「復縁には冷却期間が必要」
あなたも、これはよくノウハウの一つとして見かけるかもしれません。
ですが、実際にご相談を拝見していると、知っていても
「自分の場合は違うかも」という思いから、冷却期間を
取れないケースが増えています。
また、なぜ冷却期間が必要なのか、ということを知らないまま
距離だけ置こうとし、チャンスを見逃しているケースも有ります。
そこで、今日は冷却期間についてきちんとお伝えしたいと思います。
まず、冷却期間を置いていないケースとして、よく目にするのは・・・
1.相手の反応が悪くないので気にしていない
2.距離を置くと気持ちが離れるという不安から
3.よく顔を合わせる環境なので、物理的に不可能
という3パターンが有ります。
1の場合はよくわかります。
確かに相手が嫌がっていないのなら、無理に距離を置く必要は
無いと思いますよね。
私もそれには賛成です。
相手がこれまでのように連絡を取ったりしたいと思っているなら
その意見を尊重してあげたほうが良いと思います。
ただ、このケースで問題点があります。
それは、「最初は連絡をとってたのに、徐々に嫌がられるようになった」
というケースが多いことです。
ここには、きちんと理由があるのですが、それを挙げて改善策を
書いていると長くなるので割愛します。
あなたに注意していただきたいのは、相手の反応が悪くない
その理由をきちんと見極めていただきたいということです。
相手が別れた後も優しく対応してくれるには、2つ理由があります。
1つは、あなたと連絡を取るのは気にならないので
普通に対応してくれている、ということ。
もう一つは、急に冷たくするのは申し訳ないという思いから
あなたに気を使っているケースです。
この後者の場合は、徐々に反応が悪くなることが多いです。
ですから、なぜ彼(彼女)が優しく対応してくれているのか
という理由をきちんと見極めましょう。
そして、もし義理や気を使って対応をしているのなら、あまり
ガンガン連絡をとりあうよりは、少し遠慮したほうが良いでしょう。
次に、冷却期間を置いていないケースとして
2.距離を置くと気持ちが離れるという不安から です。
これはご相談を拝見していても、とても多いです。
「連絡をしないと忘れられそうで・・・」
「つながってないとどんどん興味を失う人なんです」
などなど、理由は様々です。
ですが、これらは全て、ご自分の気持ちが弱い、
と考えたほうが良いでしょう。
なぜなら、気持ちが離れているので別れたのだと思います。
ということは、すでに気持ちは離れています。
それなのに「気持ちが離れるから不安」というのは矛盾して
いると思いませんか?
また、そもそも冷却期間を置く理由というのは、
なぜでしょうか。
実は、冷却期間を置くのは
「お互いに冷静になるため」
という理由もありますが、もう一つ、大きな理由があります。
それは、
「あなたとのお付き合いを過去にし、悪い印象を消すため」
という理由です。
私の復縁マニュアルをお持ちの方は、なぜなのか、という
事がよくお分かりだと思います。
ちゃんと理由があるのですが、時間を置くことで、あなたと
彼(彼女)のお付き合いは少し印象が変わります。
このことを理解しないまま「冷却期間は冷静になるため」
だと思っていると
「もう冷静だから大丈夫」
と勝手に自己判断してしまいます。
ですが、そうではないのです。
話が少し脱線していますが、理由があって距離を置く必要が
あるということを理解してみましょう。
そして、あなたの状況が「1」で述べたように
連絡をとっても問題ない状態でなければ、基本的に少し距離を
置いてみたほうが良い場合も多いです。
そして3つ目。
よく顔を合わせるので物理的に不可能。という点。
これは確かに物理的には不可能です。
ただ、よく会うからこそ、これまでとは違うあなたを
見せられるチャンスだと思うのです。
話しかける回数を減らすとか、挨拶だけに留めるとか。
他の人で足りることなら他の人にお願いするとか。
仕事上、どうしても難しい場合(同じ業務をやっているなど)
だったとしても、なるべく当たり障りない会話をするなど、
色々対策はあります。
大切なのは、関係性が変わったことをお互いに認識できる
接し方をする、ということです。
プライベートでの連絡を止めることも大切です。
冷却期間は、義務ではありません。
ですが、理由と今後のことを考えると、置いてみたほうが
良いのかなということにお気づきだと思います。
今後の復縁の展開をスムーズに持っていくために、
今の状態がある、と思ったなら、楽しく取り組めるのでは
ないでしょうか。
復縁報告を拝見していると、やはり冷却期間に自分磨きを
頑張ってみたという内容や、冷静になれた、という内容を
本当に多く目にします。
ということは、「この時期は連絡を断つ」と決めたなら、
それをきちんと実行できる自分、というものも大切なのかなと
思うのです。
ぜひ、あなたもご自分のためにあえて今、動かないという
選択肢を大切にしてみてください。
頑張りましょう。