あなたは、彼(彼女)の口癖をパっと思い出せますか?
ご相談を拝見していると、要点を書いていただくので、あまり
口癖まで目にする機会はありません。
なので、見えないところに彼(彼女)の分析のヒントがある
のではないかと思いました。
そこで今日は、口癖から相手の心理状態を考えてみたいと思います。
今日は少し私ごとで恐縮ですが、私は何年か営業職に就いていた
時期がありました。
比較的、成績は良かったと思います。
もともと、営業で「NO」というお客さんを「YES」に変えていく
ために研究をしていたこともあり、そのまま恋愛に活かせたら、と
復縁アドバイザーをはじめました。
対人では、相手の表情、口調、手の動き、目の動き、こうした
情報を元に、相手の今現在の心理状況に最適な対応をすることを
心がけていました。
そういうこともあり、どんな言葉が出た時に、相手がどんな心理状態に
なっているのかということが何となく分かるようになりました。
変わっている人もいるので完璧ではないと思いますが、
ある程度の目安になると思います。
ちなみに、学術的な根拠はないです(笑)
ただ、生身の人間を相手に得てきた情報なので、事実上の根拠が
あるのではないか、という自負はあります。
前置きが長くなってしまいましたが、当てずっぽうで書いている
わけではないので、参考にして頂ければ幸いです。
さて、口癖といえば、一番気になるのが「えー・・・」とか
「えっとー」とか「あのー」といった言葉かもしれません。
考えながら話している時や、答えが出てこない時に、ついつい
口にしてしまう方も多いと思います。
このような言葉が出てくる方は、心配症で気が焦りやすい
性質があると思います。
話している間の空白が好きではないので、何か発して埋めておく
ということをしてしまうのです。
また、普段は出ないけど、やたらに「えっと」と言い出すケースも
あると思います。
この時は、何かやましいことがあって、必死で隠そうとしている
ことが多いです。
逆に、マイペースな方や、特にやましいことがない場合は、
考え中に黙りこむことが多いです。
きちんと考えて、言葉にしようとするからです。
次に、よくある口癖で「でもさ」と言ってしまう方もいます。
相手が話をして、第一声が「でもさ」。
特に反論ではないけれど、よくこの言葉が出てしまう方は
批判的な方が多いです。
良いなと思っても、素直にいいません。
何かひとクセ付けないと気がすまない質なのでしょう。
この場合で問題になるのは、誰に対してもこういう態度なのではなく、
あなたの発言に対して「でもさ」が多いときです。
これは、条件反射的にあなたの意見を認めないスタンスという
ことになります。
おそらく、あなたより上に立っていると思っています。
もしくは、もう気持ちが冷めかかっていて、あなたに対して
否定的になってしまっていた時期かもしれません。
なので、素直にあなたの意見は聞きたくないのです。
もし、あなたが相手から「でもさ」をよく言われるな~と思う場合
少し振り返ってみてください。
適当に扱われてるな~と思う瞬間はありませんでしたか?
その人の性格で、誰に対してもこの口癖が出る場合は、そんなに
気にしなくても良いと思います。
ただし、あなたにだけ「でもさ」が出る場合は、関係改善を図って
みたほうがいいと思います。
それから、「なんて言ったら良いのかな」という口癖もよく
耳にしますね。
この口癖をよく言う方は、プライドが高いと思ったほうがいいです。
返事がわからないのではなく、「なんて言ったら良いのかな」
と答えるからです。
素直に「分からない」ではなく「言い方が分からない」という
スタンスで答えています。
これは、素直に分からないことを認めたくない、プライドの高い方に
多い口癖です。
他にも、「なるほどね」が多い人。
一見、この言葉の裏には「なるほど、良い考察だね」と思いがちですが
実際は少し違います。
「あなたの意見と私の意見は違いますが、それはそれで認めますよ」
という意味合いである場合が多いです。
もし、本当に良い意見だと思えば「そっかー、それ良いね」という
言い方になるかもしくは、「なるほど、それは良いね」という
言い方になる場合が多いです。
「なるほどね、そういう見方もあるよね」の場合は注意が必要です。
意見が違うのですから、相手の意見を聞いてあげなければ
フラストレーションが溜まってしまいます。
最後に、「まあ」がやたら文頭に付くケース。
「まあ、あれだね」とか「まあ、それはさ」とか。
このような方は、自分をよく見せたいという気持ちが強いです。
よく見せたい、というのが「可愛らしく見せたい」「カッコよく見せたい」
というだけではありません。
「物知りに見せたい」「賢そうに見せたい」「大人に見せたい」など。
あなたに対して、少し背伸びをしたいときに出てくることが多いです。
ということは、嫌いな相手に対しては、よく見せようとはしない
と思います。
よく思われたいと思うときに出てくる言葉である場合が多いです。
このように、口癖ひとつとってみても、相手の心理が何となく
見えてくることがあります。
最初にお伝えしたように、必ずしもそうとは申しません。
ただ、多い、少ない、という話で言うと、多いと思うケース
なので、判断に困ったら参考にしてみてください。
ちなみに、私の口癖は「別に」だったりします(笑)
あなたの口癖は何でしょうか?
その口癖が出た時に、どんな心理状態でしょうか。
考えてみると、けっこう面白いと思います。
相手のさりげないサインを拾っていけると、相手の気持ちが
見えやすくなると思います。
気持ちが見えると、復縁も進めやすいです。
普段からアンテナを張って、ぜひサインを拾っていきましょう。
そして逆に、あなた自身がこうした口癖を持っている場合、
無意識に相手に解説したような印象を与えてしまっていることも
考えられます。
良い印象なら良いのですが、あまり良くない印象を与えてるな
と思ったなら、直していくのもいいことだと思います。
なるべく良い印象を持ってもらったほうが、復縁にもつながり
やすいと思います。
頑張っていきましょう。
▼自分の気づかない改善点ってあるのでしょうか?
▼相手の心理を理解して復縁に活かしたいのですが・・・
という方は、こちらを参考にしてみてください。
復縁のスタートからゴールまでを具体的に解説しています。