうか。
きっと、今ほど暗中模索をしている感じではなく、
もっとスッキリと「こうすれば、こう思ってもらえて・・・」
と復縁の道筋が見えてくると思いませんか?
なので、相手の気持ちが測れると動きやすいのだと思います。
ぜひ今回の話を参考に、少し彼(彼女)への接し方や見方を変えてみてくださいね。
頑張りましょう。