先日、ある番組を見ていたら「悪気はないのに人間関係で衝突することが多い」という悩みを抱えた方が出ていました。
気を使いすぎて体を壊してしまったという方でした。
どうも人とうまく馴染めないとのことでした。
「分かる分かる~」という方もいらっしゃるかもしれません。
私も人見知りというか、友人関係も広くなく、コミュニティ内で中心になって振る舞うタイプではありません。
ですから、自分が借りてきた猫のようになっている感覚も、馴染めないな~というストレスもよく分かります。
ただ、その方が話しているときに、大変だという悩みを話していらっしゃるのに、やはり私もイラっとしました。
そのイラっとの原因は、表情でした。
これはクセというか、無意識なのだと思いますが、その方は顎が若干上に上がり、人を見下したような話し方になってしまっていました。
また、相手を指差すクセもあるようでした。
手のひらを上に向けて相手に人差し指を向けて説明をしていました。
「言ってること分かります?」と言いながら。
この「言ってること分かります?」という言葉も、素直に受け取れば、相手が分かっているかどうかを親切に確認しながら話を進めてくれていると思います。
ですが、逆手に取ると「バカにしてるのか」という印象になってしまいます。
その違いは、相手への好意の度合いだと思います。
好意的な相手から言われたら親切に受け取りますが、そうではない相手から言われたら、バカにしていると受け取ります。
些細な事ですが、そうしたさりげない一言や、何よりも話す際の表情が相手に本音とは違う印象を与えてしまうのではと思いました。
これは本当にもったいないです。
特に最近、マスクをしている機会が多いので目元だけで相手の気持ちを判断しなくてはなりません。
本人は楽しいと思っているのに、目が笑っていないということで相手からすれば「感じ悪い」と取られてしまうこともあると思います。
難しいのは、ご本人には自覚がないことが多い点です。
よく同じ家族は仕草や表情が似ていると言われますので、そういった環境で育っていたなら違和感なく無表情だったり。
違和感なく高圧的な話し方だったり。
誰かが指摘してあげれば良いのですが、なかなか友人に対して「話し方が感じ悪いよ」と言える方は少ないと思います(笑)
ということで、気づかないまま、何となく悪い印象を与えてしまっている方もいらっしゃるのですね。
復縁相談の際にも言葉にならない、こうした問題が上がってくることがあります。
例えば、真剣な話し合いが苦手という方は、ついヘラヘラと対応してしまいがちです。
反省しているけれど、相手の気分を害さないように笑顔で対応してしまい、余計に怒らせるということもあります。
また、上目遣いに話をする癖のある方は、普通に話をしているだけなのに「媚売って復縁しようとしている」と取られてしまいます。
ご自身としては復縁の素振りを見せていないと思っているのですが、相手からすれば「復縁しようとしている」と感じてしまうのですね。
他にも、本人は笑顔のつもりで話しかけても、先にお伝えしたようにマスクの影響で笑顔に見えていなかったり。
前にもお伝えしたことがありますが、メラビアンの法則といわれるものがあります。
人がコミュニケーションをとるときに、相手の印象は
見た目 55%
声、話し方 38%
言葉 7%
で影響すると言われています。
つまり、どんなに言葉を選んだとしても、表情が言葉と違っていたり、声や話し方に問題があると、そちらのほうが印象として強く残ってしまうのですね。
これは、文章でも同じだと思います。
どんな言葉をチョイスするのか、何を伝えるのか、ということも大切ですが、
・どんな絵文字を使っているのか
・字数
・漢字の割合
なども影響すると思います。
例えば
「今日天気が良好で河原を散歩して
初夏の風や景色を楽しんできました」
という文章をパッと見たときの印象。
もう一方で
「今日は天気がよかったので散歩して
きもちよい風に当たってきました。」
という文章を見たときの印象。
おそらく後者のほうが少し柔らかく見えると思います。
漢字だらけだと固く見えますよね。
絵文字も使いすぎると読みづらいですし、距離感が近い印象を与えてしまいます。
このように、意外と言葉以外の部分が影響していることも多いのですね。
もし、言葉を選んでいるのに、なぜか印象が良くならないな~という方は。
こうした点を振り返ってみると良いかもしれません。
ちょっとしたことですが、なにせ影響が言葉よりも大きいのですから、インパクト大です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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