思うように復縁が進展しない…という場合。
なぜ、自分だけ上手くいかないのか。どこが悪いのか。色々と考えてしまうと思います。
ご相談でも何が良くないのか指摘してほしいというものをよくいただきます。
ですが、答えはいつもシンプルです。
「相手が嫌だと思う点が改善されていないから」
それだけである場合が多いのです。
先日もご相談を拝見していて、このようなことがありました。
その方は、自己中心的という理由で彼女に別れを告げられていました。
自分では別れるまで自己中だとは思っていなかったそうです。
なぜなら、いつも彼女の行きたい場所を聞き、食べたいものを優先し、プレゼントも高価なものをあげていたからです。
こんなに大切にしているのに、なぜ自己中だと言われなければならないのか。
そのような思いでご相談をされたようでした。
ですが、一つずつ紐解いていくと…。
行きたい場所を聞いたものの、実際に行くかというと時間の制約や、金銭面などで実現していることは少なかったようです。
また、食べたいものを優先させるものの、彼女のチョイスした店に文句を言うことも多かったようです。
あっちの店のほうが美味しいとか、まあ彼女が好きならいいけどね、というスタンスで対応をしていました。
プレゼントも、彼女が欲しいものではなく高価なものを与えていたようでした。
これでは彼女も気持ちが離れてしまうのでは?ということをお伝えしたところ、ようやく理解をしてくださったようでした。
ですが、理解したということと、改善できるということは別物です。
復縁の道中にも、彼女のためと言いつつ、自己都合な言動が目立っていました。
結果、その方の復縁については、今も叶わず活動を継続中です。
ただ、ご相談の最中に何度も聞かれたのが、「なぜ原因を改善したのに前に進まないのか」ということでした。
実際は、あまり改善されていないから前に進まないのですが、ご本人様としては、改善できているという認識なのですね。
それは、もともとの発想のスタート地点が間違えているからです。
自分のものさしではできていると思っていても、相手のものさしではできていないのです。
そして大切なのは、相手のものさしで改善したと思ってもらうことです。
ですが、努力をして「まだまだですね」と言われると、人は嫌になります。
自分が可愛いのですから、頑張った自分は認められなくてはなりませんし、結果がでなければならないのです。
そうならないのは、なにか他に原因があるに違いない。
そのように考えてしまいがちです。
そうではないのですね。
頑張っても思うように進まないということは、認識がまだ甘いということであったり、頑張っている方向性を間違えているということだと思うのです。
厳しい話で申し訳ありません。
とはいえ、思うように復縁が進まないときに、自分とは関係のないところでなにか原因がある、ということは少ないです。
タイミング的に今ではないというケースはあると思います。
例えば、相手に新しい恋人ができて、今はそちらに夢中になっているという場合。
あなたに問題があるのではなく、相手の状況的に今はやむなし、ということですよね。
そうしたタイミングの問題で前に進まないということもあります。
ですが、タイミングの問題ではなく前に進まない、ということであれば、なにかあなたの対応に原因があるかもしれません。
もし、思うように復縁が進まないなと感じるときには。
果たして自分は本当に相手の嫌だと思っているところを改善できているのかな、と振り返ってみてください。
そして、そのときにはご自身の価値観ではなく、相手の価値観で考えてみてください。
もしかしたら、思っているよりもっとやれることがあるかもしれません。
その気付きが復縁に一歩ずつ近づいていくと思います。
頑張っていきましょう。
応援しています。
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