ご相談を拝見していると、よく
「彼に振り回されている気がします・・・」
「彼女の対応に一喜一憂するのでストレスです」
といったご意見を目にします。
確かに、相手の反応は気になると思います。
良い反応なら嬉しいですし、逆に薄い反応だと悲しくなります。
そして、そのように相手の反応で自分の気持ちが左右されるのは
とてもストレスかもしれません。
できれば、もっと心穏やかに過ごしたいと思うでしょう。
また、それを繰り返していると、何だかだんだん
相手はわざと、自分にそのような接し方をしているのではないか
と憎悪すら生まれてしまうことがあるようです。
ですが、本当はそんなに難しいことではないでしょう。
大抵の場合は、相手は何も考えず、気分で対応していることが
ほとんどだと思うのです。
ちょっとヒマで寂しいなと思っているタイミングであなたから
メールが来たなら、気分よく対応してくれるでしょう。
逆に、友達と楽しく過ごしている最中や、仕事が忙しい時に
あなたからメールが来たなら、面倒に思い、スルーするかもしれません。
結局のところ、難しいことを考えてみたところで
相手の気分次第、という面もあると思います。
そう考えていると、何だか相手の気分程度に一喜一憂している
自分がバカらしくなってくることもあるでしょう。
「なんで、そんな振り回されてるんだろう」と悲しく
なることもあるかもしれません。
そして、そんな扱いを受けているにもかかわらず
彼（彼女）を諦められない自分に嫌気が差すかもしれません。
もしあなたが、そのような精神状態に陥っているなら。
ちょっと考え方を変えてみましょう。
そもそも、なぜ相手からの連絡に一喜一憂するのでしょうか？
どうなれば、一喜一憂しないのでしょうか？
考えてみると気づくと思います。
一喜一憂してしまうのは、あなたが彼（彼女）のことを
好きだからです。
大切な人だからこそ、嬉しかったり悲しかったりと、
感情が揺さぶられるのだと思います。
もしこれが、どうでも良い相手ならどうでしょうか。
おそらく、そんなに動揺しないでしょう。
彼（彼女）とお付き合いを始める前を少し想像してみて
頂きたいのですが、意識しているからこそ、相手からの
連絡にワクワクしていたと思います。
同じように、今も大好きだからこそ嬉しかったり、
連絡が来ないと悲しいのだと思います。
ということは、一喜一憂しなくなる＝愛情が薄れる
ということなのかもしれません。
それなら、復縁したいと思っているあなたが、相手の連絡に
一喜一憂してしまうのは、当然だと思うのです。
まずは、一喜一憂する自分に辟易するのではなく
「あぁ、やっぱり好きなんだなぁ」と自分の感情を冷静に
捉えることが大切だと思います。
では、好きだからもう、一喜一憂するのは仕方ないと
ストレスが溜まることを諦めるしか無いのでしょうか。
基本的には、そういうものだ、と捉えたほうが
気持ちはらくだと思います。
大切なのは、嬉しかったり、悲しかったりした瞬間よりも
その後です。
感情のままに行動してしまうのか、冷静に捉えて
落ち着いた対応ができるのか。
こちらがとっても大切だと思います。
というのも、やはり復縁を成功させていらっしゃる方の多くは、
相手の反応の「次の対応」が噛み合っていることが多いです。
相手から良い反応が来たからと、喜びのあまり長文のメールを
送ってしまったり、急に馴れ馴れしく返信を書いたり。
そういうことをせず、冷静に対応しています。
逆に、相手から返信がないからと、催促するようなメールを
送ってしまったり「もう連絡しないね」と半ギレのメールを
送ったりしてしまう。
これも一喜一憂の次の行動になります。
一喜一憂してしまうのは仕方ありません。
それだけ好きなのですから。
大切なのは、その次の一手。
あなたの感情はよく分かります。
ですが、感情のままに動いてしまうと、自分中心だと
思われてしまいますよね。
あなたの感情もとっても大切ですが、相手にも感情があります。
そして復縁を考えるのなら、自分の感情よりも相手の感情が
復縁に向かって動かないと実現できませんよね。
ですから、大切なのは相手の感情だと思うのです。
あなたが感情のままに行動をするよりは、相手の感情を
うまく操れる方が動きやすいでしょう。
そのために、あなたの行動が大切になってきます。
それを「振り回されてる」と思ってしまうと、そもそも
恋ができなくなってしまいます。
恋は振り回されるものです。
相手があなたにもう一度恋をすれば、相手だってきっと
あなたに振り回されてしまうはずです。
なぜ振り回されるのか。
それは、自分中心ではなく「相手によく思われたい」と
思っているからです。
それがとっても大切な感情です。
よく思われたい、と思わなければ、恋愛は長続きしないと
思うからです。
なので、振り回される、とネガティブに捉えるのではなく
「好きなんだなぁ～」と噛み締めてください（笑）
そして、その気持ちを成就させられるように、あえて
冷静に対応していきましょう。
頑張りましょうね！
