別れ際、こんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
別れの理由を聞き、「それなら、ちゃんとなおすから」と
言ったのに、聞き入れてもらえなかった。
「そういう問題じゃないから」と言われた。
「そこまでして付き合う意味がない」と言われた。
「君は君のままでいて」と言われた。
「自然体で付き合える相手を選んでほしい」と言われた。
などなど。
別れの理由を改善しても付き合えないなんて、おかしい。
そう思われた方も多いのではないでしょうか。
ではなぜ、悪いところを(=相手にとってネックになる部分)を
なおすと言っているのに、聞いてもらえないのでしょうか。
まず、一番の理由は『相手の意思が固まっている』からです。
別れるというベクトルに向かって、もう先々のことを想像し
予定を立てているでしょう。
別れるということは、相手の中ですでに決定事項なのです。
ですから、理由を問われたからあえて答えたというだけで、
そういうことではなく「別れたいのだ」という心境なのです。
この状況の相手に、どうにかひっくり返そうとあれこれ言っても
余計に面倒に思われますし、嫌がられて印象が悪くなります。
また、そういう心境だからこそ、あなたが何を言おうと
「そういうことじゃない」と聞いてもらえないのですね。
もう決めたことだから、というのが本当の別れの理由に
なっている場合も多いです。
そして二番目の理由は『合わないと思っている』からです。
お付き合いをしている中で、きっと何度も何度も、相手は
感じてきたのでしょう。
ちょっとした体験の感想だったり。
ちょっとしたバラエティ番組の笑いどころだったり。
「あー、合わないなぁ」という思いが重なってきています。
それなら合う人を探したほうがお互いに幸せだ、という
結論になっています。
相手はこれまで、あなたと「合わないな」と思いつつ
無理をして合わせてきたのでしょう。
だからこそ、あなたが「変わるから」と言っても、合わせることの
大変さを実感しているので
「そこまでしてくれなくていい。お互いに別の人を見つけよう」
という気持ちになるのです。
そして三番目の理由は『どうせ変わらないと思っている』からです。
例えば遅刻グセがあるとか、ネガティブなところがあるとか、
これまでにも指摘されてきたのに、なおらなかったことが
無かったでしょうか。
ですから、「何度も言ったのに改善されない、どうせ無理。」
という結論に至っているのだと思います。
イソップ寓話の「狼と羊飼いの少年」という話をご存知だと思う
のですが、まさにそんな感じです。
相手は「何度もその言葉を信じて騙された」という気持ちです。
ですから、何度言っても聞いてもらえないのですね。
よくご相談でもご質問でも
「なぜ、なおすと言っているのに聞いてもらえなかったの?」
ということを聞かれます。
こうした理由から、相手はあなたの「なおす」という気持ちを
受け入れてくれなかったのですね。
この3つの理由のうち、どの要素が強いのかということは
人によって様々だと思います。
ですからあなたの状況に応じて考えてみてください。
そして、色々な理由を書きましたが、根本にあるのは愛情の低下
ということは避けられないケースが多いです。
あくまでも今回お伝えしたのは別れ際の状況です。
ここに至るまでに、色々なことがあり相手はあなたに対して愛情を
注ぎ続けることが困難になったと感じたのでしょう。
だから「別れる」という方向で考え始め、今回の状況に至るのです。
では、ここに至るまでに何が理由で愛情が低下してしまったのか。
復縁では、ここの理由がとても重要になります。
もしかしたら表面上の理由と、本当の理由は違うかもしれません。
相手に他に好きな人ができたのかもしれません。
結婚に踏み切れず別れを告げたのかもしれません。
付き合う前と付き合った後の印象が違いすぎたのかもしれません。
理由はそれぞれです。
ぜひこの根底にある理由の部分を改善し、復縁につなげて
いただければと思います。
頑張っていきましょうね!
▼反省を伝えたのに「今更いいよ」と言われた・・・
▼自分の別れの本当の理由をきちんと把握できていない
という方は、こちらを参考にしてみてください。
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