今回は、分かりそうで、自分では判断が難しい問題です。
あなたも、同じ話でも「ウザい」と思うことと
そう思わないことがあると思います。
復縁の過程でも、同じ事をしても「ウザい」と思われて
しまうケースと、「愛おしい」と思われるケースがあります。
これらは、何が違うのでしょうか。
もし、この境目をきちんと分かっていたなら、あなたも
彼(彼女)に「ウザい」と思われることなくやり取りが
できるようになるでしょう。
きっと、復縁を進めていくにも役に立つと思います。
「ウザい」と思われてしまうのは、なぜ?
と考えたとき、大抵の方は
「そりゃ、好きか、嫌いかの差でしょ。好きな人なら、何をしても愛おしいし、嫌いなら何でもウザい」
と思うのではないでしょうか。
確かにこれは一理あります。
あばたもえくぼ、と言われるように、好きな人なら何でも許せてしまえそうです。
では、好きか嫌いか、だけで判断をしているのでしょうか。実は、男女で少し違うと思います。
というのも、女性は基本的に感情ベースで「好き」「嫌い」の判断をすることが多いと思うからです。
ワイドショーなどに登場する年配の女性など見ていると顕著です。
タレントの話を振った時に「あー、この人、なんか嫌い」など答えている該当インタビューをよく目にします。
なんか、の理由を尋ねてみても
「う~ん、顔が嫌い」
「全部嫌い」
「何となく嫌い」
など、具体的なことはあまり出て来ません。
なぜなら、「何か嫌い」だからです。
逆に、「そんな人のどこが良いの?」と聞かれても「何か好き」になることも多々あります。
このような想定をしてみると、確かに「好き」「嫌い」で分類されてしまうかもしれません。
感情ベースなのでウザいと愛おしいが連動していると思うかもしれません。
好き=愛おしい
嫌い=ウザい
ですが、女性の「何か好き」と「何か嫌い」の境目はどこにあるのか、と考えてみると。
おそらく「生理的に好き」「生理的に嫌い」ということだと思うのです。
というのも、その人のことを詳しく知らないけれど、好き、嫌いの判断を下しています。
ということは、もともと好きなタイプ、嫌いなタイプ、という分類に過ぎないと思うからです。
と考えてみると、もともとお付き合いをしていた男性なら
基本的には「何か好き」の部類に入るはずなのです。
もし、嫌いならお付き合いしないと思うからです。
男性の場合は、もっとシビアに考えているでしょう。
好き、嫌いということは「何となく」ではなく具体的な理由がある場合が多いです。
例えば「意見が合う」とか、逆に「視点が違って面白い」とか
その人なりの価値観で好き嫌いを決めていると思います。
ですが、その場合でも、一度は好きになった女性なら
彼の価値観のハードルをクリアしていると思います。
なので、単純に
好き=愛おしい
嫌い=ウザい
ではない気がします。
あなたも少し振り返ってみて頂きたいのですが、
思春期の頃、ご両親がうっとうしいな・・・と感じたことはなかったでしょうか。
両親が嫌いなわけではないけれど、なぜか反発したい、なぜかウザい、という状態です。
この感情は、別れた相手の抱く感情に少し近いです。
ご相談を拝見していても、嫌っているわけではないのに
妙に素直ではない対応をする彼(彼女)をよく見かけます。
距離を置いていると話しかけてくる。
でもいざ近づこうとすると、冷たい対応をされる。
など。
どうしたいのかな、と思ってしまう対応です。
そこで、あなたが思春期の頃を振り返ってみてください。
なぜ、ご両親をうざったく感じてしまったのか。
個人差があると思いますが、多くの方は、
親の接し方や愛情に対してイライラしてしまったのではないでしょうか。
「もう大人なのに子供扱いするな」とか
「そんなに過度な期待をしないで」とか。
私事ですが、私が思春期の頃、一番イラっときたのは「お母さんだって、頑張ってるのに・・・」でした。
だから、何だ!?と、とても腹が立った記憶があります。
今思えば、なぜそんなに余裕がなかったのか・・・と
自分で呆れるのですが(笑)
ただ、ここに、相手の気持ちが少し見えませんか?
決して嫌いではないけれど、うざったいのです。
なぜそうなってしまうのかというと、原因は3つだけです。
・愛情の押し付け
・恋人気分が抜けていない
・復縁したいオーラが出まくっている
この3つの、どれか一つでも垣間見えると、彼(彼女)はもうたちまち、思春期の頃のあなたのように
「あー!面倒くさい!!」と思ってしまいます。
思春期の頃、「子供扱いをするな」と思ったように、
彼(彼女)は「恋人扱いをするな」と思っているかもしれません。
「過度な期待をしないで」と思ったように、彼(彼女)は
「復縁を期待しないで」と警戒しているかもしれません。
「頑張ってるのに・・・」と言われてカーっとなった私のように
「こんなに大切に思っているのに」という愛情が伝わってしまっているのかもしれません。
もし、あなたが「彼(彼女)がウザいと思ってるかも・・・」と
感じるのなら、上の3つの点を振り返ってみてください。
どこかで、どれかが響いていると思います。
逆に言えば、この3つに注意をすることで、
彼(彼女)から「ウザい」と思われる可能性はグーンと減ることになります。
ぜひ、あなたもウザいではなく「愛おしい」と思ってもらえるように
気をつけて彼(彼女)とやり取りをしてみてください。
応援しています。