別れた直後から距離を置いた時。
デートにいよいよ誘ってみる時。
あなたも、復縁の節目で「失敗できない・・」と緊張する瞬間が
あると思います。
もしくは、
イレギュラーなことが起こってしまい、思うような対処ができなかった。
言わなくても良いことをつい、言ってしまった。
などなど、後から振り返って「失敗した・・・」と
頭を抱えてしまうこともあるでしょう。
復縁という未知の領域にチャレンジしていらっしゃるのですから
失敗はつきものだと思います。
実際に、私もご相談を担当していて、スムーズに復縁まで
たどりつく、ということは珍しいです。
色々なことがあります。
せっかくいい感じで進んでいるときに、つい今までの悪い
自分が出てきて束縛めいたことを言ってしまったとか、
彼女と進んでいると思っていたのに、新しい彼氏を
作ってしまったとか。
「あれ?」と思うような急展開はよくあることです。
ですから、思うようにいかないことに対して、どうか
「失敗」だと捉えないでください。
それは、失敗ではないことも多いのです。
そして、もしあなたがこれから一歩前進しようとしているのなら、
あなたの行動に「失敗」は無いと思ってください。
確かに、復縁が後退してしまったら「失敗」と感じてしまう
かもしれません。
ですが、その時にあなたが何かに気付いて、大切なものを
得たのなら、それは失敗ではないと思うのです。
大切なのはむしろ、その後の捉え方だと思います。
失敗をして、そこから「次はこうしよう」と思ったなら、それは
一歩前進だと思います。
復縁がなかなか進まない方は「次はこうしよう」が見えていない、
もしくは間違えているケースが多いです。
または、「次はこうしよう」と分かっていても出来ない、など。
例えば、先日こんなご相談がありました。
Kさんという女性なのですが、彼に送るメールの内容を添削して
ほしいというものでした。
メールの内容は特に問題はなかったのですが、メールを送ること
自体が、実は問題でした。
というのも、その前のメールでKさんは彼にメールの返信を
催促してしまっていました。
彼からはとりあえず返信しました、のような一言だけが返って
きたような状態でした。
彼はしばらく忙しいということが分かっていたので、前回の
メールの内容と、その状況を考えても、しばらくメールを控えた
ほうが良いと思われました。
タイミングを見て、もっと落ち着いてから連絡をしたほうが
彼もゆっくり見られますし、Kさんも無駄にヤキモキせずに済むと
思いました。
ですが、Kさんが添削を依頼してきたメールは
「前回は忙しいところごめんね」
というところから始まったメールでした。
Kさんとしては、きちんと忙しいことを考慮している内容だし
なるべく返信がYES,NOで返せる内容にしてみました、という
ことでした。
前回彼が面倒そうに返信をしたことを受けて、今度は失敗を
しないように、と考えたようでした。
ただそうではなく、メールを送らないほうが良い、という状態
だったのです。
メールの内容云々ではありませんでした。
前回の失敗から「こうすれば良い」と考えることが大切ですが、
その「こうすれば良い」が間違えてしまった典型的な例です。
なぜ、そんなことになってしまったのかというと、
「こうすればいい」という視点を、相手の立場で考えられて
いなかったからだと思いました。
メールを送りたい、返信がほしい、ということが前提になって
いるので、「どうすれば返信が来るか」ということを踏まえて
考えています。
そうではなく、彼はどうしてほしいのか、ということがポイント
になってくると思います。
このように、失敗したことは、失敗ではなく、次へのステップ
だと思うのですが、ステップにできるかどうか、ということは
次の行動次第、ということです。
大切なのは、次の行動。
それがズレてしまうと、失敗の上塗りになってしまいます。
ですから、失敗を成功に変えるためにも、そこから何を得て
どう挽回していくか、ということに頭をシフトしてみてください。
いつまでも悔やんでいても始まりません。
次にどうしていくか、それが重要です。
そしてそれを学ぶためには、自分の願望を視点にするのではなく
相手がどうしてほしいのかな、ということを視点にしてみてください。
その視点で対応していけたなら、失敗がきっと成功に繋がる
ステップになっていくはずです。
あなたは、失敗をしても良いのです。
どうか怖がらず、一歩踏み出してみましょう。
そして上手くいかなかったとしても、そこでもう一歩先に進むために
そこから次にどうすればいいかな、ということを考えましょう。
その時は、相手視点です。
頑張っていきましょうね。
▼なるべく失敗しないように動いていきたいのですが・・・
▼失敗を上手に成功につなげていくには、どうすれば?
という方は、こちらを参考にしてみてください。
復縁のスタートからゴールまでを具体的に解説しています。