復縁を進めていく上で、つい焦ってしまったり、タイミングを間違えて相手に距離を置かれてしまうこともあると思います。
そんな時、つい「もうおしまいだ~!!」と思ってしまいがちですが、実際はそこから挽回する事も可能です。
今回は、そんな事例をご紹介します。
『別れた彼女とマイナスからの再スタート』
34歳男性Tさん
Tさんと彼女は同じ職場で働いていました。
周囲にもお付き合いをしていることは公表していて、とても仲良く付き合っていました。
しかし、Tさんが部署を異動し、顔を合わせる機会が減りました。
これまでの職場とは違い、忙しい日々。
帰宅も遅く、休日も仕事で潰れることも増えました。
徐々に彼女からは不満が出てきて、愛情が冷めたと感じ始めました。
ある日、たまたま廊下で彼女を見かけたところ、同僚の男性ととても親しげな感じで話をしていました。
Tさんはピンと来て、彼女に詰め寄りました。
彼女は何も無いと言っていたのですが、Tさんは信じられず「自分が忙しい時に支える気も無く、他に男を作るなんて!」と彼女を罵ってしまいました。
それから全く連絡が取れなくなり、1週間後「別れてください」というメッセージが届きました。
Tさんはメッセージ1つで終わらせるなんて!と彼女を職場へ呼び出しに行きました。
彼女はかなり怒っていて、しばらく顔も見たくないし、二度とこういうことをしないで、と言いました。
それからしばらく、Tさんは彼女を忘れようと努力しましたが、3ヶ月ほど経って、彼女が例の男性とお付き合いを始めたというウワサが耳に入りました。
いても立ってもいられず、Tさんは彼女に連絡をしました。
ただ、いざ電話をしてみると彼女は普通に対応をしてくれて、特に気分を害している感じではありませんでした。
ついTさんは彼とのことを聞きそびれてしまいました。
また、別れ際にあんなに怒っていたのに、意外と話をしてくれるなと思い安心して、その後も彼女に連絡をしました。
彼女は連絡には応じてくれましたが、徐々にそっけない対応をされるようになっていきました。
Tさんは、きっと今の彼氏が関係していると思い、思い切って彼女にウワサを聞いたことを伝えました。
彼女は付き合っていないと言い張るので、Tさんはさらに追及しました。
すると
「あなたにそんなことを言う義務は無いし、彼とは付き合ってない。もう別れたんだし、連絡しないで!!」
と彼女は怒って電話を切ってしまいました。
Tさんは謝ろうと何度も電話をしましたが、彼女は出てくれません。メッセージを送っても返事はありません。
会社でバッタリ会ってもTさんを避けるようになりました。
ここで私はTさんからご相談を頂きました。
まず、Tさんがこじらせてしまった分岐点をお伝えしました。
【1】彼女が楽しくやり取りをしてくれている時に、今の彼の話を振って、相談できるような関係を作らなかった。
【2】彼女の機嫌が悪くなってきた頃に彼の話を持ち出した。
【3】彼女が付き合っていないと言っているのに追求した。
【4】怒っている彼女に何度も連絡をしてしまった。
つまり、ここで逆の行動を取っていればスムーズだったと思います。
ただ、現実は彼女が怒っている状態なので、まずはしばらく何もしない方が良いとお伝えしました。
まずは2~3ヶ月彼女とは無理に接触しようとせず、廊下で会った時にも彼女がこちらを見ない限りは何もしない。
目が合えばさすがに無視をするのは不自然なので、挨拶程度にとどめておく事。
こうして、Tさんは彼女に何もできない状態で時間を置かざるを得ませんでした。
その間、彼女のウワサが入りました。
例の男性とはお付き合いをしていたが、その男性がアッサリ他の女性を好きになり振られた、とのことでした。
彼女がTさんに付き合っていないと言った時期は、ちょうど彼女は彼に振られていた頃でした。
それを知って、Tさんは、自分がいかに無神経なことをしたのかと思い知りました。
Tさんは「しばらく彼女をそっとしておきたい」とおっしゃいました。
しばらくは何もせず、廊下でバッタリ会っても挨拶だけ、という日々が続きました。
3ヶ月ほど経って、ある日久々に彼女にバッタリ会いました。
すると、彼女からTさんに挨拶をしてくれたのです。
これまではTさんが声をかけて慌てて挨拶をする、程度の反応だった状況から、彼女から声をかけてきたのは大進歩でした。
もう怒ってないのかな?と思ったTさんは数日後彼女にメッセージを送ってみました。
彼女からは普通に返信がありました。
そこで、Tさんは彼女の状況をウワサで聞いてしまったということ、自分が浅はかで彼女を傷つけてしまったということを謝罪しました。
彼女は「終わったことだから」と気にしていない風でした。
それから、彼女と楽しくやり取りができるようになったのです。
今度こそ、Tさんは連絡を取りすぎないこと、お互いの今の恋愛についてなど、反省を踏まえてやり取りをするように心がけました。
徐々に彼女も打ち解けてきたため、マニュアルに沿ってもう一歩進めるような話を盛り込んでいきました。
順調に進展していき、Tさんは復縁しました。
一度は彼女に激しく怒られ、避けられるような状態でしたが、そこからでも復縁できたのです。
Tさんは「何度も諦めかけたけど、諦めなくて良かったです」と書いていました。
彼女の態度が変わった理由としては、ゴタゴタが落ち着いて冷静になったこと。
Tさんの謝罪を聞いて、自分のことを大切にしてくれる人なんだなと改めて感じたことでした。
Tさんの彼女への温かい気持ちが彼女に通じたのだろうと思います。
もし、あなたが今、彼(彼女)に冷たくされ、もう復縁なんて無理…と諦めかけていたとしたら。
Tさんの事例をぜひ参考にしてみて下さい。
一生懸命やったことは、きっと結果に繋がると思っています。
しかし、どこかで妥協したり、諦めたら、その望みは叶わないと思うのです。
あなたも大逆転の復縁を掴んでくださいね!
▼どうやって距離を縮めていったのですか?
▼どうしても悪い方へ考えてしまいます・・・
と思われる方は当サイトを参考にして下さい。