よりを戻したい相手に、気になるところ(直してほしいところ)があった場合、それには目をつぶって復縁を頑張っても良いのでしょうか。
相手のことなので私が変えさせることは出来ないですし、そもそも直してほしいところがある時点でこの復縁は難しいのでしょうか。
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(※個人を特定できる内容については一部改変しています)
ご質問ありがとうございます。
お気持ち、大変良く分かります。
直してほしいところがある段階で、おそらくお付き合いをしても不満がたまるだろうなと思うでしょう。
そこで考えていただきたいポイントが3つあります。
1.その直してほしいところが直らないなら、あなたはその方と付き合いたいとは思いませんか?
2.お相手以外の他人にも「直してほしい」と思うことがよくありますか?
3.ご自身の「直したほうが良い」と思うところは積極的に改善できていますか?
まず、1つ目のポイントですが、どうしても相手の直してほしい点が気に入らないのであればお付き合いは成立しないと思います。
例えば酒癖が悪いなど。それで暴れるとか部屋を汚すとか。実害があることであれば考えたほうが良いでしょう。
あまり復縁はお勧めできないと思っています。
ですが大抵の場合、考え方一つというケースが多いです。
時間にルーズ。約束を忘れる。これらはご相談でもよくいただきます。
このような方は、もうそういう性分だと思い、「時間にルーズだという前提で対応していくと良い」とお伝えしています。
約束の時間を少し早めに伝えて、「どうせ20分は遅刻するだろう」という前提で動く。
そうすれば、相手が時間通りに来ると「すごい!時間通りだ」と嬉しくなりますね(笑)
約束を忘れるという方は、リマインダーのように連絡をしたほうが良いでしょう。
「明後日だね!楽しみにしてるね」など。
これが「今度こそ忘れないでよ!」という連絡になると、相手にとってプレッシャーになりますし不快になることでしょう。
ですが、こちらがワクワクしているということを伝えるだけなら、嫌な気分にさせることはないと思うのです。
このように、対応できることもあります。ですから、自分が許せるか、許せないかという点で判断をしたほうが良いでしょう。
2つ目の、相手以外にも「直してほしい」と思うことがよくあるという場合は。
おそらく改善点にたくさん気付ける方なのだと思います。
それはとても素晴らしいことなのですが、誰にでも長所と短所があります。完璧な人は少ないです。
ですから、なるべく長所に目を向けてあげると良いと思います。
そうは言っても…と思うでしょう。
分かりやすい方法としては、長所に対しては「すごーい!」と無条件で心の中で(もしくは直接)賛辞を送りましょう。
逆に短所に対しては「あらあら」と水に流しましょう。
そしてなるべくその短所が出てこないようにフォローしてあげると良いと思うのです。
コミュニケーションが上手ではなく、あまり自分のことを話さないという相手なら、質問をして「うん」or「ううん」で答えられるようにします。
先程の約束を忘れるという話もそうなのですが、それをカバーしてあげられるように動けばいいと思うのです。
ただし、これができるのは愛情があるからこそだと思うのです。
嫌いな相手なら、短所は余計にイライラするだけです(笑)
復縁したい相手ならきっと愛情があると思います。だからこそ出来ることだと思うので、ぜひ「あらあら」と流してみてください。
そしてフォローしてあげてください。
3つ目の「ご自身の直したいところ」についてですが、自分のことを考えた時に、自分にも短所があると思うのです。
直したほうが良いなと思うところがあるでしょう。
そこを直せていますか?
もし自分にも直すべきところがあるのに直せていないということであれば、それは人のことは言えないと思います。
自分のことを棚に上げて…という話になりますよね。
お互い様ですから、自分にも短所がある。相手にもある。それで良いではないですか、と受け入れてみてはと思います。
いずれにせよ、復縁したいか、したくないのか、ということはご自身でしか判断できないことだと思います。
よく「復縁したほうが未来は明るいのか」と考えてしまうと思うのですが、未来は自分で作るものだと思います。
現段階で明るい未来にするか、しないのかということは自分次第。
ですから、未来がどうなるかということを考えても仕方ありません。
それよりは、ご自身の気持ちに素直に向き合って決めたほうが良いと思います。
彼(彼女)のいる日常が輝いて見えるのであれば、あなたにとって必要な相手なのだと思います。
失敗してもいいと思います。
頑張って復縁してみたけど違った、ということもあると思うのです。
ですがやらずに後悔するよりは、やって納得したほうが良いと思います。
もし復縁したいけど大変そうだから自分の中で諦める理由を探したいのであれば、それは間違っていると思います。
ぜひご自分の気持ちに素直に、頑張ってくださいね。