ご相談を拝見していると、色々なご質問を頂きます。
復縁に対して、それだけ真剣に考えていらっしゃることが
よく分かり、少しでもお力になれたらという思いで
いつもご返信をさせていただいています。
ただ、頂くご質問の中には、惜しいなと思う内容もあります。
もし、あなたが復縁をしたいと考えているのに、なかなか思うように
前に進まないな・・・という状態なら。
今日の話はきっと参考になると思います。
まず、いつもご相談をいただき、その中にあるご質問には
おおまかに2パターンあります。
１つ目は「行動」を質問されるパターン。
いわゆる、今後どんな行動をとっていけば良いのかという
内容をご質問されているケースです。
もう１つは「心理」を質問されるパターン。
彼（彼女）はどう思っているのか。
彼（彼女）はなぜこんなことをするのか。
相手が自分に対して何を考えているのか見えないので
解説してほしい、という質問内容です。
そして、どちらにも共通していることがあります。
それは質問内容を拝見してすぐに、その方には復縁までが
具体的に見えているか、見ていないか、と分かることです。
あなたはいかがでしょうか。
次の質問のうち、どの質問に対してどれか一つ、
「そうそう、それを知りたい！」という内容を選んでみてください。
１．彼（彼女）が今の恋人と結婚を考えているのかどうか知りたい
２．彼（彼女）がメールをしない理由は自分の未練が見えているのか
どうかを知りたい
３．彼（彼女）がどうすればメールに返事をくれるのか
４．彼（彼女）はどうすれば自分と復縁してくれるのか
５．別れた理由は見えたので、どうやって相手に改善したことを
伝えていけば良いのか知りたい
６．彼（彼女）とメールのやり取りを続けるにはどうすれば
良いのか知りたい
７．彼（彼女）が会おうとしない理由を聞くにはどうすれば？
８．彼（彼女）から嫌われてる気がするので、どうすれば
それを改善できるのか知りたい
９．彼（彼女）の警戒心をとくにはどうすれば良いのか？
さて、この９つの質問のうち、どれか１つだけ「これだけは知りたい」
というものを選んでみてください。
あなたはどの質問になりましたか？
もし、３と４と９のどれかを選ばれたなら。
おそらくあなたの復縁がうまく進まないのは、あなたが自分自身に
投げかける質問を変えてみると、うまくいきます。
実は、この３つの質問以外は、具体的な質問になっています。
状況を踏まえて、今後前にすすめるためにどうすれば？という
質問になっているのです。
ですが、３と４と９の質問だけは、とてもアバウトな質問に
なっているのです。
つまり、このような質問を投げかけているうちは、具体的な答えも
見えてこないので、具体的に行動できないのです。
例えば、３番の
彼（彼女）がどうすればメールに返事をくれるのか
この質問を取り上げてみます。
もっと掘り下げて考えてみましょう。
彼（彼女）は、逆にどんなメールなら返事をしますか？
彼（彼女）はどんな時間帯ならメールの返信率が高いですか？
彼（彼女）は、もともとメールにマメなタイプでしたか？
彼（彼女）が、あなたにメールをしない理由は何だと思いますか？
このように考えていきます。
すると、色々な答えが出ると思うのです。
例えば、メールの返事をくれるのは仕事のことを聞いた時、とか。
共通の知人の話題なら返事をくれる、とか。
時間帯も、休日よりは仕事終わりの時間くらいだと比較的
返信が多かったな、とか。
友人に聞いてみると、もともとマメに返信をしないタイプの
ようだったな、とか。
メールをしない理由は、メールしたくないからだと思う、とか。
そこからもう少し掘り下げて、ではなぜメールしたくないのかな？
もしかしたら、メールをすると期待して復縁を迫ると
思われているのかな、とか。
逆に、メールをすることで自分がケジメがつかないから
あえて返信をしないようにしているのかな、とか。
一歩ずつ掘り下げて、より具体的に自分に質問をしてみます。
すると、それまではボヤ～っとしていた全体像が
少しずつ輪郭がはっきりしてくると思うのです。
あなたの問題点が少しずつ明確になっていくと思うのです。
こうやって考えてみると、本当の問題点に辿り着けることが
とても多いです。
つい先日も、こんなことがありました。
ご相談に、「なぜ彼は私に冷たいのでしょうか」
という質問がありました。
そこで、逆に３つ質問を返しました。
１．なぜ、冷たいと感じるのでしょうか。
具体的にどんなことで自分にだけ冷たいと思いましたか？
２．あなた自身が笑顔で明るく話しかけられましたか？
３．仮に話しかけたなら、相手の第一声と最初の表情はどうでしたか？
すると、次の時にこう返ってきました。
１．よく見てみると、特に冷たくされたとか、邪険にされた
ということではなかったです。
２．私が緊張して顔がこわばっていたと思います。
３．なので、話しかけた時も相手もこわばった感じで
挨拶には応じてくれましたが、その後の勇気が出ません
でした。
ということは、問題は「なぜ冷たいのか」ではないことが
見えてきましたね。
お付き合いをしていた時とは態度が変わって当然です。
そして、自分自身も緊張した態度で接していたということです。
このことを改善したら、その方は彼の反応が変わったと
次の時にお答えくださいました。
このように、問題解決の糸口が見えないと思うときには、
たいてい、自分に投げかけてみる質問がアバウトすぎて
答えが出ないという場合も多いです。
そこからもう少し掘り下げて具体的に質問をしていくと、
案外あなたのモヤモヤの正体はすぐに見えてくると思います。
まずは、具体的に復縁の行動をするためには、
具体的に質問をしてみましょう。
きっと、今よりずっと動きやすくなると思います。
頑張りましょうね！
