復縁を目指していく際に、別れた彼(彼女)となるべく割り切った関係で対応していただきたい瞬間があります。
それは、相手が割り切っているので、あなたが割り切っていないと温度差が生まれるからです。
相手からすると、「自分はもう次のステップなのにこの人は違う。」と感じてしまいます。
あなたにも冷静になってもらおうと距離を置こうとします。
こうなってくると、コンタクトを取りたいあなたと、取りたくない相手、というふうに余計に溝が深まっていきます。
その流れを作らないために、相手が割り切っているときには、こちらも割り切った対応を見せる必要があると思います。
ただ、この割り切ったという態度。
仮にあなたが割り切った対応を頑張ってやったとしましょう。
ですが、こう思うのではないでしょうか。
「なぜ、この人はこんなにも割り切れるのかな?」
別れたとはいえ好きだった相手です。
そして、赤の他人とは違い、色々な出来事や関係を共有してきた間柄です。
それなのに、友だちになろうと決めた瞬間から、なんだかスッキリ割り切られてしまったというケースがあります。
なぜ、自分はこんなにも引きずるのに相手は割り切ってるの?
もう愛情が全く無いから?
などなど、理由が分からずグルグルしてしまいますよね。
実は、この場合。
相手に新しく気になる人がいたり、恋人がいたりするケースも多いです。
相手の中で「好きな人」のポジションがもう変わっているので、あなたがスライドして友人というポジションにスポっと収まっていることがあります。
悲しいことではありますが、ラッキーなこともあります。
もしこれが逆に、相手にまだそういう人がいなければ。
あなたの「好きな人」というポジションがまだ宙ぶらりん状態で、相手は居心地が悪く、あなたと距離を置きたいと思います。
「ポジションが空いてるなら、そこにまた入りやすいのでは?」
と思うことでしょう。
確かに、時間が経過していれば、そうかもしれません。
ですが、時間が浅い場合は、恋人のポジションに蓋がかかっている状態なのです。
決して入れないのに、あなたのポジションも収まりきらず宙ぶらりん状態。
そうなってくると、相手は距離を置こうとしてしまいます。
イメージできますでしょうか。
ちょうど、数字合わせのようなイメージです。
3×3のマス上にある数字のタイルを動かすパズルをやったことがあると思います。
ひとマスだけ空いていて、うまく動かして1から8を上手に並べる、あれです。
真ん中の5が恋人のマス、隣の4の位置が友達のマスだとします。
最初は5にいらっしゃったあなたが、4に移動した。
代わりに5には他の人が入った。
隙間が1マス分あると、タイルは動かせます。
ですが、蓋という、ひとマスが増えたらどうでしょう?
空いているマスがなくなってしまうので、誰も身動きが取れなくなります。
そんなイメージなんですね。
相手からすると、気持ちが別れたところから動かない。
だからあなたとも距離を置きたい、という状態です。
マスがパンパンで動かないので、あなたの位置が恋人のところなのに認められず、気持ちが凍結しています。
この状況だと、とにかく見ないようにしよう、かかわらないようにしようと思います。
なにせ解決できないので、放置したくなるのですね。
ですが、ポジションが変わっただけなら、色々関係が動かせます。
比較的相手は、割り切った気楽な状態であなたに接することができるのですね。
ですので、驚くほど相手が割り切って、あなたと友人関係で接することができている場合は。
もしかしたら、もう相手には新しく気になる人がいるのかもしれません。
悲しいことですが、上にも書いたように悲しいばかりではないのですね。
相手の気持ちが軽いので、あなたも動きやすいですし、復縁を迫らなければまずは友人としてのポジションでコンタクトも取れます。
チャンスを伺うことだってできますし、場合によっては相手の恋愛相談を受けたりして、信頼関係を築けるかもしれません。
相手が割り切っている、と考えると悲しいですが、このように考えると、むしろチャンスだ、ラッキーだと思えてきますよね。
実際にそのとおりだと思いますので、あまり悲観せず、前向きに今の環境を生かして復縁を進めていけたらと思います。
頑張っていきましょう。
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でも完全に友達として割り切ったらもう恋人になれないのでは?
そこからどうやってまた恋人になるのかが分からない。
などなど、復縁の「なぜ」「どうすれば?」に答えるマニュアルです。
専用ページはこちらから。