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自分はけっこう我慢してたのに、なぜフラれた?

自分はけっこう我慢してたのに、なぜフラれた?ご相談を拝見していると、よく目にするものに

「私は忙しい彼の負担にならないように、連絡したい時も
我慢してましたよ」

「彼女が他の男と遊ぶのを避難しないようにしてましたよ」

「本当はデートしたいのを3回に1回位に抑えてました」

「言いたいことを、なるべく言わないように気をつけていた」

といった内容を拝見します。

 

あなたはいかがでしょうか。

もしかしたら、同じように「自分はけっこう我慢してたのにな」
と思うことはないでしょうか。

 

このように感じる傾向の方は、復縁活動をしていても

「メール我慢してるのに返事が来ない」

「好きって言いたいのを隠してるからストレスになる」

といった状態に陥りやすいです。

 

そして、復縁は辛い、復縁は苦しい、となってしまいます。

 

ですが、本当にそうなのでしょうか。

自分だけが我慢をして辛いのでしょうか。

 

先日ご相談を担当させて頂いたEさんという女性がいらっしゃいました。

彼女も同じように「自分はデートしたいのも我慢していた」と
書いていらっしゃいました。

ただ、よくよく状況を拝見してみると、彼は部署異動になった直後で
研修を一からやり直し、帰宅も終電、という大変な状況でした。

その中で、デートは出来ないものの、マメにメールに返信をくれたり
Eさんのグチにも付き合っていたようでした。

 

ですがEさんは、「本当は会って話したかったのに彼が忙しいから
我慢していた」と解釈しているのです。

 

もう一人、ご相談を頂いたSさんという男性がいらっしゃいました。

彼も「彼女が友達ばかりを優先させるのを我慢していた」と書いて
いらっしゃいました。

こちらもよくよくご相談内容を分析してみると、おそらくSさんとの
デートが楽しくなかったことが考えられました。

行きたいところも彼女任せ。

それなのに、彼女が「ここに行きたい」と言うと「そこはちょっとな」
など興味のない素振り。

彼女としては、行きたい場所に大好きな彼と行きたいのにな、という
思いがあったようです。

それが叶わないので徐々に友人と行くようになった、とのこと。

 

さてこの2つのご相談内容をご覧頂いて、あなたは本当に、
彼らが「我慢をしていた」と思いますか?

 

確かに、我慢をしていたのかもしれません。

ですが、それはお互い様だと思うのです。

 

お付き合いを始めたばかりは、お互いに相手を優先させていたでしょう。

相手の行きたいところに応じてあげたり、相手の忙しいことには
理解を示していたり。

それは、相手が大切だから、好かれたいから、という気持ちから
相手を優先させていたと思うのです。

 

ですが徐々に、それが「我慢」にすり替わっていきます。

最初の頃の「好かれたい」という欲求がもう満たされたと分かり、
合わせてあげる意味を失うからです。

 

ところが相手はスタートが優先してもらえた状況なので、お付き合いの
最中も同じように続くと思っています。

仕事を優先させてくれたのなら、お付き合いをしていても
『仕事優先の理解をしてくれる相手』としてあなたを見ていたでしょう。

あなた自身は徐々に「いつも仕事ばかりで、私は我慢ばかり」と
思っていたかもしれませんが。

 

また、あなたは彼女の行きたいところに連れて行ってあげていたのに、
慣れてくると「行きたくない」という本音が勝っていきます。

彼女が「行きたい」と言っても、空返事ばかり。

彼女からすれば「最初は連れて行ってくれたのに、愛情が薄れてる」
と感じ始めます。

 

それは相手だけではありません。

おそらくあなたも、何を言っても受け入れてくれていたという思いから
言いたいことを言います。

ですが相手は、徐々にワガママに感じるようになります。

なぜなら、自分とは異なる意見をいうからです。

合わないな・・・と思い始めます。

 

こんなふうに、徐々にお互いが「我慢」という段階に突入します。

同じことをしているのに、です。

 

つまり、やっていることは同じなのに、「好かれるために喜んで
やっていたこと」が「我慢」になっていくのです。

 

これは誰が悪いという話ではありません。

「我慢している」と自分を悲観する必要はない、ということです。

あなたのしていることは「我慢」ではなく、「相手に好かれるための策」
だということ。

 

それを我慢だと思ってしまうと、とたんに辛くなるでしょう。

我慢だと悲観するのではなく、ぜひ相手に好きになってもらうための
行動だと前向きに考えて欲しいのです。

 

それから、我慢だと思ってしまう方には、共通の傾向があります。

それは、

「負担にならないように」とか

「メールの回数を減らして」

「デートを我慢して」

といったワードが必ず出てくる、という点です。

 

これらの言葉は、どれも何だかネガティブですよね。

 

そうではなく

「負担にならない」→「役に立てるようになる」

「メールの回数を減らす」→「相手が楽しめるメールにする」

「デートを我慢する」→「勉強に集中できる環境を作ってあげる」

というふうに、ポジティブにあなたが関わる方向で考えて欲しいのです。

 

うまくいかないから、遠ざかるしか無い、と思うのではなく
うまくいくように変えてみる、と思って欲しいのです。

 

我慢ではなく、好きになってもらうための作戦、と考えて欲しいのです。

 

たったそれだけで、気持ちの負担が全く変わってきます。

「やらなくちゃ」が「やってみよう」になります。

ワクワク取り組めるようになり、その明るい雰囲気はきっと
相手にもいい影響を与えるはずです。

「最近いいかんじだよね」

「最近明るいよね」

「なんか変わったよね」

といった言葉をもらえたら、素晴らしいです。

 

きっと、あなたにもできます。

頑張っていきましょう。

 

カテゴリ:心構えもっと見る
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