あなたは、彼(彼女）からメールの返事をもらいたいとき、
どうやって伝えていますか？
ご相談を拝見していると、人によって伝え方は本当に様々です。
例えば
「返事ちょうだいね」
「お返事待ってます」
「無視はやめてね」
「早めに教えてね」
「返信をお願いします」
「返事がほしいな～」
などなど。
パっと見た時に、あなたならどれが一番返事をしようかな、という
気持ちになりますか？
逆に、急かしたり要求するのは気が引ける、という方も多いです。
ですから自分からは返事がほしいということを伝えられないという
方もいらっしゃると思うのです。
ですが実は、メールの返信が来ないというケースでは、相手が
「返事をしない方がいい」と思っていることも多いです。
ですから、きちんと返事がほしいよ、という意思表示をしておいた
方がいい場合も多いです。
そうすれば、「このメールは、なんだろう」とか「どうしたら良いのかな」
と、相手を悩ませることもないでしょう。
とはいえ、上手に返事がほしい気持ちを伝えるのは、なかなか
難しいようです。
そこで今日は、上手に返事がほしい気持ちを伝える方法を
お伝えしたいと思います。
まず、ストレートに「返事ちょうだいね」と言えるのは、これまで
返事がなかった場合にしておきましょう。
というのも、「返事を要求したほうがいいのだ」という部分だけ
頭に残ってしまい、とりあえずメールに返事をくださいと書いてしまう
方がいると思うのです。
ただ、受け取った相手からすれば、もしかしたら
「いつも返事を書いてるじゃないか」と思うかもしれません。
いつも返事をくれる相手に「返事ちょうだいね」は重く感じさせて
しまう場合もあります。
ということは、このセリフが有効なのは、普段返事が来ない相手に
軽いジャブで送ってみる、というパターンだと思います。
では、返事が来たり来なかったり、というケースで
ちゃんと返事がほしい、ということを伝えるためには
どうすれば良いのでしょうか。
このような場合は、ストレートに「返事ちょうだいね」と
書くよりも、
相手が「返事をしよう」と思うように持って行くことが
大切だと思います。
相手が自発的に「返事をしよう」と思ってくれるためには、
いくつか方法がありますが、その中の一つ。
「締め切りを決めておく」というのも役に立つと思います。
何となくのメールではなく、予定のあるものにしておくと
相手も、その日までに返事をしようと思ってくれます。
例えば「○日に△△に行くから、キミの前に言ってたお店を
教えて欲しいんだけど」とか
「来週買いに行くから、オススメを教えて欲しいな」など。
相手に関することで期限付きの質問をしてみます。
返事が来たり来なかったり、というケースは、相手に悪気が
ない場合が多いです。
タイミング次第で返事を書いたり、書かなかったりしている
ケースが多いです。
それはやはり、優先順位が低いということもひとつの原因かも
しれません。
ただ、たいていは「時間があるときに返そう」と思って
そのまま忘れているようです。
なので、時間がある時、ではなく○日までに、となるように
締め切りのある質問をしておくと良いと思います。
ただし、この締め切りが、やたらに先になってしまっては
なりません。
「来年の話なんだけど・・」のようになってしまうと、相手は
すっかり忘れてしまいますよね(笑)
ですから、なるべく締め切りまでの期間は短いほうが良いです。
短いと言っても5分後とか、1時間後とか、急がせ過ぎもNGです。
そして、一番大切なのは、伝え方です。
「返事ちょうだいね」という伝え方は、確かにストレートです。
一番シンプルで分かりやすいと思います。
とはいえ、ストレートすぎて、相手がカチンと来る可能性も
考えられます。
これを避けるには、もう少し柔らかい伝え方のほうが良いでしょう。
例えば「返事くれると助かります」とか「返事がくると嬉しいな」
などなど、相手への押し付けではなく、
あくまでも、「こうなると嬉しいな」というあなたの気持ちを
伝えておきます。
「こうしてね」という話になると、相手の行動を指図することに
なります。
ですが、「こうしてほしいな」という話になると、あなたが
嬉しいということですので、やるもやらないも、相手に
決定権があります。
なので、柔らかい印象になります。
細かいことですが、メールのやり取りというのは、こうした
些細な事で印象が左右されることも多いです。
ということは、ほんの少し気をつけるだけで、あなたの印象が
グーンとアップするということ。
ちょっとした気遣いだけですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
