あなたは、彼(彼女)とスムーズにコンタクトが取れますか?
ご相談などを拝見していると
「普通に連絡を取り合えたら、もっと前に進めるのに」
という内容を目にすることがあります。
つまり、普通に連絡を取り合えない状態の方もけっこういるのです。
連絡さえ取れたら、良いのにな・・・。
前より連絡の回数が少ないから寂しいな・・・。
と思っている方も多いのではないでしょうか。
確かに、以前と同じように気軽に連絡を取り合えたらもっと話もできるし、
もっと魅力もアピールできるので復縁までは早い気もします。
ですが、まず大前提として、『連絡の頻度は下がって当たり前』と考えておいたほうが良いです。
なぜなら、恋人同士ではないので、以前よりも連絡が減るのはごくごく自然なことだからです。
あなたが思う「普通に連絡できる」という基準は、どこにありますか?
恋人同士の基準でしょうか。
友達同士の基準でしょうか。
親友同士の基準でしょうか。
もし、以前と同じようにと考えていたなら、そこから改めてみましょう。
恋人同士の基準になっているからです。
もう一度お伝えします。
今は、連絡の頻度は下がって当たり前です。「前より連絡をくれない」と思って嘆くのは間違いです。
くれないのが、普通です。
これを大前提として考えてみてください。
さて、その上で、以前よりも少ない連絡の頻度で復縁までつなげていく必要があります。
なので、前回お伝えしたように、メールの内容を吟味しておくと印象アップにつながりやすいのです。
※前回の話を知らない・・・という方はこちらの記事をご覧ください。
⇒元カレ(元カノ)へのメールがウザくならない方法
このように、連絡の頻度はお付き合いをしていた頃よりも減るものなのですが・・・。
中には、それを加味したとしても理解できないほど、相手が反応をしてくれない、
という場合もあります。
最初の頃はまだポツリポツリと返信もあったものの、
徐々になくなっていった、という方もいらっしゃるようです。
いくら頻度が下がるとはいえ、それは失礼だろう、と思うほどメールをスルーされる。
もし、あなたも同じように悩んでいらっしゃるのなら。
考えられる可能性として、相手が『復縁を警戒』しているというケースが挙げられます。
なぜそんなことになるのかというと、未練が伝わりすぎているからなのです。
近い将来、もしかしたら彼(彼女)は、あなたとの復縁を考える可能性もあるでしょう。
ですが、今現在は考えていない状態です。
その状態で、あなたの未練に気付いてしまうと、相手は
「いやいや、自分はその気がないから・・・」とあなたをシャットアウトしようとします。
なので、メールが来ると「気があるのかな」と相手は疑ってしまいます。
さり気なく近況報告をして、相手の現状を聞こうとしても
「それを聞いてどうするんだろう?」と警戒されます。徐々に、メールの反応が悪くなっていきます。
こうなると、もうメールを送るたびに相手の警戒心を強めてしまう、という悪循環に陥ってしまいます。
では、そうならないためにはどうすれば良いのでしょうか。
未練がないと伝えるために、ストレートに「未練はないよ」と言えば良いと思っている方もいます。
これは、五分五分の作戦かもしれません。
別れ際にサクっと別れていて、特にすがっていないという
場合には、「未練はないよ」というセリフが、とてもリアルに伝わるので良いでしょう。
ですが、揉めたり縋ったりした後の別れの場合は、「未練はないよ」と言ったところで、
簡単に信用をしてもらえない場合もあります。
むしろ、言えば言うほど「嘘くさい・・・」と疑われてしまうケースもあります。
ですから、ストレートに伝えるよりは、
言動から「未練がないのだな」と分かってもらったほうが良い場合もあります。
印象アップのために、先手必勝と言わんばかりに相手を褒めるケースがあります。
例えば、
「今日も仕事お疲れさま。いつも頑張ってるよね。俺も見習わなきゃな。あまり無理しないようにね」
など。
相手が何も話していないのに、想像してこうだよね、という話をしてしまうと危険です。
「そんなにずっと自分のことを考えてるのだろうか」と警戒心を煽ってしまいます。
誕生日のメールも然り。
「今日誕生日だよね。」と当たり前のように送っていないでしょうか。
こちらとしては気を回したつもりでも、相手からすると
「とても意識されている・・・」と思われてしまいます。
このように、良かれと思っていても、実はそうではないことも色々あります。
大切なのは、相手との温度差をいつも気にしておくことです。
最初に書いたように、メールの回数もそうです。
減った、少なくなった、と思う前に、大切なことは減って当然だということです。
あなたと相手には温度差があると思うのです。
そして、その温度差を感じてしまうと、相手から警戒されることが多いでしょう。
そうならないためには、やはり相手の温度に合わせた対応をすることが大切です。
少し気にしてみてください。
意外にも、彼(彼女)の反応は良くなると思います。