あなたは、何のために彼(彼女)にメールを送っていますか?
「復縁のため」
「忘れられないように」
「つながっていたいから」
「送りたいから」
色々な理由があると思います。
ですが、復縁のためには同じ送るのなら「好印象」なメールを
送っていただきたいと思います。
直接顔を合わせる機会が多い方は別ですが、基本的に復縁活動を
していくなかでメールやSNSのメッセージ機能などは、とても
重要になってくるからです。
顔を合わせる場合は、表情や話し方、見た感じなど色々な
要素で印象を変えられると思います。
ですが、なかなか会えないという場合は、どうしてもメールの
文章、中身、文体から印象が決まってしまいますよね。
そんな時に、意外とメールの文章には個性が出るのです。
私も毎日復縁相談を担当させて頂いていますが、メールから
見えてくる性格は、比較的当たる事が多いです。
「○○さんはこんな方ではないですか?」という内容に
「なんで分かるんですか!?」と返ってくることも多いです。
それは私だから分かるというよりは、意外と個性が出る
からだと思うのです。
例えば、ひとつのメールにあれこれ内容を詰め込んでしまう
という方は、感情先行タイプだったり、せっかちだったりします。
白黒ハッキリさせたいタイプにも多いと思うのです。
逆に、メールの内容が浮かばないとか、何を送ろうか迷う
という方は、慎重派で優柔不断なタイプだと思うのです。
もう一つ、本当は書きたいことが沢山あるのに、あえて
素っ気ないメールを送っている、というタイプもいます。
このタイプはなかなか素直になれず、警戒心の強いタイプ
だと思っています。
この辺りは、あなたも何となく「そうかも」と分かる点では
ないでしょうか。
では反対に、それらのメールを受け取った側はどんな印象を
受けるでしょうか。
つい先日、あるメールを拝見していたのですが(復縁相談の
メールではありません)
「こんなメールをもらったら、ちょっと面倒くさくて
後回しにするな~」
と思ったものがありました。
それは、内容があれこれと書いてあり、出だしは質問を
しているのに文末では決定事項になっているメールです。
「○○の件はどうしましょうか。
私はこう思っていて、あーだこーだ
(10行くらい続く)
それでこうしようと思っていて、そのために
こんなことが必要で・・・
(5行くらい続く)
なので、こうしようと思っています。
どう思われますか?
これでいいと思われますか?
4日までに返事をもらえますか?
できれば3日の15時に連絡をしようと思います。
都合はどうですか?・・・・」
みたいな内容でした。
なぜでしょう。
これを読んだ瞬間、最後まで読む気が失せてとても
面倒くさい気持ちが満載になってしまいました。
なぜ、このメールをものすごく暑苦しく感じたのかな・・・と
しばらく考えていたのですが、理由が3点ありました。
1.考えた経緯はとりあえず不要
2.矢継ぎ早に何個も質問(「?」が付くもの)が入っていて
質問攻めの気分で嫌になった
3.返事を4日にくれと書いてあるのに3日には連絡が来る
という2回もコンタクトが必要な面倒臭さ
つまりは、一方的にあれこれ言われている気分がして
何だか面倒くさくなってしまったのだと思います。
さて、これは私がもらった業務メールだったのですが、
実は、復縁のメールにも似たような状況を目にします。
例えば
「最近だんだん暑くなってきたね~。元気?
暑いの苦手だったよね~、確か。
今年もバテ気味になってるんじゃないの?
そういう時にはスタミナの付くもの食べて乗り切ろう。
というわけで、焼き肉でも行かないかなと思って・・・
私は○日と○日があいてます。あなたは?
あ、○日でも大丈夫かも~
でもあなたの都合に合わせるから、空いてる日を教えて。
明日にでも連絡するから。」
という感じのメール。
勝手にどんどんと話が進んでいる感じがします。
受け取った側は、いやいやいや・・・待て待てと思います。
なぜこんなことになるのかというと、過程が長すぎる
ということと、一方的すぎるということが原因です。
もっとキャッチボールをしながら本題に入ったほうが
いいと思うのです。
最初は「バテてない?」がメインくらいのメールで
いいと思うのです。
それに対して返信が来たなら、徐々に確信(お誘い)に
迫っていけば良いと思います。
ですがこのように書くと
「そんなこと言って、返事が来なかったら話が
前に進まないじゃないですか」
と思う方もいらっしゃるでしょう。
ただ、これは本末転倒です。
そもそも、メールの返信もしない相手を誘うこと自体
ちょっと早まっていると思いませんか?
メールの返信はしないけど、焼き肉なら食べに行く、という
ケースはあまり無いと思うのです。
メールの返信すらままならないということは、まだ会うには
少しハードルが高いと思ったほうが良いでしょう。
むしろ、そんな状況であれこれ一方的に書いて食事にまで
誘ってしまうことのほうが印象を悪くします。
ということは、暑苦しいメールを送ってしまうと印象が
悪くなってしまいます。
では逆に、好感触を与えるメールはどんなメールでしょうか。
それは、暑苦しいメールの逆だと思います。
用件をさらっと。
前置きが一方的になってしまう場合は、便利な技があります。
前置きを書かずに、
「こんにちは。あの○○の件なんだけど・・・・。
取り急ぎ用件だけ。また空いてる時に返事ください」
という感じで送ってみましょう。
取り急ぎ用件だけ、という言葉はとっても便利だと思います。
きちんとことわってくれているので失礼ではないですし、
前置きが無いぶん、スッキリ読みやすいです。
暑苦しい印象は無いと思います。
ただ、毎回「取り急ぎ用件だけ」と書いてしまうと、
何だかしつこい印象になりますよね。
ですから、相手から返事が来たならきちんと対応をすると
いいと思うのです。
自分が相手からそんなメールをもらったら、素っ気ないので
悲しくなると思うかもしれません。
ですが、相手は自分ではないのです。
あなたは素っ気ないと悲しくなるかもしれませんが、相手は
逆に素っ気ないくらいのほうが安心して返信しやすいという
時もあるのです。
なので、その点を少し加味して、好印象になるメールって
何だろうなと考えてみましょう。
最初にお伝えしたように、なかなか会う機会がないという
場合にはメールやメッセージなどは、あなたの印象を左右する
重要なツールになります。
安易に送るよりは、きちんと計算して送ったほうが
復縁も進めやすくなるはずです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!