今回は「好きになった人が同性だったら?」というご相談について。
数は多くないのですが、同性の相手を好きになったというご相談をいただくことがあります。
復縁とは違うのですが…という前置きでご相談くださいます。
友人として仲良くしていたが、自分の本音を伝えたら距離を置かれてしまった。相手の気持ちも分かるから無理に付き合ってほしいとかではなく、せめて友人としてこれまで通りに付き合っていきたい。
といったご相談です。
友人として復縁したいから相談したという内容です。
難しい問題だなと思うことが多いです。
あれこれ自由にと訴えたところで、女性が好きな男性が多いでしょうし、男性が好きな女性も多いです。
やはりマジョリティは圧倒的にこちらだと思うのです。
ですから、自分が好きになった人が異性しか受け入れられないというケースもあると思います。
こればかりは相手のアイデンティティなので変えようがないと思うかもしれませんね。
同じようなケースで、宗教問題、国籍問題、家柄問題、学歴問題などあります。
あとは身体的な特徴です。背の高い人じゃなきゃ嫌、という相手なら身長が低い段階で除外されてしまうのですね。
ただ逆に、理想はそうだけれど、好きになったら仕方ないじゃない、というケースもあります。
身長の高い人しか付き合わないと思っていたけど、最終的に結婚したのは自分より身長の低い人だった、というケースもよくあります。
また、宗教にしても、お互いにその思想が根底にある相手を好きになったのだから、否定せずやっていくという決断をする方もいます。
ですから、好きになってしまったなら、必ずしも乗り越えられないことはないということもあります。
問題なのは、それほどの「好き」の熱量は起こりにくいこと。
あなたもそうだと思うのですが、恋をするときに自分の理想に近い人に出会ったほうがトキめきますよね(笑)
例えば顔はこのような人が好み、性格はこんな人が好み、といった具合に好みがあると思います。
その好みに近い人が現れると「あら…」とドキドキするのではないでしょうか。
ですから、恋に発展しやすいですし、気持ちも盛り上がりやすいと思うのです。
逆に、好みや理想とはかけ離れていると、なかなかテンションが上りません。
それだけ恋のチャンスは低くなるということなのですね。
ですから、自分の好みを超えて恋をするということは、それ以上に相手に他の魅力があるのだと思います。
このあたりに、解決のヒントがあると思いませんか?
つまり、理想の相手とは程遠かったけれど、気付いたら好きになっていた、というケースも有るということ。
逆を言えば、その「気付いたら好きになっていた」という状況を作れなかったということに原因があるということ。
その原因が何なのかは人によって様々だと思います。
例えば、連絡の頻度が合わなかった、話をした感じが合わなかった、など。
変えられないことが原因なら難しいのですが、このように自分の気遣いで変えられる問題ならどうにかなりそうです。
では、話をもとに戻して…。
同性を好きになったけれど、相手はそういうタイプではなかった場合。
せめて友人としての関係を取り戻したいとのことでしたが、ご自身がそれで本当に大丈夫なのかという点をまず振り返ってみたほうが良いと思います。
本当に割り切って、友人として元通りにと考えているのなら、相手も分かってくれると思うのです。
どこか「できれば…」という期待が見えるので相手も距離を置くのではないかと思います。
もし、期待を抱えて友人として振る舞われたなら。
おそらく相手は申し訳ない気持ちになるでしょうし、期待をさせたくないと思うでしょう。
相手にしんどい思いをさせることになってしまうのですね。
その点を考えてみて、ご自身で何ができるのかを考えてみていただきたいのです。
まず、どこかに好きな気持ちが見えると上に書いたように、相手がしんどい思いをすると思います。
好きな人がしんどい思いをするのは、おそらくご自身の本望ではないと思います。
となると、その気持ちは一旦封印してお付き合いをしたほうが良さそうです。
その上で、好みを乗り越えて恋をするという状況を作るために、相手が何を求めていて、どういう人なら受け入れるのかを近くで研究していくとよいかと思います。
必ずしもそれで受け入れてくれるようになるかどうか、というのは相手ありきなので分からないのですが。
ただ好きと訴えたり、ただ諦めてしまうよりは可能性が高いと思います。
実際に、そうしてチャレンジし、お付き合いを成功させたケースも有りました。
友人として仲良くしていたのなら、あなたの魅力は相手に伝わっているのだと思います。
ただ、恋人となると条件が少し変わってきます。
可能性はゼロではないと思うので、ぜひ頑張っていただけたらと思います。
▼本当にこんな状態から復縁できますか?
▼自分の場合はどうなのかな?
と思われる方は当サイトを参考にして下さい。