ご相談を拝見していると、結婚相手として考えられないからという理由で別れているケースも目にします。
結婚相手として考えられないからお付き合いをしていても先がない。だから別れようという理由のようです。
ただ、言われた側は腑に落ちませんよね。
そもそも好きな人と結婚するのですから、なぜ好きなのに別れなくてはならないのか。なぜ好きなのに結婚を考えられないのか。
別れの原因が不自然だと思ってしまいます。
あなたはいかがでしょうか。
また、このような場合は結婚したいと思ってもらえないと復縁できないということですから、好きになってもらうだけよりもハードルが高い気がしてしまいますよね。
このような別れのときはどうすればよいのでしょうか。
実は、結婚を考えられないから別れるという理由は、確かに何か理由があるのですが、プラス、好きという気持ちが冷めているということも背景にはあります。
不自然に思うのは正しい判断です。
なぜ好きなのに別れるのか。
そうではなく、好きという気持ちが薄れているので結婚も考えられず、別れに至った、と考えたほうが良いでしょう。
となると、結婚できないからという理由は、ちょっとだけ言い訳も入っているような気がします。
本当の理由は、「好きな気持ちが冷めた」ほうの理由だからです。
ただ、このことを気づかず復縁を前に進めようとしてしまうと、結婚相手にふさわしい人になろうと頑張ってしまいます。
料理を頑張ってみたり、家事を頑張ってアピールしてみたり。
それでも復縁が前に進まないという場合は、おそらく、そこが原因ではないので相手が興味を持ってくれないのだと思います。
ご相談を拝見していると、中には確かに、本当に結婚相手としてふさわしくないから別れたという方もいらっしゃいます。
料理をしなかった、部屋が汚かった、経済感覚がゆるく、お金にだらしなかった、などなど。
ですがそのような場合は、これらを改善していくとその先に復縁が見えてくるのですね。
もし、あなたが「結婚を考えられない」という理由で別れていて、それを改善するために料理や家事を頑張ってみても前に進まないなら・・・。
男性なら、仕事を頑張ったり資格をとったりして将来的に安定しているアピールをしてみても前に進まないのなら・・・。
おそらく原因はそこではないのでしょう。
相手があなたから気持ちが冷めてしまった、本当の原因を探ったほうが良いかもしれません。
すると案外、意見が合わないことが多かったとか、価値観が合わないことが多かったとか、育った環境が全く違っていて話が合わなかったのに気にしていなかったとか。
自分では思わぬ落とし穴があり、相手の気持ちが実は徐々に冷めていたというケースもあります。
もう一度、お付き合いをしていた頃の会話を振り返ってみましょう。
何か見落としはないでしょうか。
結婚を考えられないという理由に囚われすぎて、大切な部分を見落としているかもしれません。
それを改善していくと自然と復縁につながるかもしれません。
実際に、過去のご相談でもそういった事例がありました。
結婚相手にふさわしい人になろうとやってきたけれど、そうではなく単に、ネガティブなところが良くなかったという理由でした。
なのでそれを改善したところ、復縁につながったというケースもあります。
ぜひあなたも少し振り返ってみてくださいね。