あなたは、別れに至るまでに何となく相手の愛情が冷めているような感じがしたでしょうか。
それとも、青天の霹靂というか、別れ話は急な話だったでしょうか?
ご相談を拝見していると、別れの原因として振り返ったときに思い当たるフシはあるものの、直接本人から言われていない、というご意見を目にします。
お付き合いをしていたときも、自分から不満を伝えたことはあっても、相手から不満を言われたことはない。
いつも一方的に自分がブツブツ言ってしまっていたので、自分も「悪いところを治すから教えて」と言ってみても、特にないと言われた。
などなど、何度も不満はないかと聞いたのに、ないと答えられていたという方もいらっしゃいます。
あなたはいかがだったでしょうか?
相手からあまり不満を言われたことがないという方は、不満を持たれないような立派な恋人だったということでしょうか。
自分はよくやっていた、ということになるのでしょうか。
ここが実は、一概にそうとは言えないのですね。
ですが、ご相談を拝見していると、不満はないと言われていたので、お付き合いをしていた頃に特に問題はなかったと考えていらっしゃる方もいます。
それなのに別れを迎えているということは、相手に何か心境の変化があったに違いない、と考えているケースもあります。
確かに、そんなこともあるかもしれませんが、たいていは、本当に不満がなかったわけではなく、言わなかっただけという可能性が高いです。
これは人によりけりなのですが、嫌な面があったとしてもわざわざ言わなくても良いだろうと考える人もいます。
何か悪いところを直すから教えて、と言われても、わざわざ自分のために直してくれなくても良いと思う人もいます。
もしくは、以前直してほしいところを伝えたところ、落ち込んだり言い訳をしたり反応が厄介だったので、もう言わないようにしようと思っているかもしれません。
このように、言わない=無い というわけではないことも多いです。
ただ、表面上の「直してほしいところはない」「悪いところはない」という言葉だけを鵜呑みにしていると、相手からすればどんどん嫌な要素が目につくようになります。
そのときに、正直に教えてくれれば良いのですが、言わないままある日突然別れを告げるケースも多いです。
どこが気に入らないのよ?と聞いてみたところで、もともと「悪いところを言いたくない」というスタンスなので、特に無いとしか返ってきません。
なぜ、悪いところがないのに別れなくてはならないのだ、という話になり別れ話が平行線でもつれることも多いです。
そうなると、別れ際の印象も悪くなります。
さらに、ご自身で気づかないので、復縁の道中でも相手からすれば「変わってないな」と思われてしまい、復縁が前に進まないケースもあります。
では、一体どうすればよいのでしょうか。
答えは簡単です。
相手の言葉を鵜呑みにするのではなく、結果を鵜呑みにしましょう。
この逆になってしまうと、悪くないという言葉を鵜呑みにし、別れという結果を受け入れられず縋ってしまいます。
すると印象が余計に悪くなってしまうので復縁が遠のいてしまいます。
ですが、相手の「悪いところはない」ということは疑って、自分は何が原因で別れを迎えたのかということをきちんと見つめることが大切です。
そして、別れという結果を受け入れて、相手は気持ちに区切りがついていると考えたほうが良いと思います。
相手に原因を求めてしまうと、相手次第で復縁できる、できないが決まってしまいます。
ですが、自分の中に原因を求めていくと、自分が変わることで復縁できるということが見えてくると思います。
まずは、お付き合いの時を振り返ってみましょう。
相手の反応があまり良くないときは、どんな瞬間だったでしょうか。
相手を怒らせたことは?
きっと、振り返ってみると、そういえばこんなこともあったな、と思うことがあると思います。
それをしっかり見つめて、今後の復縁に生かしていくことがとても大切です。
悪いところはないと言われることは嬉しいことですし、素晴らしいことだと思うのです。
それだけ相手があなたに気を使い、嫌な気分にさせたくないと思っていたからです。
その表面の言葉に振り回されないように、まずはご自分が改善できる点というのを探し、復縁につなげていくことが大切だと思います。
頑張りましょうね。
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別れの原因がはっきりしたとしても、そこからどうやって印象アップをしていけば良いかわからない。という方へ。
別れの原因別に対処法が異なります。ぜひそれを知り、復縁を手に入れてください。
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