ご相談を拝見していると、彼(彼女)が酔って電話をしてくる
という内容を時々目にします。
これは、対応の仕方次第ではチャンスになります。
ですが、たいてい上手くチャンスにならないケースが多いです。
なぜ、せっかくのチャンスを上手く活かせないのか?
また、酔って電話をしてくる相手の心境は?
そして、どんな対応をすれば良いのか?
もし、あなたの好きな彼(彼女)が酔っ払って電話をしてきた時に
チャンスにできるように、ぜひ参考にしてみてください。
まず、このケースで多いのは、
普段は冷たいのに、酔った時に電話をしてくる、とか
散々思わせぶりなことを言うので、その気になって次の日に
もう一度連絡をしてみたら冷たくされた、など。
普段と酔った時のギャップが大きいという感じの
ご相談をいただくことが多いです。
この場合、どちらが本当の相手の気持ちなんだ?と
迷ってしまいます。
「酔って調子に乗っただけ」
「酔って本音が出たのかも・・・」
「都合よく思われてるから深夜でも気にせず
電話なんかしてくるに違いない」
などなど、同じ状況でも人によって捉え方は様々です。
ただ、これまでのご相談のやり取りから、たいていは酔って
電話をしてくるのは
「本音が出た」
場合が多いように思います。
その証拠に、たいてい普段こちらからの連絡をスルーしている
ような彼(彼女)の場合は
「メール返せなくてごめんね~」
というところからスタートすることも多いです。
やはり、普段メールの返事をしないことを気にして
いるのだと思います。
それをどこかでずっと伝えたいと思っていたので、酔った
勢いで電話をしてくるのでしょう。
そんな時には、なるべく冷静に対応しましょう。
相手が馴れ馴れしいからと、こちらも馴れ馴れしい感じに
接してしまうと、何となくそんな印象が残ってしまいます。
すると、相手が次の日、酔が冷めた時に
「なんか、すごい近すぎたな・・・」
という記憶になってしまいます。
あなたに悪気はないのに、しかも相手のテンションに合わせて
あげただけなのに、あなたの印象が良くないのです。
ひどい話だなぁ・・・と思うかもしれません。
ですが、酔っぱらいの記憶なんてそんなものです(笑)
そして、もっと面倒なことに、相手は次の日おそろしく
自己嫌悪に陥っている、という点です。
「あちゃー、やっちゃった」
「電話するんじゃなかった・・・」
タガが外れた自分の言動に落ち込んでしまいます。
そして、その状況下でもし、あなたがイソイソと相手に
連絡をするとどうなるでしょうか。
あなたとしては、昨日の彼(彼女)の言動に
「もしかしたら・・・」と期待をしつつ、昨日のテンションで
連絡をしてしまいます。
一方、後悔している相手はその連絡を受けて
もっと自己嫌悪に陥ります。
ですが、あなたは相手の気持ちは分からないので、
「昨日のは何だったのか!?」とイラっとしてしまいます。
そして、冒頭に書いたように、ギャップに理解できず
混乱してしまいます。
こうならないために、どうすれば良いかというと・・・。
先に書いたように、まずは酔って電話をしてきた相手には
明るく対応をするものの、ある程度冷静でいましょう。
おそらく好意的な言動もすると思います。
そんな時には「そう、ありがとう」と受けとっておき、
早めに電話を切りましょう。
好きな人から好意的な連絡を受けたなら、嬉しくて
ついついもっと話したいと思ってしまいます。
それは良いのですが、あまりそこで話を真に受けてこちらも
好意的にしてしまうと、後でその印象が残ってしまいます。
なので、なるべく冷静に対応すること。
そして、次の日に連絡をしないこと。
先に書いたように、相手の心境を考えるとこちらが
親しげに連絡をしないほうが良いとお分かりだと思います。
それよりは、相手の自己嫌悪が収まるまでしばらく
静かにしておいたほうが良いです。
その姿勢でいると、逆に相手から
「この前はごめんね」と連絡が来ることも多いです。
せっかくのチャンスですから、それを好印象にするには
冷静な対応と、次の日にすぐ連絡をしないこと。
今日も暑いですが、夏らしい季節になってきました。
この時期はお酒も進みますし、夏という開放的な季節も相まって
酔って相手が電話してくる、連絡をしてくる、というケースも
増えてくると思います。
ぜひ的確な対応をして、チャンスに変えてくださいね!