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【実録】結婚できないから別れたい、と言われた彼女が復縁するまで(第5話)


 
※実際の復縁までのやり取りをもとに、物語風に編集してみました。個人情報保護の観点から、内容やお名前などについては一部変更しています。
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【実録】結婚できないから別れたい、と言われた彼女が復縁するまで(第5話)

 連絡を取り合っていたので、てっきりケンタはフリーだと思っていたのに、実は彼女がいた…。

 この事実が私に重く重くのしかかっていた。

 浅海さんには彼女がいることは決してマイナスではないと励ましてもらえたけれど、頭で理解していても、あんなに優しいのに他にも女性がいるなんてと考えると、彼がよく分からなくなった。

 そんな中、共通の友人の結婚式があり、彼は欠席だったので結婚式の様子を写真付きで連絡をしてみた。

 彼からは「ミカ、キレイだね~」と褒めてもらった。彼の友人も結婚ラッシュで結婚式の参加も多いということを教えてくれた。

 それから少しして、珍しく彼から連絡が来た。

 同僚の誕生日が近いから職場でプレゼントを渡すことになり、プレゼントを買ってくる担当になったけれど何が良いか、という相談でした。

 何となくそれは嘘で彼女なんじゃないかな…と思ったのですが、そう返すと嫌な女になりそうだったので、色々提案をしました。

 彼はとても喜んでくれました。でも、買ったことないものばかりでどこに行けばよいのかとか、お勧めのものなど色々聞かれました。

 私は悲しい気持ちと役に立ちたい気持ちと、自分でもよく分からない感情だったけど、きっと少しだけ「役に立ちたい」が勝ったのだろう。彼にかなり細かくアドバイスをした。

 それから少しして、彼はとても喜んでくれたと嬉しそうに報告してくれた。
そして、お礼にどこか行きたいところに連れて行ってあげると提案してくれた。

 車を出すから、と言うので私は二人で最初にデートに行った海岸沿いのドライブコースを指定した。
 彼女のプレゼントを元彼女に相談する神経も少し信じられない気がしていたし、そのお礼に二人で会おうというのも彼らしくない気がして、何だか私は少しイライラしてしまった。

 だからわざと、思い出の場所を口にしてしまったのだ。

 でも彼は少し考えて通話中に言った。

「二人で初めていった場所だよね。懐かしいな~。いいよ、そこにしよう。丁度いいと思う。」

 何が丁度いいのか、私は急に怖くなった。

 もう連絡しないとか、会わないという話をされるのだろうか。
 彼の婚約とか、彼女との進展を聞かされるのだろうか。

 浅海さんに相談をすると、「大丈夫。流れからしてそんな感じではないから楽しむことだけ考えて行ってきたほうが良い」と返ってきた。

 そうか、と我に返った。

 分からないことで不安になるより、目の前の彼と楽しい時間を過ごすことを優先しようと思った。

 そして、その日がやってきた。

 とても楽しい雰囲気で、付き合っていた頃のように彼も手をつないでくれたり、食べ物を分け合ったり。

 店員の方に「彼女さん」と言われても彼は否定しなかった。面倒なだけかなと思っていたけど、ちょっと嬉しかった。

 私はやはり、心配ばかりしていても仕方ないなと思った。そして彼女がいても自分が頑張って取り戻していかなくちゃと改めて感じていた。

 帰り際も、前来たときの話で盛り上がった。

 「ミカが海に落ちそうになって本当に驚いた」と楽しそうに話してくれたから、私も思わず「あのときは楽しかったなー」と言ってしまった。

 すると彼が急に黙ってしまった。

 車内が急にピリっとした空気になり、私は自分が失言をしたのかと変な汗が出てきた…。

 しばらくして彼が
「あのまま付き合ってたら、自分たちはどうなってたんだろうね」
と聞いてきた。そして
「ミカは俺とやり直したいと思ったこと、ある?」
と聞かれた。

 私は、どう答えるのが正解なのか、彼はなぜそんなことを聞くのか、よく分からなくなってグルグル考えたけれど、結局本音しか言えなかった。

「どうなってたかは、正直分からない。でも一度別れたことで私は見えたものが沢山あったの。だから今は別れてよかったと思ってる。ケンタとやり直したいと思ったことは、あるよ。やっぱり、ケンタは素敵だもん。」

 彼は嬉しそうにニカっと笑ってみせた。

 その意味がよく分からず、私はただただ、ポカンと彼の顔を見ていたと思う。

 そして彼は言った。
「運転中じゃなかったら抱きしめてるなー」

「え?どういうこと?」と私が相変わらずぽかんと彼を見ていると、彼は前を向いたまま言った。

「あまり急ぐのは良くないなと思ったんだけど。実は、この前ミカとドライブに行く約束したあとすぐ、彼女と別れたんだ。
 自分からミカと振っておいて本当に自分勝手だって分かってるんだけど、やっぱりミカといると自分らしい俺でいられる気がする。
 だから、ミカが嫌じゃなければ、やり直したいんだ。」

 私は嬉しすぎて心臓がバクバクと鳴っていて、彼にも何を返せば良いのかわからないし、涙が溢れて嗚咽で言葉が出なくて、ただただ頷いて、どうこの喜びを表現したら良いのか分からなかった。

 彼は何も言わず首を振り続けている私に
「それは、OKということなのかな…」
と嬉しそうにつぶやいた。
 
 
 その後、私が落ち着いたあと、彼は話してくれた。
 別れた後も連絡が来ることに対して、復縁したいと思っているという確信はなかったけれど、会いたいのかなーとか、連絡がほしいのかなーと思っていたそうだ。
 それに対して彼女がいる身だから断ればよかったのだけれど、何だかそれもできず、自分がずるい人間だなと思っていたらしい。

 そしてある日、私からの連絡を待っている自分に気づいたと。連絡が来ることが嬉しいと感じていたと。
 彼女からの連絡は義務になっていて、私からの連絡ほどの高揚感がなかったと。

 だから、自分の気持ちは決まったと教えてくれた。

 でも何よりも、別れ話しの時に、父親像が分からないと言った彼に対して私が「私も子供ができたら母親1年目だから、一緒だよ。一緒に頑張ろうよ」と縋ったセリフがずっと頭から離れなかったそうです。

 それが忘れられなくて、何となく頭のどこかにずっとミカがいた、と言ってくれた。

 離れて分かったことが自分もたくさんあったと。どれだけ大切に思われていたか、他の人と付き合ってみて気づいたことがたくさんあったと。

 そして復縁後、1ヶ月。

 彼は私に「結婚しよう」と言ってくれた。

 今思うのは、どんな形であっても、相手への愛情や気持ちは必ず届くということ。

 自分の気持ちが揺るがなければ、きっと届く。
 自分を信じて頑張ることが大切なんだ。

 私は、彼と幸せな家庭を築きたいと、今、本当に幸せだと感じている。

(おわり)

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