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※実際の復縁までのやり取りをもとに、物語風に編集してみました。個人情報保護の観点から、内容やお名前などについては一部変更しています。
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【実録】結婚できないから別れたい、と言われた彼女が復縁するまで(第1話)

 梅雨の合間の気持ちよく晴れた日だった。
 久々に彼から「ちょっと時間とって会おうよ」という提案をもらった。
 私は足取りも軽く、待ち合わせ場所に向かっていた。

 途中、彼から少し遅れるという連絡が入ったけど、仕事も忙しい中で時間をとってくれたことに嬉しかった私は、いいよ、気にしないでと返し、待ち合わせ場所に向かった。

 何も気付いてなかった。
 彼の気持ちも、これから起こることも、何も知らず、ただ嬉しくて待っていた。

 15分ほど遅れて彼がやってきた。
 笑顔で迎えたけれど、いつもと少し様子が違うことにすぐ気付く。

「何か飲む?」
と聞くと、彼は目を合わせないまま
「同じものを頼むね」
と、店員さんを呼び、手際よく注文した。

・・・おかしい。

 優柔不断の彼。いつもメニューを決める時には呆れるくらいに悩むのが日常だった。
 違和感をおぼえつつも、それを払拭したくて私は話を振った。
「そういえば、前に紹介した友達のカナちゃん。覚えてる?」
 注文を終えたくせにメニューから目を離さないまま、彼は
「あ、覚えてるよ。看護師やってる子だよね」
と早口に答えた。相変わらず、表情は曇ったままだった。
「そうそう、カナちゃん。もうすぐ赤ちゃんが産まれるんだよ!すごいよね~。めっちゃ楽しみ」
 明るい話題なら気持ちも上向くのかな、とハイテンションで続けた。
「そっか。カナちゃん、お母さんになるんだね」
 ようやく顔を上げ、彼がくしゃっと笑った。
 どことなく困った顔の彼に、私は急に不安になる。

 なにか、変。やっぱり、変。

 しばらく沈黙が続く。
 彼は相変わらず曇った表情で、せわしなくスマホをいじってみたり、外を見てため息を付いたり。
 私は思い切って聞いてみた。
「どうしたの?なにか、あった?」

 そこから先のことは、ショックすぎて曖昧で、よく思い出せない。
 思い出せるのは、彼の悲しい顔と
「結婚は考えられない。ミカは悪くない。」
という言葉だ。
 とにかくパニックで、彼が何を言い出したのか、なぜ急にそんなことになったのか。
 その日、どうやって自宅まで帰ったのか。
 よく分からないけれど、その日、私と彼は5年半の付き合いを終えることになった。

 私、ミカと彼、ケンタは学生時代からの付き合いで、かれこれ5年以上の仲になる。
 友達の彼の友達、という関係で、最初は、それ以上でも、それ以下でもなかった。
 何となく良い人だなとは思っていた。いつも穏やかで、ホワっと周りを包み込んでくれるような人だった。
 そんな彼に、自分が恋心を抱いていると気づくのは、出会って半年以上経過した頃だった。
 課題の点数が悪く、落ち込んでいる私に、彼は
「一緒に勉強する?俺もちょっと点数ヤバいから」
と言ってくれて、びっくりしたけど、すごく嬉しかった。
 そして二人でファストフード店の端っこで勉強をすること。
 彼の優しいところや、温かいところ。笑った顔が大好きでだった。
 気付けば、大好きになっていた。

 友達に相談する勇気もなく、自分から告白する勇気もなく、自分の気持ちは分かっているのに、前に進めないままモヤモヤしていた。
 でもそんな私をケンタは好きだと言ってくれた。驚いた。まさか両思いだなんて思っていなかったから、奇跡のようだった。

 彼はとても優しくて、いつも私を大切にしてくれた。私たちは本当に楽しく付き合っていた。
 お互い社会人になっても、その関係は変わらなかった。
 似たようや職種に就いたこともあり、仕事の話も共通の話題に加わった。
 何もかもが順調だった。

 自然と将来の話も出るようになり、お互い仕事で一人前になったら、結婚しようと話し合っていた。
 私は安心しきっていたのかもしれない。
 ケンタの不安に気付いてあげられなかった。
 彼は、母子家庭で育ち、父親の愛情を知らなかった。だから、父親になる、夫になる、ということがイメージできず、静かに苦しんでいたのだ。
 そんなこと、私は全く気付いていなかった。
 気づかずに、いいお父さんになりそうだよね、と褒め言葉のつもりで、彼にプレッシャーを与えてしまっていたのだ。
 もっと彼のことを考えてあげられていたら。
 もっと彼の気持ちに寄り添ってあげられたら。
 違う結果になっていたかもしれない。

 何度考えても、後悔しか浮かんでこないまま、何日も何日も、私は泣き続けた。
 もう、あの優しい彼は戻ってこない。
 絶望感と先の見えない不安と、失ってしまったものの大きさに、立ち直れないまま、毎日仕事をし、食べ物の味も分からないまま喉を通り、寝て、起きて、仕事して・・・と淡々と繰り返す日々だった。

 その日も、ただ1日が過ぎていった。
 ふと、以前彼と立ち寄った本屋が目に入った。
 マンガ好きの彼が、新刊が出るとそこに行きたがるので、二人でよく通った本屋だった。
 どこかに彼がいるような気がして、フラっと入っていった。
 そこで目に入ってきたのが「復縁」という文字だった。
 いつも通り過ぎるだけのエッセイコーナーに平積みにされていた、少女漫画のような表紙の本。そこに書かれていた『復縁』の二文字に私の目が釘付けになった。
 急に、視界が開けたような気がした。
 なぜ気づかなかったのか。
 なぜ終わったと諦めてしまっていたのか。
 まだ、私にもやれることがあるかもしれない。

 すがるような思いで、その本を手にし、急いで自宅に戻った。
 私の知りたいことが、そこには書かれていた。諦めなくていいと、背中を押してくれるような気がした。
 本当に好きなら、取り返せばいいだけだと。後悔しているなら、次は自分が幸せにすれば良いのだと。
 なぜ、気づかなかったのだろうか。

 私は決めた。
 彼と復縁する。
 こんなに好きになる人は、もう二度と出会えないと確信していたから。

 気付けば、季節は梅雨から夏になろうとしていた。遠くで花火をする子どもたちの元気な声が聞こえてきた。
 
 きっとできる。
 きっと頑張れる。

 なぜそう思ったのか、私には前向きな未来がハッキリと見えた気がした。

 こうして、私の復縁という旅が始まった。

(つづく)

▼私でも復縁できますか?
▼諦められない気持ちをどうすれば良いですか?

と思われる方は当サイトを参考にして下さい。

⇒復縁マニュアル(女性版)はこちら

⇒復縁マニュアル(男性版)はこちら


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