こんばんは、復縁アドバイザーの福島です。
時々もっと頼って欲しかったという理由で
別れを切り出されたケースを聞きます。
もしくは束縛してくれたほうが嬉しかった、と。
通常の観点では、依存されたら重たくて受け止めきれない
人のほうが多いのではないかと思います。
というのも生活していればそれぞれに仕事があり
お付き合いがあり。
友達がいてやりたいことがあり、と恋人とはいえ
人にかかりきりになることは難しいからです。
そんな忙しい中で「連絡くらいもっとして」
「今度はいつ会えるの?」等矢継ぎ早に言われたら
ぐったりしてしまうと思うのです。
そう考えると、甘えて欲しかったと言った相手は
人一倍器が大きいのかなと思えます。
ただ、では言葉に甘えて言いたいことは遠慮なく、
相手を独り占めして、ガツガツと愛情表現を
求めていたら別れは避けられたのでしょうか。
私は、たいていの場合は避けられなかったのではと
個人的に思います。
というのも先述したように、人にはそれぞれ
生活があります。
確かに恋愛中はウキウキしますが、だからといって
それだけでは生活はできません。
フワフワ、ボーっとしてて仕事や学業に支障をきたし、
人付き合いが悪くなり友達が減るかもしれません。
するとその弊害で、急にストレスの矛先が
唯一そばにいた相手に向けられる。
甘えがわがままになったり、家族のような感覚になる。
恋人はあくまでも他人で、親兄弟ではないのです。
話が逸れましたが、別れ際にもっと甘えて欲しかった
というのは、結局はコミュニケーションが足りなかった
のではと思いました。
頼って欲しいも同様に、何を考えているか分からず
考えを知りたかっただけなど。
それを素直に伝え受け止めてもらえたかどうかは、
今となっては分かりません。
相手に余裕があれば優しくアドバイスしてくれたかも
しれませんし、それは自分に言われても・・となった
可能性も否定できず。
ですから自分が遠慮しすぎたから振られた
というより、もっとコミュニケーション能力を
高めることに集中してはどうかと思いました。
実は最近結婚できない女性が主人公のTVドラマに
珍しくハマッて観ています。
まず衝撃を受けたのは、YESマンはつまらない、
ただの聞き役だと相手は張り合いを感じないとの
アドバイスでした。
良い人で終わるパターンです。
相手に対し特に文句はないが、響くものもないと
いうことで、まさに!と思いました。
それが冒頭の、もっと甘え頼って欲しかった
(=持ちつ持たれつ支えあえる仲になりたい)
につながるのかもしれません。
甘えたら甘えたで面倒がられた可能性はなきにしもあらず。
頼って最初は良かったが、そのうち「自分」が
ないと思われた可能性もあります。
それゆえ言葉は選びながら、意見はきちんと伝え
信頼関係を築くのではと思っております。
とはいえ謙虚は決して短所ではありません。
むしろ日本文化では長所になることのほうが
多いように思います。
大事なのはもっと自分に自信を持つことではないかと
思っております。