こんなご質問をいただくことがあります。
「復縁は共通の友達がいないとできないんでしょうか?他のマニュアルには、どんな手を使っても共通の友達を作れという内容があって、できなくて困っています」
私は他については分からないのですが、共通の知人がいないからといって復縁ができないとは思いませんし、これまでにも自分の力で復縁をした事例もたくさんあります。
ですから、なぜこのような誤解をしてしまうのか疑問に感じています。
確かに、共通の知人がいらっしゃった方が、便利と言えば便利かもしれません。何かを伝えるにしても第三者を介せばスムーズに伝わることもありますよね。
しかし、そのことがイコール、何としても共通の知人を作れ、では無いと思います。
いなくてもOKです。
ですから、今回は自分の力で復縁を成し遂げた方の事例を取り上げようと思います。
『共通の友達はいません』
21歳女性 Mさん
Mさんと彼は、とあるSNSサイトで出会いました。
隣同士の県に住んでいて、近いとはいえないものの、会えない距離ではなかったので、何度か一緒に遊んでお付き合いが始まりました。
当然、お互いの友人などは全く知りません。
Mさんは独り暮らしをしていたので、彼も何度か遊びに来ましたが、彼は実家暮らしだったので、Mさんは彼のご自宅を知りませんでした。
彼の話から、何となくこの辺り、ということは分かっていましたが、場所の特定まではできない状態でした。
順調にお付き合いを重ねていましたが、半年ほどで彼から連絡が減っていきました。
Mさんは「連絡くらいしようよ」と何度も彼に伝えましたが、彼はやはりマメに連絡はくれませんでした。
ついにシビレを切らして、Mさんは彼に連絡をきちんとしないのなら付き合っていけないと言いました。
彼は「そんなに連絡ばかりしなくても良いじゃないか。忙しい時もあるんだよ。そのくらい分かってくれてるんだと思った」と怒り、二人は別れてしまいました。
Mさんは、彼を本気で怒らせたことを後悔し、何度も謝りました。
でも彼は聞く耳持たず。
そのままメッセージの返信もなく、電話をしてもすぐに留守電にされました。
私はご相談を受けて、まず、彼の意に反して連絡を取らないようお伝えしました。
なぜなら、彼とのパイプラインは、彼自身とでなければ保てないからです。
彼とつながる共通の知人などはいらっしゃらないとのことなので、直接彼に連絡をするしか接点がないのですね。
ですから、彼が連絡先を変更したり、LINEや知り合ったSNSをブロックしてしまうと、もうMさんには連絡手段が無くなります。
彼のご自宅を知っていればまた話は別ですが、それも分からないので、Mさんが彼に接触するのは彼の電話番号と、SNSだけです。
これが使えなくなると連絡するすべがなくなるので、今は必死で連絡をするよりも、様子を見たほうが良いと思いました。
しばらくはMさんも反省をし、自己改革に取り組んでいました。
彼からの連絡を要求してしまった背景には、Mさんが転職活動中で不安定な時期だったということもあったからです。
まずは、ご自身が落ち着いて、就職先を見つけたり、ご自分の足元固めからしてもらいました。
2ヶ月ほどで、Mさんは無事に就職をなさいました。
その後、思い切って彼に、明るいメッセージを送ってみました。
彼からは翌日返信がありました。
就職おめでとうということ、頑張れよ、ということ。
そこでMさんは「ありがとう」という内容で色々と近況を書いて返信を送りました。
しかし、彼から返信はありませんでした。
その後も一定期間を置きつつメッセージを送ってみましたが、返信はあったり無かったり。
その間Mさんは彼が返信をくれない事に対して不満を漏らしていましたが、それが別れの原因である事を何度も伝えました。
彼はもともと連絡にはマメではないこと。
そんな中でも、彼の反応の良いメッセージのネタを探っていきました。
3ヶ月くらい、前に進まない状態で、そうやってメールを送っていきましたが、徐々に彼の反応の良い内容が見えてきました。
ポイントが3つありました。
1.短文で送り、彼も短文で返せるもの
2.期限に限りのあるもの
3.送る時間帯
1の『短文で送り、彼も短文で返せるもの』は、話題云々ではなく短い文章ですぐに返信できるものが彼には良かったようでした。
返信のある話題に一貫性はなく、とにかく読みやすい短い文章で彼の返信も短くて済むようなものには返信がありました。
例えば「ちょっと聞きたいんだけど、○○に行くにはどのくらいかかる?」のような。
彼からの返信も「混んでなければ車で30分くらい」など、短いものではありましたが、返信はきちんと帰ってきました。
ここから、彼はMさんが嫌いで返信をしないわけではないということが分かりました。
2の『期限に限りのあるもの』については、いつまでに返信が必要というような内容です。
例えば「今度の日曜に結婚式があるの。会社の同僚なんだけど、二次会で何かあげようと思って。ネクタイってどこが一番種類豊富?」など。
これであれば、それまでに返信がくることもありました。必ずしもではないのですが、比較的良かったと思います。
3の『送る時間帯』は、やはり彼が一息つく時間帯が良いようでした。
毎日21時頃に帰宅をし、そこから一息つくのは22時以降だったので、なるべくその時間帯に送ってみました。
こうして、考えながらメッセージを送っていくと、徐々に彼の返信率も上がっていきました。
そこで、LINEだけではなくSNSでもアピールできるようにMさんには日記に自分のことをいろいろ書いていただきました。
今ハマっているものや、旅行の話、本好きの彼が興味を持つように本の話など。
すると、その日記に対して彼発信で初めてメッセージが来ました。
徐々に徐々に、お二人の仲は近付いていき、ついに復縁をなさいました。
このように、ご自分の力で動いていくだけでも復縁は可能だと思います。
そして、そのためにポイントになるのは、自分の感情任せに連絡をしてしまうのではなく、相手の苦にならない程度にしておき、コンタクトの取れる状態を維持する事。
それさえ気をつけていれば、チャンスは何度でも訪れます。
復縁は難しい事はありませんし、辛い事でもありません。
あなたが大好きな相手を取り戻すために、いかにワクワクと明るく取り組めて、明るくコンタクトを取っていくのかが大切です。
頑張りましょうね!
▼頑張ろうと思いました!もっと具体的な距離の縮め方を教えてください。
▼共通の知人ならいます。どのように協力してもらえば良いのですか?
と思われる方は当サイトを参考にして下さい。