今日は、少し大切なお話をします。
あなたも、復縁のために色々と頑張っていらっしゃると思います。
復縁のため=相手に好かれるため
に、こうしたほうがいいかな、ああしたほうが良いかな
と色々考えることもあるでしょう。
ですが、ここに大きな落とし穴があります。
実は、「好かれるために」頑張ると、嫌われるのです。
正確には、最終的に好かれるために頑張るのですが、
目的が「好かれるために」となると、嫌われることが多いのです。
なぜ、そんな矛盾したことになってしまうのでしょうか。
ここはとても大切なところなので、もしお時間があれば
ぜひ今日の話は読んでみてください。
復縁成功者の声を拝見していると、面白いことに気付きます。
それは、復縁のための一つ一つの行動は、「好かれるために」
動いているわけではないということです。
では、何のために動いているのでしょうか。
先日、復縁のご報告を頂いたMさんという女性がいます。
Mさんは彼がマーケティングの勉強をしていると聞きました。
セミナーに通ったり、本を読んだりして勉強していたそうです。
たまたまMさんの会社にはマーケティング部門があり、Mさんの
同期の中に、その部署で頑張っている方がいました。
そこで、Mさんはその同期に話を聞いて、彼に参考になればと
「こんな本がいいらしいよ」など伝えていました。
この行為だけ見ていると、Mさんが復縁のために彼に
好かれようと取っている行動に見えます。
ですが、当のMさんはそういう気持ちよりも、
「彼の役に立ちたい」という気持ちから動いていたのです。
彼は参考になったと言ってくれました。
Mさんは嬉しくなって、また何か聞けたら伝えるね、と
彼に言いました。
この時に、一見、次の連絡をする口実を作っているように
見えますが、Mさんは純粋に彼に何か伝えられたら、と思って
このように言いました。
また、Tさんという復縁間近な方がいらっしゃいます。
Tさんの彼女は職場の人間関係に悩んでいました。
そこでTさんは辛抱強く彼女の話を聞いてあげました。
自分は何も出来ないけど、話を聞いて彼女の気持ちを軽く
することならできるかなと思ったからです。
ひたすら「そうか、大変だなぁ」と聞いてあげました。
一見、愚痴を聞いてあげたらよく思われる、という
思いから話を聞いているように見えますが、Tさんは純粋に
彼女の力になりたいと思っていました。
さて、この2人に共通していることがあります。
お気づきでしょうか。
行動としては、相手に好かれるための行動をとっています。
ですが、行動している本人は「好かれるため」という
気持ちからではなく
「相手の役に立ちたい」
「相手に喜んでもらいたい」
「相手の気持ちを少しでも軽くしてあげたい」
といった親切心から動いています。
実は、この部分がとても大切なのです。
なぜなら、復縁の道中「好かれるために」と思って動くと
結果が遠くなります。
そもそも「好かれる」というのは最終段階ですよね。
もう復縁するよ、という段階で「好かれる」という結果に
到達すると思うのです。
「好かれるために」行動してしまうと、自分の起こした行動から
結果が出るまでが、とても遠くなってしまいます。
すると、徐々に気が滅入ってきます。
「こんなにしているのに好かれない」
と思い始めるからです。
ですが、先のMさんやTさんのように「役に立つために」
「喜んでもらうために」と行動していると
結果がすぐ出ます。
相手が喜んでくれたり、感謝してくれるからです。
それがイコールすぐに「好き」とはなりませんが、自分の
起こした行動に対して反応が見えるので、前に進んでいる
感じがしますよね。
さらに、下心というか、「好かれたい」という気持ちからの
行動ではないので、相手も警戒しないです。
大切なことは、最終的に「好き」というのは相手が決めること
だということです。
こちらが決めることではないのです。
あなたにできることは、相手に喜んでもらったり、楽しんで
もらったり、感謝されたり。
そういうプラスの感情をたくさん与えることです。
その結果、最終的に「好き」となるのです。
ここを履き違えてしまうとどうなるでしょう?
好かれるために行動します。
「自分を好きになって!!」というオーラがどうしても
出てしまうので、相手はウッっとなってしまいます。
何だか迫り来るものを察知してしまうのですね。
あなたにも経験があると思うのです。
自分に必死の好意を寄せてくる異性は、少し引いてしまう
ものだと思います。
さらに、目的が「好かれること」なので、何をしても
ゴールにちっとも近づいている気がしません。
どんどん焦り始めます。
焦るので、余計に鼻息荒くなります。
相手は余計に必死の様子を察知して怖くなります。
逃げます。
追います。
お分かりでしょうか。
つまり、「好かれるために」ということを前提としてしまうと
何だか知らないうちに「嫌われている」という状態に
陥ってしまうのです。
確かに好かれるために動きます。
ですが、選ぶのはあくまでも相手です。
あなたは、好かれるために何をするのかというと、
先に書いたように
相手が「好き」と認識出来るだけの最大限の良い感情を
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相手に続けていくだけなのです。
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ここをどうか間違えないでください。
言葉のパラドックスのような感じですが、このちょっとした
気持ちの持ち方の違いというのは、とても大きいのです。
相手に与える影響も、あなた自身の気持ちの影響も。
間違えても「どうにか惚れさせてやろう」などと
考えないことです。
決めるのは相手。
あなたが出来るのは、相手が自分にとって良い選択を
してくれるように、努力することです。
そのために、頑張っていきましょう。