最近の話題といえばコロナウイルスの話が多いです。
ご相談を拝見していても、その話題で相手に連絡をしようと思うというものが本当に多いです。
ただ、ご相談でいただくのは
「明るい話題で連絡しなくてはならないと分かっていますが、どうしてもこの話題だと暗くなってしまいます。どうすればいいですか?」
というものです。
おっしゃるとおり、話題が話題だけに、笑い話にするのは良くないですよね。
深刻な話題ですので、こういうときに、どんな着地をすればやり取りを明るく終えることができるのでしょうか。
まず、今回のコロナウイルスの話題について言えば、始めから明るく、というのは難しいと思います。
やはり最初は「大丈夫?」という話から入るのが一番自然だと思うのです。
状況にもよりますが、普段から少しやり取りがあるくらいの関係性なら、大丈夫?という話から入ってみると良いでしょう。
ただ、その大丈夫?という連絡についても、相手の状況次第だと思うのです。
例えば、普段から人に良く会うような職種であれば、とてもしっくり来ます。
ですが逆に、決まった人と会うのみでマイカー通勤、あまり出歩かない、という相手に対して聞いても、ピンとこないです。
また、ニュースで発表されているようなテレワーク導入の大手企業に務めているという場合は、むしろ「ニュース見てないの?」と思われてしまいますね。
ですので、一概に誰でも同じでよいということではないです。
そういう特殊なケースを除いて、一般的に仕事で不特定多数の人と会う、通勤でも公共交通機関を使っている、などの場合は、聞いてみると良いと思います。
出だしは大丈夫?という話からなので、あまり明るいニュースではないと思います。
仮に相手が「自分のところはマスクを支給してくれたり最大限の企業努力をしてもらってる」など前向きな返答をくれたなら。
「それは素晴らしいね」といった話で明るく終えることができると思うのです。
が、そうではない場合は、こちらから最終的には明るい雰囲気で終えておく必要があります。
このときに使えるのが
・希望的観測
・不幸中の幸い
・明るいニュース
の3つだと思います。
希望的観測というのは、今後の未来は明るいと思うよ、というスタンスの内容です。
例えば「色々効きそうな薬も分かってきてるから、改善の方向に向かうだろうね」とか
「これ以上増えていかないように気をつけていけば、徐々に収束するだろうね」など。
明るい未来を伝えておくことです。
そして、不幸中の幸いというのは、「幸いまだ自分の周囲には発症者がいないから気をつけよう」とか
「近くに検査できる病院があるから、いざというときはすぐ行ける」とか。
こんな状況だけどここはラッキーという話で終えておくと、暗いままでは終わらないでしょう。
そして、明るいニュースというのは、話題を変えて明るいことを伝えて終えておくということです。
ウイルスの話題から始めたとしても、
「そういえば○○ちゃん昇格したらしいよ」とか。
「そういえば、この前教えてもらった映画、すごく面白かった。ありがとう」など。
明るい話題に切り替えて、やり取りを終えるということを心がけておくと良いと思います。
ウイルスの話題だけではなく、例えば相手が試験に落ちたとか、自分が落ちたとか。体調不良だとか。身内に不幸があっただとか。
相手に送る話題はいつも明るい話題なら良いですが、時にはそうしたシビアな話題もあると思います。
また、そういう話題もまれに織り交ぜたほうが人間味があるというか、親しみの持てるやり取りになると思います。
いつも前向きで明るい人というのは、魅力的ではありますが、あまりにもずっとその状態だと「作ってるのかな」と信じられないと思うのです。
それはあなたも同じではないでしょうか。
いつも前向きで明るく、誰に対しても優しく親切に接してくれる。
そういう友人は素晴らしいですが、「本音かな?」という一抹の不安を感じる方もいらっしゃると思います。
同じように相手も、いつも前向きで楽しげな話題しか送ってこないとなると、無理してるのかな、と思うかもしれません
よく相手に相談するというご意見も目にしますが、それが「シビアな話題」にも該当すると思います。
ですので、程よく明るい話題とシビアな話題を盛り込んでやり取りをしていくことも大切だと思います。
ただし、そのときにポイントになるのが、暗いだけで終わってしまわないということ。
ぜひ今回の明るい終え方を参考にしていただいて、暗い印象にならないようにしましょう。
頑張っていきましょうね。
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連絡を取るタイミングがよく分かりません。
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