先週のお話で、友達になるには?という内容をお伝えしました。
同様に、復縁の道中では、まずあなたに「未練がないこと」を
アピールしていくことも大切です。
なぜなら、彼(彼女)は復縁したいと思っていない段階です。
その段階で、あなただけが未練たらたらの状態だと、相手も警戒
してしまい、うまく連絡が取れなくなってしまいます。
少し、あなたがウィンドウショッピングをしているときを
想像してみてください。
特に欲しいものはなく、ただお店を覗いている時に、店員さんに
やたらと勧められたらどう思うでしょうか?
「いや、それ、今はほしくないんだけど・・・」とその場を
立ち去りたくなるのではないでしょうか。
同じように、彼(彼女)も、あなたの好意を見せられても
「いや、今はその気持ちに応えられないんだけど・・・」と
離れたくなるのです。
ですから、大切なことは、未練をなるべく見せないように接して
いくということ。
ですが、実際にところ未練を見せないようにするということは
どういうことなのでしょうか?
実は、ご相談でも「未練を見せないようにしてください」と
お伝えしても、未練を見せない=冷たくする、と勘違いをされて
いらっしゃる方もいます。
未練を見せない=冷たくするというわけではありません。
あなたもそうだと思いますが、自分に対して冷たい人を好きには
ならないですよね。
別れたから、未練を見せないため、とはいえ、冷たい対応を
するというのは少し違います。
ポイントは3つ。
1.連絡や会うことに執着しない
2.相手の対応に合わせる
3.相手が言わない限り詮索しない
一つずつ見ていきましょう。
まず、「1.連絡や会うことに執着しない」について。
連絡がこないときに、畳み掛けるように連絡をしてしまうと、
やはり未練があるように見えてしまいます。
また、前に連絡が来なかったことなども細かく覚えていると
未練があるように感じられます。
あなたもそうだと思うのですが、自分の中であまり強く意識して
いない人の行動について、逐一覚えていないですし、気にしないと
思うのです。
逆に、同僚がいきなり「去年も○○って話してたよね」など、
あなたすら覚えていないあなたのエピソードを語ってきたら
どう思うでしょうか。
親しい間柄でなければ、「すごい記憶力だね!」と感心するか
「なんで、そんな細かいこと覚えてるの?」とちょっと警戒する
のではないでしょうか。
そして、どちらかというと後者のほうが多いと思います。
ですから、前の連絡がこうだったとか、前はこう言っていたとか
別れた後では細かいことを言わないほうが良いかと思います。
連絡についても、LINEやメールで済むことを電話しようとしたり。
電話で済むことを会う口実にしようとしたり。
連絡しよう、会おう、という下心が見えてしまうと、相手は
あなたが未練があるように感じてしまいます。
特に多いのが、荷物のやり取りです。
お付き合いをしていた際に、お互いの私物を部屋に置いていて、
その整理のために連絡をするというケースは多いです。
このやり取りで、会う口実にはなります。
ですが、会わなくても渡すことは可能です。
家が近いとか、お互いに渡し合ったほうが早いということなど
わざわざ会う理由が明確なら良いと思います。
実家暮らしで家族にあれこれ言われるのがイヤとか。
そうではないのなら、むしろ時間を合わせてわざわざ会うより
送ってくれたほうが早い、という場合も多いでしょう。
そうなってくると、相手が忙しいと言っているのに、どうにか
会おうと画策してしまうと、やはり面倒に思われてしまいます。
「なぜ、そんなに会おうとするのか?」とあなたの未練を
感じさせてしまうのですね。
なので、荷物のやり取りなども上手に振る舞うことが大切です。
次に、「2.相手の対応に合わせる」ということについて。
例えば、相手は2~3行のメッセージなのに、あなたからの
メッセージは異様に長いとか。
逆に、相手はけっこう親身に色々書いてくれているのに、
「未練を感じさせないようにしよう」と意識するあまり
お礼も言えていないとか。
チグハグな対応になってしまっているケースをよく見かけます。
こうなってしまうと、やり取りをしている彼(彼女)に
何だか変・・・という違和感を与えてしまいます。
違和感=まだ未練があるのかな、という印象になってしまう
ことも多いので、違和感を与えないように、相手に合わせた
対応をしていくと良いと思います。
特に、このケースで未練がないようにする=冷たい対応
という状態になりがちです。
相手が比較的、丁寧な対応をしてくれているのに、ありがという
という一言が出てこなかったり。
せっかく質問をしてくれているのに、スルーしてしまったり。
それでは、ただの失礼な人になってしまうので、相手が丁寧に
対応してくれるのなら、こちらも丁寧に対応したほうが良いと
思います。
最後に、「3.相手が言わない限り詮索しない」ということ。
例えば、週末ご飯でもどう?と誘ってみて、「いや、やめとく」
となってしまった場合。
他に何か用事があるのかとか、誰かと約束が入ってるのかとか、
ついNOの理由を知りたくなってしまいます。
ですが、相手が言わない限りは詮索しないほうが良い場合が
多いです。
おそらく彼(彼女)も、明確な予定が入っていれば
「ごめん、○○があるから無理」など理由を言うと思うのです。
言わないということは、特に用事は無いがNOという場合だったり、
あなたには言わないほうが良いと思う用事だったり。
おそらく無理に聞き出しても良いことはない、という
ケースが多いと思います。
他にも、最近仕事どう?と聞いてみて、相手から「まあまあかな」
と返ってきたときなど。
特に話が広がりそうにないのに「そろそろ忙しい時期だよね。
今年はどうなの?」のように深掘りしようとしたり。
どうにか話を引っ張り出そうという感じで詮索してしまうと
相手も警戒してしまいます。
そういう場合は、サクっと「そっか」と終えたほうが
良い場合も多いです。
未練がないように見せる、というのは言葉では簡単ですが
実際には難しいですよね。
よく、「人は無いものを有るようにも、有るものを無いようにも
みせることはできない」と言われます。
あなたの彼(彼女)への気持ちは、そこに有るのに、
それが無いように振る舞う、というのは難しいと思います。
ですから、大切なことは、具体的にどういう行動をすれば
「未練が無いように見えるか」ということを考えてみること。
どんな行動なら、未練が無いように見えるのか、と考える事。
その簡単な見つけ方は、あなたが彼(彼女)以外の異性と対応して
いるときの態度です。
それがナチュラルに気持ちが無い相手への対応ですので、
参考にしてみると良いと思います。
頑張っていきましょう!
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未練が無いように見せていると、相手も安心して次の人に
行ってしまうのでは?という不安もありますよね。
恋愛感情を持ってもらいたいのに、こちらの感情を押さえて
いても本当に復活できるのかな?という疑問もあると思います。
それらに詳しくお答えしています。
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