蛇口をひねると水が出る。
スイッチを入れると電気がつく。
普段生活をしていると当たり前のことですが、いざ災害などで
ライフラインが絶たれると、その有難味に気付きます。
お店に行くと店員さんが丁寧な接客をしてくれる。
無料のメルマガで役立つ情報が届く。
これらも最初は感動するでしょう。
とても丁寧な接客をしてくれる、とても役立つメルマガが届く。
ですが慣れてくると、どうでしょうか。
もともとサービスで提供していたものがなくなったら。
「なんで無くすんだ！！」
「接客の質が悪くなった」
などなど。
当たり前にあったものがなくなると、それは苦情につながります。
最初は「すごいね」と言っていたのに、当たり前になって
「もっと」を望むようになります。
ですが一方で逆に「今までありがとう」と思う方もいます。
これが普通だから、むしろこれまでのサービスに
感謝しなくちゃ、と。
あなたは、どちらでしょうか。
なぜ、そんなことをくどくど書いているのかというと、恋愛でも
同じことが言えるからです。
付き合い始めてすぐは、マメに連絡をくれた。
大切にしてくれた。
自分を最優先にしてくれた。
ですが、徐々に連絡が遅くなった。
徐々に扱いが適当になった。
友人を優先するようになった。
そうして、不満が積もり、爆発をしてしまった、という方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
もしここで、
「これまで頑張って連絡をくれてたんだね。
相手のペースでやらせてあげよう」
「大切にするやり方が変わってきたんだろうな」
「たまには友達とも遊んだほうが良いよね」
などなど、これまでのほうが無理をしていたから、相手の
やりやすい形になってきたんだろう、と考えたらどうでしょう。
おそらく、不満が積もって爆発、別れ、ということには
ならなかったのではないでしょうか。
またはもっと大きなことで、彼（彼女）がいることが
当たり前になっていた、
なんてことはないでしょうか。
この、当たり前になってしまうということは、とても恐いこと
だと思います。
なぜなら、その状況を当たり前だと思うことで、危機感が薄れたり
感謝する気持ちが薄れたり。
復縁の際にも同じことが言えます。
連絡をしてもしても、反応がない場合。
何だかもう、連絡をしても音沙汰ないのが当たり前になってしまい
とりあえず連絡をするということが義務になってしまう。
深く考えること無く、とりあえず連絡しておこう、のように
なってしまうことがあります。
ですが、目的は連絡に返信をもらうことだけではないはずです。
印象アップだったり、思い出してもらうことだったり。
それらを考えること無く、ルーティーンのように連絡をしてしまっても
なかなか良い反応は得られないでしょう。
逆に、相手と普通に連絡が取れる場合。
復縁を前に進めるタイミングが来ても「また今度」と思ってしまい
後回しになることがあります。
普通にやり取りできるので、それが当たり前になってしまい
危機感が薄れてしまっているのです。
ある時、相手に急に恋人ができて、初めて焦るケースもあります。
当たり前という慣れがいかに恐いかということだと思います。
そこに当たり前のようにあるものが、明日なくなるかもしれない。
そう思ったら、もっと一つ一つのことを真剣に、緊張感を持って
取り組むことができますよね。
もっと、自分の周囲に感謝できると思います。
もし、あなたがイレギュラーな出来事にテンパってしまったら。
思い出してみてください。
それは本当に、イレギュラーでしょうか。
単に、当たり前だったことが、当たり前から外れただけでは
ないでしょうか。
本当は、全然イレギュラーなどではなく、単にこれまでが
良かっただけではないでしょうか。
そう考えてみると、不安になりすぎたり、焦りすぎることが
減ってくると思います。
元に戻っただけかもしれないからです。
今の環境を当たり前だと思わず、頑張っていきましょう。
▼一緒にいることが当たり前になるには、どうすれば？
▼正直、本当に復縁できるのか自信がない。
という方は、こちらを参考にしてみてください。
復縁するためのスタートからゴールまでの手段、
復縁ノウハウ、全て包み隠さず、お伝えします。
