先日知人が、どうしたら相手に話を聞いてもらえるかなぁ?
とこぼしていました。
聞くと相手は頑固タイプで、一度スイッチが入るとこちらの意見を
素直に聞いてくれなくなるとのことでした。
それを聞き、どんなに未練はないと割り切ったふりをしても
頑なに信じてもらえないのと似てると思いました。
相手に話を聞いて欲しい時、あなたはどうすれば良いと
思いますか?
パッと頭に浮かぶのは、納得がいくまで話し合うことでしょう。
場合によってはそれもありだと思います。
ただ頑固タイプの場合、ああ言えばこう言うの平行線で、
結果的に嫌がられる可能性があるため注意が必要です。
他は第三者に間に入ってもらう、メール等文字で訴えるなど。
客観的立場の第三者の意見なら素直に聞ける場合もありますし、
文章は視覚から情報が入るため、冷静を欠いている相手に訴えたい時に適しているそうです。
そういう意味では電話よりメールの方が都合良い時もあるでしょう。
ですがここでもヒートアップしないよう、文章は吟味して下さい。
一番厄介なのは、言った言葉は取り消せないことです。
一度感情をあらわにしたら挽回するのに時間がかかります。
それと一旦その問題・その人から離れ互いにクールダウンする、
いわゆる冷却期間を置くのも良いと思います。
よく「彼は頑固です」「彼女は絶対に考えを曲げません」という
話を聞くのですが、その時聞く耳を持てないだけで考え自体を変えないとは言いきれません。
実際あなた自身もこれだけは譲れない!という時があったと思います。
そこから後々、なぜあんなにこだわったのだろうと反省した経験があるのではないでしょうか。
そう考えると頑固でなく「その時のポリシー」と解釈できると思いました。
相手には相手なりの理論があります。
面倒なこだわりだと思えることもあると思いますが、まぁしょうがない!と開き直りましょう。
あなたがストレスを溜めたところでメリットはありません。
頑固な性格をどうにかできないか大きい視点で悩むより、
彼(彼女)のポリシーととらえ柔軟に対応してみて下さい。