私のもとへは男女とも同じようにご相談を頂きます。
復縁に限らず、人が人を好きになるということについて、男女という
性別はあまり関係ないと思うのですが。
では全く同じなのかというと、少し違う点もあります。
やはり、男だから、女だから、と思って生きているのですから
捉え方や元恋人に対しての思いも違う事が多いです。
ですから、あなたが思っている復縁の感覚と、彼（彼女）が思っている
復縁の感覚は違うかもしれない、と思っていただければ幸いです。
今日は、そのためにも男女で少し違う、元恋人の気持ち的な位置と
それを前提とした復縁についてお伝えしたいと思います。
まず、気持ち的な位置について。
男性から見て元恋人というのは、身内に近い存在だと思います。
自分のことをよく知ってくれていて、大切にもしてもらっていた。
そんなことからよく知っている相手、という印象かと思います。
ただ、女性とは違い、友情と愛情の区別というのがつきにくい方が
多いのかなと思います。
いいなと思う女性は、なんとなく恋人にもなりうるというか。
体の関係を持ちたい、持ちたくない＝付き合える、付き合えない、
という・・・。
なんとなーく、女性とは違う感覚で判断をしている面もあります。
となると、どの線から恋人候補で、どの線からNGなのかということが
自分でも時々わからなくなることがあります。
決定的に無理！！ということがない限りは、特に断らなくても
という感じになってしまうこともあると思うのです。
ごちゃごちゃと言い訳のような話を書いていますが（笑）
何が言いたいのかというと、曖昧だからこそ、元恋人というのは
立場がとても微妙なのです。
恋人ではないけれど、恋人にもなりうる存在。
なので、きちんと線引をしたいと強く思ってしまいます。
恋人ではない、と自分の中で線引をして、なおかつ、距離を置いて
物理的にもそういうふうにしないと、曖昧になってしまうからです。
ですから、男性からすれば元恋人というのは少し怖い存在
なのですね。
ポっと何かの拍子にうっかり恋人に戻ってしまったら、また
同じように喧嘩したり、不愉快な思いをしてしまう。
そうならないように距離を置こう、と思ってしまいます。
この気持ちが、女性より強い印象です。
理由が、上に書いた言い訳のような感覚です。
逆に女性は、元彼というのは過去の人です。
未練がある場合は除きますが、自分から別れを告げた相手や
もう未練のない場合は、過去の人になってしまいます。
ですから会っても過去の人フォルダなので、友達のような感覚で
接していくことができます。
友達というよりも身内という感覚に近いでしょうか。
自分をわかってくれる存在、という感覚に近いのかなと思います。
ただ、別れ際に揉めてしまうと、怖い存在になるので要注意です。
なぜなら、女性は男性よりも腕力が弱いので、力任せにされると
勝てないという恐怖心を持っています。
なので別れ際にすがったり、彼女を責めたりすると、
「何をされるかわからない」という恐怖心を持たれます。
過去の人を通り越して、怖い人になってしまうので、この点は
気をつけたほうが良いです。
こちらとしてはその気がないのに、勝手に怖がられてしまうからです。
そうでなければ、昔のいい人、という感覚になっていることが多いです。
このように男女で感覚が違うので、あなたが思っている感覚で接して
いると、相手とはズレが生じてしまうことがあります。
例えばあなたが女性で、彼と復縁したいと思っているなら。
あなたはまだ未練があるので連絡しますが、相手は線引をしなくちゃ
と思ってしまうので、距離を置こうとしてしまいます。
あなたが男性で、彼女との復縁をしたいと思っているなら。
あなたの連絡に対して、相手は気楽に応じてくれるかもしれません。
ですが、抱えている感情は全く異なります。
なので、あなたが未練を見せると「そういうつもりじゃなかった」と
スパっと距離を置かれてしまうでしょう。
違いをわかること、そしてそれをうまく活用していくことが
とても大切だと思います。
先程の例で言えば、彼と復縁を考えているのなら、まずは女性らしく
とか、女性を武器にと考えるよりも、友達感覚で接してもらえるように
気楽な連絡をしたほうが良いでしょう。
彼女と復縁を考えているならば、気楽に応じてくれているうちに
未練は見せずいい相談相手のポジションを確立したほうが良いでしょう。
ぜひ相手の特性を逆手に取ってうまく活用していけると良いなと
思います。
頑張っていきましょう！
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