あなたは、復縁しようと思ったとき、最初に何をしましたか?
・彼(彼女)に連絡をしてみる
・友達に相談してみる
・とりあえず復縁本を読んでみる
・占いに行って復縁できるか聞いてみる
などなど、人によって様々なことをされたと思います。
ただ、もし「自分の力で」復縁しようと思うのなら、最初にまず
やっていただきたいことがあります。
それは
・別れの原因を考える
・自分の改善点を考える
この2点です。
同時に考えるだけでは前に進まないので、改善点が見つかったなら
改善していく必要もあると思います。
なぜ、最初にやってほしいのかというと、何事も原因と解決策が
見えてこないと進みようがないからです。
走りながら考えることも必要です。
考えて見えなくて立ち止まっているのは、時間が勿体無いです。
ただ、最初に考えてみないと方向性も見えませんし、やみくもに
動き出すことになってしまいます。
例えば、登山で遭難をした時を考えてみてください。
とりあえず動き回ったら、どうなるでしょうか?
知識のある方なら分かると思うのですが、やたらと動きまわるのは
捜索を難しくしますし、体力も消耗してしまいます。
怪我をするリスクも高まります。
ですから、まず最初にやることは、
・元きた道を引き返して迷った地点に戻る
・その場で待機
・下山ルートが見えやすいよう高い位置に行く
などが挙げられると思います。
復縁も同じように
・別れに至ってしまった分岐点、原因を知る
・やたらに動くのではなくじっくり考える
・復縁までの道のりが見えるよう冷静に手段を知る
といったことが大切になってきます。
あなたは、こうした初動をきちんと考えた上で動いていますか?
もし、闇雲に動いているなぁと感じるのなら、一度ストップ
してみてください。
焦らなくても大丈夫です。
まずは落ち着いて原因と対策を考えたほうが良いでしょう。
さて、では原因や対策を考える時に。
大切になってくるのが、「自分について」です。
登山とは違い、恋愛は人の気持ちの中で起こることです。
ということは、原因や対策は気持ちの中にあります。
あなたが改善策を考えるなら、やはり自分に対する改善策ですよね。
復縁したいのに、相手に「反省して改善しろ」と言うのは
おかしな話です。
まずは相手より先に自分から、というところでしょう。
ただ、改善点を考えるときに、自己評価が正しくできていない
ということはないでしょうか。
「自分はこんな人で、こんな点を改善しなくては」と
思っている、そのあなたの改善点自体が、
間違えている、ということはないでしょうか。
というのも、ご相談を拝見していると、自己評価が必要以上に
低いことに驚きます。
例えば、とても相手のことを考えられる素晴らしい方なのに
「自己中心的で自信がないんです」と思っていたり。
もう少し反省をしたほうが良いのでは?と思うケースでも
「私は最善を尽くした」と思っていたり。
往々にして自分の事は正しく判断するのが難しい、
ということもあるかもしれないなと思いました。
あなたは、いかがでしょうか。
自分って、こんな人、ということを正しくつかめていますか?
実際、自分がこのような人物である、と自分で評価するのは
とても難しいと思うのです。
たいていは、自分が思っていることと、他人が思っていることに
ズレがあるものだと思うからです。
ただ、その自己評価が間違えていると、そもそも復縁の
スタートが間違えてしまうので、なかなか思うように進まない
とうことも出てきてしまうと思います。
では、正しく自分という人間について把握するには
どうすれば良いのでしょうか。
答えは、とてもシンプルです。
「人様の評価を受け入れる」です。
自分で自分を評価するのは難しいですし、判断するのも
難しいと思うのです。
しかも、本当は、自分の自分に対する評価なんてどうでも
よかったりします。
なぜなら、あなたを評価するのは他人だからです。
復縁したいと思ったなら、そのためには相手に受け入れてもらう
必要があります。
ならば、あなたを評価するのは、その復縁したい相手です。
つまり、もともと自分の自分に対する評価よりも
他人が自分に対する評価のほうが、大切だったりします。
話がややこしくなってきたので、整理しますね。
1.復縁に大切なのは、まず原因と解決策
2.原因を解決するには、自分が変わることから
3.ただ、自分を変えるにはどこをどう変えるのか
自分の評価を正しくやろう
4.自分で自分の評価を考えるより、人の評価のほうが役立つ
ということになります。
ですから、あなたが「自分はここを変えよう」と思うとき、
自分の思う改善策よりも、他人が思っているあなたの印象を
大切にしたほうが良いのです。
そこで、あなたは、自分が思っている自分と、他人が思っている
自分に「ズレ」があると感じたことはありませんか?
例えば私は、よく
「元気で明るいですね。前向きですね」
と言われることも多いです。
ただ、私の中の自分は「暗くてネガティブ、もっと頑張ろう」と
思っていることもあります。
つまり、他人に見えている自分と、自分の知っている自分
というものにはズレが有ります。
逆に、自分では気にしていないことでも、他人からは
とても気になることもあるでしょう。
例えばご相談でも目にするのですが、会社の愚痴をこぼすことは
自分にとっては普通のことでも、相手には嫌がられていた。
時間にルーズなのをあまり気にしていなかったが、
最終的にそれが別れの引き金になった、など。
ご相談時に「あー、そんなことが原因だったんですね」と
ご感想を頂くこともとても多いです。
そのくらい、他人の評価のほうが重要だということがわかります。
ですから、もし、あなたが自分を評価して、自分のこんなところを
改善していこう、こんなところに自信を持って行こう、と
思っているのなら。
その意見に、少し他人の意見をブレンドしてみましょう。
意外なところに盲点があることも多いのです。
正しく自己評価するだけで、実は複雑に見えていた復縁までの
道のりが、アッサリ見えることもよくあります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。