復縁したいと思ったなら、まずは素直に
「まだ好き」
「やり直せないかな?」
と訴えてみる方が多いと思います。
そして、それが上手くいかないと分かったなら、正攻法ではなく変化球で行こうと考えます。
押して駄目なら引いてみなということで、「もう好きじゃない」というスタンスで近づいてみます。
確かにこれは賢い方法です。
なぜなら相手は、あなたのことを人間的には好きだと思うからです。
お付き合いをしていたのですから、相手にとってあなたは魅力的なはずです。ただ、恋人として付き合うとなると問題があるというだけです。
となると、また付き合ってほしいという面倒なお願いさえなければ、普通にコンタクトを取るくらいなら問題ないと思います。
もし、あなたが相手と連絡すらままならない状況の場合は、相手が「やり直そうとしている…」と警戒している可能性が高いです。
というわけで、やはり「もうやり直したいと言わないから大丈夫」と相手が認識してくれる状況は大切です。
まずは、あなたと相手の関係性を友人・知人レベルに回復していくことが大切です。
そこで大切になってくるのが「未練のないふり」です。
未練があるように見えてしまうと、どうしても相手は警戒してしまいます。
あなたの下心としては未練がありますし、やり直したいと思っています。ですから、本音とは違う対応をしなくてはならないということになります。
ここが難しいと思われる方も多いようです。
つい本音がチラ見えしてしまい、相手から警戒されたというケースも多いです。
ただ、ご相談を拝見していると、どうもこの『未練のないふり』を勘違いしている方が多いようなのです。
どのように勘違いをしていらっしゃるのかというと…。
とにかく相手に対して「気のないふり」をしようと頑張り過ぎて、不自然になってしまうのです。
何となく思い当たるフシのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
あなたはどうですか?
ちょっと振り返ってみてください。
もしかしたら、次のような言葉で「未練がない」と相手に伝えようとしていないでしょうか。
「もともと友達になりたかった」
「今の関係が一番いいかも」
「なんで付き合ってたのか、もはや分からない」
「これからもずっといい友達でいてね!」
「もう異性としては見てないよ」
「別れて正解だったと思う」
などなど。
確かに、未練がないということは痛いほど伝わるかもしれません。相手もあなたが割り切ったのだなと感じるでしょう。
ですが、ちょっと言葉がきつすぎると感じないでしょうか。
もしかしたら、これらの言葉は、未練がないという印象を通り越して「付き合ってたのが間違いだったのか?」と思われます。
上のような発言をしてしまうと、相手はあなたとのお付き合い自体を否定された気分になります。もしくは、自分を否定されたような気分になります。
今の関係が一番いいと言っているように聞こえるからです。
相手も別れたからといって、あなたとのお付き合いまで否定しようとは思っていないでしょう。
それはそれで、一つの思い出だった、という認識だと思います。
もしそうでなければ、おそらく連絡を取り合うことすら苦痛で、LINEも電話もブロックすると思います。
相手はあなたの連絡には応対してくれている、ブロックするほどではないという状況であれば、おそらくお付き合いは過去のこと。
あなたのことは嫌いとまでは言わないけれど、お付き合いは勘弁したい、という心理が見て取れます。
上で投げてしまった言葉が、ちょっときつく取られてしまうのはイメージできますでしょうか。
相手のそのような心理状態で、あなた自身の口からお付き合い自体を否定した言葉を投げてしまうと、相手は少なからず傷つくと思います。
「え?付き合わないのが正解だったの?」
「あんな苦労して付き合ってたのに…」
と困惑してしまうでしょう。
彼(彼女)に対して、未練のない感じで明るく接することは決して悪いことではありません。
相手もあなたを振ったことは申し訳ないと思っているので、あなたが元気にしてくれていると安心すると思うのです。
ですが、それが度を越して二人の過去の関係まで否定してはなりません。
あくまでも過去は過去。
あなたのスタンスは
『あの頃は楽しかった!今でも良い思い出のひとつだ。』
という感じです。
お二人のお付き合いは、あくまでも良い思い出です。
未練のない素振りを見せようと頑張りすぎて、勢い余ってお二人の思い出まで否定しないように気をつけましょう。
あなたも辛いでしょうし、相手も悲しいと思います。
否定までせずとも、あなた自身が過去のものとしてお二人のお付き合いを語れば、自然と過去の話になります。
例えば
「一緒に見に行ったあの景色、綺麗だったね!」
「今となっては良い思い出だねー」
「あの時は楽しかったねー」
などなど。
あえてこちらから、過去の話を気にせず持ち出してみることで、相手もあなたが落ち着いているのだな、過去になったのだなと無意識に感じてくれます。
必死になって
「あなたのことは好きでもなんでもないよ」
「もうただの友達」
と言葉で言い訳をしなくても良いです。
このように書くと、中には
「自分の口から過去の話にするのは辛すぎて無理」
「終わった体で話をしたくない」
と思われる方もいらっしゃると思います。そのお気持ちもよく分かります。
ただ、あなたたちの関係は一旦終わったと認識しましょう。
なぜなら、ここで一旦終止符を打っておかないと、延長線上で続けたら、また同じ結末になってしまうからです。
今度のお付き合いは延長線上ではなく、あなたは成長して、大好きな人ともう一度お付き合いをしようとしています。
今度は全く新しい関係になれるでしょうし、違う結末が待っていると思います。
ですから、これまでのお付き合いは一旦過去にしましょう。
新しい気持ちで彼(彼女)ともう一度向き合うためにも、過去の恋愛は終わり。
でもそれは、ちゃんと良い思い出なのです。
どうか過去まで否定してしまわないように。
間違えたアピールにならないよう、注意して下さいね。
▼未練のないふりをするのは難しいです・・・
▼つい彼女に気持ちが伝わってしまうような気がします
という方へ。
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