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本当に好きならもっと夢中になってたはず…


 

ご相談を拝見していると、相手の煮え切らない態度に不満が募り、いつの間にか責めることが増えて別れに至ってしまった、という内容を目にします。

あなたはいかがだったでしょうか。

最初こそ頑張ってくれてたけど、なんか段々愛情が冷めていってたのかな?と思うことはなかったでしょうか。

もしくは、自分は彼(彼女)のことが大好きでいつも考えていたのに、彼(彼女)は他のことに夢中で自分の事は二の次、と思うことがなかったでしょうか。
 

それは、本当に相手はあなたよりも愛情が薄かったのでしょうか。

本当に愛情が冷めてしまっていたのでしょうか。
 

別れて初めて「あのときは愛情がまだあったからお付き合いが成立していたのだな」と気づいた方も多いようです。

渦中にいると、相手の愛情に不安や不満が募ってしまいますが、別れて離れてみて初めて、ちゃんと愛情があったんだなと気づくことも多いです。

ただ、それなら復縁をすれば今度はうまくいくのか、というと。

実は、少し違うのです。
 

というのも、問題なのは相手の愛情不足を感じてしまう状況が問題だと思うのです。

おそらく復縁をしたとしても、「別れたときより愛情はあるけど、自分の求めているのと違う」と思ってしまい、また不満が募り、同じことを繰り返すでしょう。

なぜなら、根本的な部分が解決していないからです。
 

もし、あなたがいつも相手の愛情に対して物足りない気持ちになるタイプなら。

同じことを繰り返さないためにも、ぜひこの根本の部分を解決しておきましょう。
 

まず、一番に考えてみていただきたいのが、愛情表現の方法は人によって違うということです。

例えば美味しいものを食べたときに、誰もがグルメリポーターのように「美味しい!!」と言うとは限りません。

中には美味しいと思っていても、大げさに口にせず静かに満足そうに食べる方もいらっしゃるでしょう。

私の周りにも、美味しいものを美味しくなさそうに食べることができる、という特技を持っている人がいます(笑)

本人は普通に美味しいと思っているのですが、周りからはとてもそんなふうには見えないのです。

もったいないなーと思います。

同じように愛情表現も、本人としては全力でやっていたとしても、相手にはそのように伝わらないケースが多々あります。

相手からするとあなたは、不安や不満が募っているのですから、「楽しくなさそうだな」と見えているかもしれないのです。

あなたがどんなに相手に愛情があるからこそ、不安になって色々言ってしまう、と思っていたとしても。

相手が「好きなら楽しい雰囲気になるはず」と思っていたらどうでしょう。

不安や不満が多いということは、きっと自分と一緒にいることが合わないのだろう、と思ってしまうと思いませんか?

また、あなたからすれば、好きならもっと時間を使ったり全力で愛情表現をするはずと思っていたとしたら。

そうしない相手に対して不満が溜まるのも当然です。
 

と考えてみると、とてもすれ違っているということにお気づきでしょうか。

お互いに愛情の感じ方が違うので、相手の愛情表現に気付けないのです。

そして「相手は自分より愛情が足りない」と感じてしまいます。
 

大切なことは、お付き合いをすると決めたときから、相手はちゃんと自分を大切にしてくれていると信じることだと思います。

大切にしていない要素に目を向けるのではなく、大切にしてくれている要素に目を向けてみましょう。

そうして、自分も同じように相手にちゃんと伝わっているかな、ということをいつもチェックすることが大切です。
 

これは復縁の最中も同じです。

相手の言動に対してつい「やっぱり嫌われている」とか「冷たい」と感じてしまいがちです。

ですが、相手にとっては特別冷たくしているわけでも嫌っているわけでもないかもしれません。

それが相手のスタンダードなだけかもしれません。

相手は自分とは違う、ということを前提において考えてみましょう。

もっとあなたの気持ちは楽になると思います。
 

そして次に、あなたご自身が自信をつけることも大切です。

不安になるのは、どこかご自分に自信のないところがあり、捨てられるかもしれない、嫌われるかもしれない、といった気持ちがつきまとってしまうからだと思うのです。

例えばルックスに自信がない場合は自信を持てるように磨くことが大切です。

依存してしまうという点で自信を持てないのなら、小さなことからで良いので自分で決める、自分で責任を持つ、人のせいにしないということを意識して生活してみましょう。

それだけでも自分で意思決定できる強さを養えると思います。
 

本当に好きなら…というのは妄想です。

彼(彼女)は、ちゃんと本当にあなたのことを好きだったはずです。

単にご自身のものさしで計ってしまったがために、相手の愛情が見えなかっただけだと思うのです。

まずは自分のものさしで判断をするのではなく、相手のものさしで判断することが大切です。

そして、相手の判断がわからないという場合は、相手のものさしを作ることから始めましょう。

相手の判断基準を知ることで相手のものさしが見えてきます。

そう考えていくと、もっと相手のことを知りたいと思いませんか?

そうなのです。知ろうとすることが大切です。

一歩一歩、紐解いていけば、あなたのすべきことも、復縁までの道も見えてきます。

諦めずに前に進んでいきましょう。

頑張りましょうね。
 

どうやって相手のことを知ることが出来ますか?

自分を磨けたら、そこからどうすれば復縁できる?

などなど、復縁の「なぜ」「どうすれば?」に答えるマニュアルです。
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