もし、あなたがご自分の復縁がなかなか前に進まないとか、復縁できそうにないと感じるのなら。
もしかしたら、改善ポイントはたった1つかもしれません。
というのも、たくさんの復縁をされた方と、時間がかかっていらっしゃる方を見比べてみたときに、気になる違いが1つだけあるからです。
ということは、その1つを改善するだけで、復縁が難しいなと思う人も復縁できる波に乗れるかもしれません。
その改善ポイントとは何でしょう。
実は、ちょっとした視点の違いです。
復縁のための行動をするときに、復縁がスムーズに進む方の視点は「相手がどう思うか」という点です。
例えば、彼(彼女)に連絡をしたいと思った。
この段階ですでに「連絡したい」というご自分の欲求が根底にあります。
ですが復縁がスムーズに進む方の視点は「今連絡をするタイミングかどうか」という相手の視点にあります。
地味なことと思うかもしれませんが、この視点が復縁の間中ずーっと関わってきます。
典型的な例があるのでご紹介します。
AさんとBさんという女性がいらっしゃいました。
どちらも彼には新しい彼女がいて、別れた原因は「他に好きな人ができたから」というものでした。
AさんもBさんも、薄々彼の愛情が冷めていっていたことは気づいていましたが、それでも現実として別れを突きつけられるとすがってしまい、別れ際はけっこう揉めていました。
しばらく冷却期間をおいて連絡を再開する、という流れでした。
同じように4ヶ月ほど連絡を控え、年始の挨拶という名目で連絡を再開しました。
どちらも同じように、新年の挨拶には普通に返信が来ました。
Aさんはそこから、初詣に誘えるかなと思い、彼に聞いてみました。
すると「もう彼女と行ったからごめん」と返ってきました。
Aさんは「そうか。こちらこそごめんね。楽しくやれてる?」と返しました。
彼からは近況報告とAさんは?という内容が届きました。
Bさんは新年の挨拶から彼に「彼女とはどう?」と聞きました。
彼からは「まあぼちぼちやってる」という返信でした。
Bさんは「そっか。私も前向いて頑張らなきゃな」と返しました。
彼からは「頑張ってね」と返ってきました。
そこで「よかったら今度相談に乗ってよ」と返しました。
彼からは返信がなかったそうです。
さてこのお二人、スタートは似ていましたが、たった1度のやり取りでもう差が開きました。
なぜでしょうか。
Aさんも彼を誘っています。ですが、印象は悪くなっていません。
かたやBさんは様子を伺って彼の反応を見て対応したつもりでした。ですが返信が来なくなりました。
ここが視点の違いです。
Aさんは初詣に誘った段階で彼は彼女とすでに済ませており、楽しくやっているようだと気づきました。
ですので彼の話を聞いておこうと思いました。
自分がどうしたいということよりも、きちんと彼の話を聞いておこうと思い、彼女とは楽しくやれているかという質問をしました。
Bさんは彼女と彼が仲良くやっていると聞き、自分も頑張らなきゃと返しました。
この段階で彼はどう思うかというと「まだいい人がいないんだ。自分は楽しくやってるからバツが悪いな」と思います。
ですから早めに切り上げようと思い「頑張ってね」とシンプルな返信になってしまいました。
そのことに気づかず、Bさんは彼に応援されたと感じ「相談に乗って」と持ちかけます。
彼からすると、いい人もおらず相談に乗ってと言われるのは、ちょっと重かったようです。返信が来なくなりました。
では、どうすればよかったのでしょうか。
Bさんの状況で相手の視点に立って考えてみると・・・。
最初の彼女との質問に対して「仲良くやってるよ」ではなく「ぼちぼち」と返ってきた彼の心理を考えます。
おそらく遠慮して「ぼちぼち」と返したのでしょう。
自分が振った彼女に対して「楽しくやっている」と返すのはあまりにも失礼だと感じ「ぼちぼち」という表現に留めたのだと思います。
この段階で彼が気を使ってくれていると気づくことが大切です。
「ぼちぼち」がマックスの仲良しではないと安心するのではなく「気を使っている」と気づくことが大切です。
そこで、たった一言で良いので「それなら良かった」と入れてみてはどうでしょうか。
「そっか。それなら良かった。私も頑張るぞー!」と返してみたら、彼はどう思うでしょう?
自分と彼女が仲良くやっていることに対して祝福してくれている。【=もう割り切ってるんだな】
私も頑張るぞーと行っている。【=誰かいい人がいるのかな。それなら良かった】
その上で「相談に乗って」と伝えたら。
振ってしまった負い目もあるし、Bさんがうまくいくなら何か手伝うよ、という気持ちになる可能性もあります。
なぜなら、最初に「ぼちぼち」と返すほど気遣いのできる彼だからです。
たったそれだけなのですが、その後の展開が変わっていきます。
あくまでも想像ですので、実際にそう上手く行くかと言われると、そうではないかもしれません。
ですが、少なくとも返信が来なくなる、といった自体は免れた可能性があると思っています。
このように、たった一言、たった一アクションの積み重ねですが、徐々に徐々に復縁までの道筋がズレていきます。
そして、その根底にあるのが「相手の視点かどうか」ということなのですね。
ですから、もしあなたが今、復縁が困難だと感じていらっしゃるのであれば、そのちょっとしたことの積み重ねで今があるのかもしれません。
早めに是正して正しい道に戻っていくことが大切だと思います。
そのために大切な「相手の視点」という発想。
地味なことに思えるかもしれませんが、ぜひ意識して動いてみましょう。
きっと徐々に復縁の軌道修正が出来ると思います。
頑張りましょうね。
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相手の視点になるということが難しいかもしれない。
こじれた関係からどうすれば修復していけるのか分からない。
などなど、復縁の「なぜ」「どうすれば?」に答えるマニュアルです。
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