ご相談を拝見していると、文字にはならない気持ちが見えることも
よくあります。
その一つが、
「嫌いじゃないなら、付き合ってよ」
という言葉。
別れたあと、拒否をされたり、あからさまに嫌っている態度を
取られているケースでは、あまり感じないと思います。
ですが逆に、
「嫌いで別れたわけじゃない」と言われたり
「きらいじゃないよ」と言われたり。
または、明らかに友達以上の関係性なのに、付き合えないという
ケースの場合。
「嫌いじゃないなら付き合ってよ」と叫びたくなる気持ちは
本当によくわかります。
ではなぜ、嫌いではないのに付き合えないのか。
おおまかに理由は3パターンに分けられます。
1.結婚を意識されている
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女性に多いのですが、彼が結婚という責任を感じていて、
まだそんな重いものは負えない・・・と思っている場合。
嫌いではないが、付き合うと結婚を視野に入れないとならないので
まだ付き合うという結論を出したくない。
そんなふうに考えているケースも多いです。
この場合は、やはり結婚を意識されていることが問題です。
もう一つ、ではなぜ、結婚をしたくないと思われているのか、
という点も問題です。
結婚が重圧でしか無いというのは、おそらくお二人のお付き合いに
何か原因があったと思うのです。
その辺りを解決していかないと、なかなか彼の気持ちは
前向きにならないと思います。
男性の場合も同じで、彼女がまだ結婚をしたくないと感じている
ケースも有ります。
これは主に、家事の分担ができないと思われるからです。
バリバリ働きたいが、家事の分担ができないと負担がすべて自分に
来ると分かっています。
自由が奪われ、自分の時間がなくなる、と感じてしまうので
結婚したくないと思ってしまうようです。
2.別れの原因が解消していない
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別れの原因が解消していないと、復縁をしても同じことの
二の舞いになってしまうと思うので、結論を出したがりません。
特に多いのが、価値観の違いを埋められていないケースです。
そして、なぜ埋められないのかというと、ご本人が気づいていない
という場合が圧倒的に多いです。
気付いていないので、解消できない。
ここと向き合わないまま、なぜ復縁してくれないのか、と
いうのは少し違いますよね。
例えば、故障した車の故障箇所が分からないのに、乗ってくれ
と言われても、誰も乗りたくないと思うのです。
また、「故障は直ってないけど、多分大丈夫!」と言われても
やはり乗りたくないと思います。
同じように、復縁も、別れの原因が解消していないのに
どうにかしようとしても難しいのです。
3.第三者が関係している
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これは、一番明確なのに、解決が難しいケースだと思います。
例えばご両親が反対をしていて、付き合っても結婚という未来が
ないから、付き合えない、とか。
今の彼(彼女)が別れてくれないとか、別れられない問題があって
今すぐ結論を出せないなど。
この場合は、ある程度時間がかかるという覚悟が必要です。
問題は自分でも彼(彼女)でもない、他のところですので
あなたが直接何かするわけにいかないからです。
ですが、解決から復縁まではあっという間、というケースも多いです。
このように、原因はきちんと分析していくと明確なことも多いです。
ただ感情のままに「なんでなんで」と悲観するよりも、きちんと
状況を把握し、一つずつ解決をしていくほうが良いです。
なんでなんで、と考えるより、「じゃ、どうしようか」と考えてみると
色々な問題や解決策が見えてくると思います。
嫌いじゃない、というセリフは譲歩した言葉だと思います。
本当は、『好き』寄りの『嫌いじゃない』というケースも多いです。
ただ、あと一歩、好きに到達しないのは、こうした原因が挙げられます。
落ち着いて対応していけば、きっとあなたの復縁も
グーンと近づいてくると思います。
ぜひ頑張っていきましょう。
▼嫌われてしまっている場合はどうすれば?
▼彼(彼女)は、本当にもう一度好きになってくれますか?
という方は、こちらを参考にしてみてください。
あなたの復縁を成功に導くノウハウがぎっしり詰まっています。